マダム・クニコの映画解体新書

コピーライターが、現代思想とフェミニズムの視点で分析する、ひと味違う映画評。ネタバレ注意!

めがね /自由&存在

2007-12-08 | 映画分析
技術的な世界解釈である「近代形而上学(科学文明至上主義)」と対極にあるテーマ「脱構築」を孕む。常に根拠(始まり)を追及して、結末をつけようとする「理論中心主義」に疑問符を突きつけ、「自由」と「存在」の真の意味を考えさせる力作だ。 goo 映画 私たちは、気がつけばいつの間にか日常の行為や経験をしている。何か固定された法則にしたがってやっているのではない。  私たちが行為や経験をしている世界 . . . 本文を読む