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マダム・クニコの映画解体新書

コピーライターが、現代思想とフェミニズムの視点で分析する、ひと味違う映画評。ネタバレ注意!

2004年度映画 ベストテン

2005-05-03 | 2004年度映画ベスト10
 劇場公開映画の中から日本映画・外国映画各5本、読み解きの面白さで選んでみた。 ・日本映画 「誰も知らない」  余分なものを削ぎ落とし、子供の視点で虐待を検証している。母の不在を受容することで、逆にユートピアを構築しようとする子供たち。アウトロー故に既成概念とは異なる彼らの行動は、大人たちをワクワクさせてくれる。 「ヴァイブレータ」  物書きの女と話好きな男。「言葉」は普遍的なものにならない . . . 本文を読む