【ボロブドゥール寺院遺跡】
8~9世紀に建造された仏教寺院の遺跡であり、ユネスコの世界遺産に登録されています。カンボジアのアンコール遺跡群、ミャンマーのパガン遺跡とならび、アジアの三大仏教遺跡のひとつと言われています。
ボロブドゥールにご対面 感激の瞬間です!
ボロブドゥール見学の早朝ツアーを申し込み、朝5時 宿のロビーで待っていると迎えの車が来て、他に白人のカップル2組と一緒にボロブドゥールを目指します。約1時間で到着、もうすっかり明るくなり爽やかで気持ちのいいお天気です。
6時開門なのでちょうどいい時間に着くと、もうすでにゲートの前には20~30人の観光客(ほとんど外人)が待っていました。
階段を上がり近づくに連れだんだん大きく見えてくる遺跡に圧倒されます。
こんなにも大きかったのかと改めてダイナミックさを実感。安山岩のブロックを積み重ねただけの「空積み」とか、この精巧さには驚きます。
入り口で記念撮影
どんどん上がってくる観光客を静かに見守る仏像
優しい雰囲気が漂います。
4層構造の回廊になっていて、第一回廊の壁のレリーフはブッダの生涯の物語が描かれています。私が読んだブッダの本といえば、手塚治虫の「ブッダ」ですが面白くて2度も読みました(笑)
壁面はすべてこんなレリーフです。
ここにも首を落とされた仏像がありました。 一説にはオランダ人がコレクションのために持ち帰ったとか言われているそうですが、別の意味もあると思います。 次に続きます。
ジョグジャカルタからバスで1時間ほど南に行ったパラントリティスという海の町へ来ました。 砂浜の入口に立つでっかい看板にびっくり、左端のAの下に男性が座っているのが小さいこと!
インド洋に面した海岸線は長くて砂浜もきれいなのですが、波が荒いので遊泳禁止です。それでも週末は人出も多くなり、子供連れの家族や若者たちやカップルで賑わっていました。
この海岸は砂が細かくてきれいなので 打ち寄せる波の強さによって砂浜が静かな水面のようになる瞬間があり、走る馬車や夕日を撮った写真が有名です。
でも馬車はなかなか水の上を走ってくれないし、夕日もあっという間に落ちてしまうので両方撮りたいと思ってもタイミングが合わなくてがっかりしてしまうわけです(´・_・`)
馬車や乗馬の他にもサンドバギーで走り回る若者たち。トウモロコシ屋さんやおでんみたいな食べ物屋さんとか、サングラス屋さん、写真屋さん、似顔絵屋さん、タトゥー屋さんなどいろいろいましたが、私はすでにサングラスをかけて首にカメラをぶら下げているので声はかけられませんでした(*^^*)
泳ぐことは出来なくても、服のままで はしゃぐイスラムの女の子たちは全身ずぶ濡れで波打ち際に寝そべっています。 人前で肌を見せてはいけない彼女たちが海に来てどうするんだろう?と思っていたら、こうなっていました(笑)
ひざ上まで来る波を気にもせず、チャンスを狙うTASHIさんです。どんな写真が撮れたでしょうか?「タシデレ写真館」で見て下さい。 私も頑張ってパシャパシャ撮りましたが成果はこんなもんです^^;
きれいなマジックアワーも見れたので、明日からまたいいことありそう(^^)
ジョグジャカルタで一番賑やかなマリオボロ通り。
ショッピングモールや商店街があるだけでなく、広い舗道にはこれでもかというほど大量に並べられた洋服屋さんや食べ物の屋台やお土産物屋さんと、またその隙間にはバイクが所狭しと駐車してあり歩くのも骨が折れます^^;
マリオボロ通りの南入り口すぐにある有名店「ミロタ バティック」
バティック(ロウケツ染め)にはアートバティックのほかに、型押しを使って安くできるバティックがあり、洋服やかわいい小物が作られているのでお土産にするにはちょうどいい感じです。
店内で実演もしています。
ペンケース
小銭入れ? 小物類は見ているだけでも楽しいです♪
街を歩けばベチャのおじさんたちが、王宮へ行くか?バティックを見に行くか?と声をかけてきます。ジャワ島の伝統文化であるバティック(ロウケツ染め)はジョグジャカルタとソロが名産地として有名です。バティック製品の服や小物の店だけでなく、製造工程を見学できる工房もたくさんあります。
店の奥に工房があり、飾って愉しむ絵画のアートバティックを作っていました。一枚ずつ手作りの分業作業で、ロウを溶かして描くため横には火にかけたロウ鍋があって暑そうです。
バティック・フェスティバルがあるというので行ってみると、みんな客引きで連れて来られたらしく、旅行者でいっぱいになっていました。ここでも実演をしていました。
一枚ずつ手描きで何度もロウで描いては色を入れていってこんなステキな絵になるんですね!
ジョグジャで晩ごはんを食べるならこのワルン(食堂)
見て下さいこの料理の多いこと! しかもおいしい! 17時からオープンで30種類くらいの料理が並んでいます。
これまでもタイやマレーシアにもあった形のご飯屋さんと同じで、ジャワ島に来て久しぶりに美味しいと思えるご飯屋さんを見つけられて幸せな気分です。
王宮の東側にあり、ほとんどのお客さんは地元の人たちで外人は私たちだけという感じ^^;
私のお皿はフライドチキン、サテ(焼き鳥)、青菜炒め、春雨。そして夫のは天ぷら、シュウマイ、ナスのピリ辛煮、インゲンとニンジン煮、フライドエッグ 見えませんが下にはご飯が欲しいだけ入っています(自分で盛るので)(;^_^A
それにエステー(アイスティー)を二人分付けて 30,000ルピア(300円)前後です。
私のお気に入りはこの左側にある「テンペ」 発酵した大豆を固めて揚げたもので、ジャワではワルンの店先にはよく置いてあります。 右のはタフと言って豆腐のことなんですが揚げてあるので厚揚げです。ジャワの人はタフと青唐辛子をかじりながらおやつにしています。
ジャワ島を代表する観光地 ジョグジャカルタへ来ました。さすがに外人だらけです(^^)
ジョグジャカルタはソロと同じ古都なので王宮があり、その周りにも時代の面影を遺す王宮の遺跡があって、普通に人々が生活しているところに地下道があったりして驚きます。そんな路地を歩いていると歴史を感じたり発見もあり楽しい街です。
そして郊外には世界遺産のボロブドゥール寺院とプランバナン寺院遺跡群があり見所満載なのが楽しみです。
<タマン・サリ>
タマン・サリとは王宮の西側にある水の離宮のことで池があります。王様は池で水浴びをする女性たちを小窓から眺め、気に入った女性を選んでいたそうです。さすが王様ずいぶん優雅だったんですね^^;
前庭を過ぎると階段の下に池が見えます。
昔はもちろんきれいだったと思いますが、今はちょっと…
一番高い窓から見下ろすとこんな感じです。王様になった気分で覗いてみました^^;
タマン・サリの近くにある地下モスクとして使われていたという回廊。 窓の外は普通の民家が並んでいます。
『バクソ』名前はアレですがおいしい肉団子のスープです♪
BAKSO、はマレーシアにもありましたが、マレーシアでバクソというと「は?」という顔をされて、バッソと言い直すとわかってくれました。国によって発音がちがうんですね。
これはソロの巨大屋台街のバクソですが、バリで食べた時の方が美味しかった^^;
もともとインドネシアの料理で、思ったより硬めの牛肉のすり身の肉団子にビーフンやパリパリに揚げたせんべいのようなものなどをトッピングしています。肉団子の大きさはいろいろで、テニスボールほどもあるものから一口大のものまで、すり身の材料もとり肉、魚などがあります。それから最後にパクチーをそえると完璧です!
バクソ屋さんはワルン(食堂)だけでなく屋台でも買えるので、小腹が空いたときとかにちょうどいい感じです。
バリのウブドで会ったバクソ売りのお兄さん
こちらは小さめサイズの肉団子です。スープも肉団子もとっても美味しかったです。
スクー寺院を見た後は、タワンマングという町まで山道を下るのも景色が良くて気持ちがいいと聞いたので、緑の茶畑と田園風景を楽しみに歩くことにしました。
山歩きは2時間くらいと聞いていたのですが、少し曇っていて歩きやすそうだったので、これなら楽だなと歩き始めるとすぐに急な下り坂があらわれました。いきなり下ってしまったら次はまた上りじゃないのッ?? 案の定スクー寺院へ来た時となんら変わらない上りが待っていました。しかも下ったと思ったらまた上りの連続です。急な坂なので下る時も膝に負担がかかって辛いわけです。
でも途中の景色は良くて、こんな畑が見えると思わず お~ッと叫んでしまいました(笑) 急な傾斜の山肌にびっしりと野菜の畑があります。トマト、にんじん、ネギ、キャベツなど一面の畑は壮観でした! お天気が曇っていてきれいな写真が撮れないのが残念です。
ネギの畑
山越え谷越えと歩いて、いくつの山を越えたのかわかりませんが一本道というわけではなくて、集落と畑が続く道なので分岐がいくつもあって分岐のたびに迷ってしまいます。でもそんな分岐点の要所にはだいたい村人がいて「タワンマングはこっち?」と聞くことができたので助かりました。案内板はいっさいありません。
途中で冷たい飲み物を買いにお店に行くと、表に並べてあるスプライトを渡されたので、イヤイヤ冷たいのが欲しいというと、首を振るのでびっくりしましたが冷蔵庫が無いみたいでした。炭酸なのに冷えてないなんて考えられませんね^^;
山の途中で会った女学生達
通り過ぎた私達を追いかけて来てモジモジしながら「どこの国ですか?」と質問されました。彼女達は13才で学校が終わって 後ろに停まっているスクールバスで帰るところで、外人と話したのが嬉しかったらしく、みんなニコニコ笑っていました。
結局山歩きは2時間では終わらず30分多く歩いて疲労困憊でした。帰りのバスではグッスリ眠ってしまいました(笑)