マダム・クニコの映画解体新書

コピーライターが、現代思想とフェミニズムの視点で分析する、ひと味違う映画評。ネタバレ注意!

フェミニズムから観た「葦牙(あしかび)」&「プレシャス」  

2010-05-29 | 映画分析
児童虐待をテーマにした話題の2作品。前者は岩手県の児童養護施設が舞台のドキュメンタリーで、昨年度のキネ旬文化映画部門6位受賞、後者は米国の女性作家の小説を素材にしたアメリカ映画で、各国の映画賞を総なめにした。 葦牙-あしかび- こどもが拓く未来 - goo 映画 プレシャス - goo 映画  双方とも現代社会の暗部をさらけ出した良質の作品ではあるが、違和感を憶えた。被虐待児たちが自力で未来 . . . 本文を読む