マダム・クニコの映画解体新書

コピーライターが、現代思想とフェミニズムの視点で分析する、ひと味違う映画評。ネタバレ注意!

1000年の山古志/再生と創造

2009-11-07 | 映画分析
完成度の高い骨太な作品だ。 テーマの捉え方はもちろん、ビジュアルも音楽も非のうちどころがない傑作。 ドキュメンタリー映画の好きな私には、ダムに沈んだ岐阜県徳山村を撮った「水になった村(写真家の大西暢夫監督作品)」とともに、生涯の記録映画ベストテンに入れたいほどの収穫である。 goo 映画 「水になった村」と重なる部分が多い。 豊かで美しい自然。 その恵みに感謝しながら、慎ましく生きる人々。 先祖か . . . 本文を読む