マダム・クニコの映画解体新書

コピーライターが、現代思想とフェミニズムの視点で分析する、ひと味違う映画評。ネタバレ注意!

無花果の顔/見えないものこそ

2007-01-12 | 映画分析
 不思議な作品である。観ている最中も、観た後も、奇妙な気分に浸される。  目に見えるものと見えないもの、生と死、現在と過去、自己と他者、女と男、人間と動物・・・。  これらをすべて同じ位置から捉えた、”境界のない感覚”とでもいおうか。 . . . 本文を読む

2006年度映画マイベスト10

2007-01-06 | 2006年度映画ベスト10
2006年に劇場・ホール・試写室で鑑賞した145本の中で、日本映画と外国映画それぞれベスト10を選んでみました。 ・日本映画   三年身籠る  ゆれる  ヨコハマメリー  カミユなんて知らない  LOFT  エリエリ・レマ・サバクタニ  ストロベリーショートケークス  かもめ食堂  死者の書  diarピョンヤン 「ワースト3」  The 有頂天ホテル  あおげば尊し  間宮兄弟 . . . 本文を読む