ハイテックシティは凄かった

ハイデラバードはIT産業の街でもあります。ハイテックシティは郊外にあるので
まず電車で、その名も「ハイテック・シティ」駅へ、ぜんぜんオシャレじゃなくて普通の駅でした。



そこからリキシャで7キロ離れたところにある「ハイパーショッピングセンター」まで行くと、周りにあるビルは企業の集合体のようなビルと、出来たての真新しいマンションやまだ建築中のビルがいくつも並んでいます。ただ周りの環境的にはまだまだ進んでおらず、舗道が整備中だったり 草やゴミもあり そこはインドです^^;



企業がたくさん入っているビルもオシャレですね。



歩道橋は屋根付きのエスカレーターです。真ん中にあるのがショッピングセンターでレストラン街に行ってみると、首にネームカードを下げた いかにも最先端の仕事をしているらしい欧米人がランチに来ていました。颯爽としてかっこよく見えます^^;
ここで働く人達は、あのステキなマンションに住んで あのビルで働いているのかしら？ (勝手な想像‥)と羨ましく思ってしまいました。

余談ですが、ショッピングセンターの中の飲食店で、衛生面では気を付けているらしく、使い捨てのビニール手袋をはめて食べ物を持ったりしているのを見ました。気を使っているなぁと思ったら、手袋を外さずにお金を受け取ったりするのが見えてしまいました。あ～！それじゃあ自分の手が汚れないだけの手袋じゃないの？ やっぱりインドだなぁ…^^;



ショッピングセンターから見た街並み



こんなマンションに住んでみたいですが、インドに住む気はないので…^^;


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とにかくうるさい ハイデラバード

滞在しているホテルの場所も良くないんですが、車の騒音は今までになくうるさい！ 部屋の窓から見下ろした一方通行の車道です。木が邪魔ですが右の方には信号待ちの大行列！

旧市街にあるハイデラバード・デカン駅前の交差点に近いので交通量が多いんです。
インドはどこへ行ってもそうなんですが、車線はあって無いようなもの。三輪のリキシャは少しでも隙間があれば前へ前へと進んで行くし、 路線バスは超オンボロで排気ガスを吐きながら、でっかい音のクラクションを鳴らしてもっと前へ行けとばかりにピッタピタに付ける。
信号が青に変わればずっと後ろにいるくせに急かしてクラクションを鳴らし続けている。どの車も自慢しているみたいに鳴らすものだからうるさいことこの上ない！ まぁインドだから仕方ないか…(^^;;



その車の隙間を埋めるのはバイクで、2人3人乗りは普通で4人乗りもいる。夕方になるとものすごいラッシュが始まるわけです。歩行者はそれこそあって無いような 消えかかったストライプの横断歩道を渡ったり、信号はめったにないので、この車の切れ目を待って道を渡らないといけないので大変ですが、前だけ見て渡ることにしているんです、そうするとバイクや車の方で上手によけてくれます^^;



ハイデラバードは道路工事の真っ最中だったようで、高架の道路作りと、舗道の整備をしようと思っているらしくてあちこちの道路脇が掘り返されていました。なので埃っぽく、歩きにくくなっているんです。



でも3日目には掘った穴は塞がってました。でもちっともきれいにはなっていないんですけど…まだまだ途中なのか終了なのかはわかりません。



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今日も列車が動かない！？

こんな事は始めてです。何故列車がキャンセルになったのかまったくわからない！窓口で聞いてもキャンセルになったとしか言わないのだ。小耳に挟んだのは大雨のために動かないとか、でもここはいいお天気だし、そもそも雨で列車が動かなくなるなんて意味が分からない。



2日前に予約を取っていたハイデラバード行きの寝台列車、11:55に乗るためにコーチンのエルナクラム駅に向かいました。
10時前には着いたので何番線から乗るのか聞いてみようと思い窓口へ行くと、「その列車は今日はキャンセルです。」と言われた。え！？キャンセルって来ないってこと？ 何？どゆこと？

何をどう言っても列車が無いものはないので、翌日の同じ列車でTATKAL(タッカル)という、前日でもチケットが取れる緊急枠で、値段は高くなるけど取ってもらいました。とりあえず今日は泊まるしかないので、夫が駅の周辺の宿探しに行きましたが、外国人がいるエリアではないので「外人お断り」のホテルが多いらしいのです。そんな中でやっとみつけたのは狭くて蒸し暑い部屋、一泊だけだし と我慢してチェックインしました。



一日 暇になってしまったので、インドでは珍しい大型ショッピングモールへ行くことにしました。バスに乗って15分くらいで「そこに見えてるのがルル・モールだよ」と車掌さんに教えてもらい行ってみると、東南アジアにあるのと変わらない立派なショッピングモールがあり、マックもKFCも映画館もありました。
コーチンでもこんなのがあるんだ とちょっとびっくり！

KFCでチキンバーガーを注文したのですが、やたら待たされた上に、バンズは冷蔵庫から出したように冷たいし、チキンを入れ忘れたかのようなチキン？フライが挟まった最悪の代物でした。 どうせ文句を言っても 何を言ってるの？って顔をされるだけなので ブツブツ言いながら食べましたけど、カーネルおじさんが泣いてるよ（ ; ; ）

そして翌朝、やっと列車に乗れると思いウキウキしながら駅に行くと、またです！ 「その列車キャンセルだよ」とこともなげに言われました。デジャブー？ うっそー！ 今日も大雨なの？線路が浸かってるの？聞きたいことはいっぱいあったけど、来ないものは来ないわけで、もう一回翌日のチケットをとって、また宿探しに行くしかありません。
昨日のホテルは嫌なので、夫が探し回って見つけてくれました。路地裏のホテルですが風通しの良いきれいな部屋だったのでホッとしました。でかしたタシさん！（笑）
ほんの1時間ほど前に荷造りをしたばっかりなのに、また出すなんて もう何なのよッ！と悔しいです（≧∇≦）



ネットでインドのニュースを見てみると、南インドに熱帯低気圧がダブルでやって来たために、大雨が降って洪水になっているとのこと。そんな状況では明日もどうなるかわかりません。
今年7月にバリ島で火山噴火のために足止めされたことを思い出しました。あの時も一週間バリにとどまりましたが、今回もまた天災にやられました 。



そして3日目には列車が動いてくれて やっとハイデラバードに来ることができました。


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バックウォーター 船の旅

ケーララ州の海岸線は入江が複雑な地形を作っていて、海に沿って運河や湖があり、バスの代わりに船が交通手段にもなっています。バックウォーターというのはこのような水郷地域のことを言います。
バルカラから列車でジェッティー(船着場)があるコーラムの町まで行き、そこから船でアレッピーという町をめざします。



コーラムからアレッピーまでは87kmなのですが なんと船で8時間もかかるらしい！ 途中でランチ休憩が30分、ティータイム休憩が20分あるので、船のスピードは時速13kmくらいでしょうか？ なんというゆっくりさ！ マラソン選手の方がよっぽど速いです。
私達は船の2階のデッキの一番前に座っていたので、風を受けてとても気持ちがよく、ゆっくり景色を堪能することができて最高でした。



ずっと川かと思えば湖のように広いところに出たり、川幅も広くなったり狭くなったりして変化に富んでいて、まったく飽きさせません。





何度もいろんな形の橋をくぐりながら行きます。





ケーララにはキリスト教徒が多く、こんな水際にも教会が建っています。



船を下りてランチ休憩があり、体を伸ばしてまた出発です。
お腹いっぱいで気持ちいい風に吹かれて似たような景色を見ていると、いつの間にかウトウトしてしまいました^^;



4時頃にはおやつタイムで船を下りて、チャイを飲んでバナナの天ぷらを食べました♪



ディズニーランドのジャングルクルーズのような雰囲気で、ワニやゾウが出てきそうな感じです。

船から見る夕日を楽しみにしていたのに 激しい雷と雨が降り、無情にも夕日はまったくみえませんでした。
いったいいつ開けるんだ雨季！ 本当に悲しかったです。6時半やっとアレッピーに到着、ちょっと体が固まりました^^;



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安くて美味しいものを探して

【バルカラのバス停】

崖の上のレストランの食事はリゾート価格のため高いので、わざわざバスで町まで出かけてます（笑）
バスに乗るために20分くらいかけて崖の上からバス通りまで歩いて降りて、バスに乗って10分足らずで町です。バス代は一人7ルピー(14円)なので安い^^;

インドへ入ってから出逢って意気投合したミズキくんと一緒に、昼頃から町の食堂をめざして行き、ミールス(ライス＆カレー)とかビリヤーニ(香辛料が効いた炊き込みご飯)を食べて、フルーツジュースを飲んだり、スーパーで買い物をしたりしてまたゆっくり崖の上をめざして帰って行く。こんな毎日が楽しくてしょうがないです(*^^*)




【ビリヤーニ】

左の器に入っているのが一人前のビリヤーニ、中にチキンとゆで卵が入っています。それをお皿に出すと右のようになって、量も多く、ご飯にかなりなスパイスの味でなかなか私は食べきれません。
他にパパル(豆の薄焼きせんべい)と小皿のライタ(サラダ風ヨーグルト)が付いて一人前100ルピー(200円) とお得な安さです^^



ディナーは町まで行くわけにいかないので、ランチで倹約しているぶん少し高いけどレストランへ行きます。さすがにリゾートのレストランだけあって、いい雰囲気の演出をしてくれます。 薄暗い店内にロウソクがひとつ。目の前は夕日が落ちたアラビア海。音楽は耳に心地よく、なんとも贅沢な時間が流れます。

高い料理といっても本当はたいしたことはないんです。贅沢なのはなんと言っても時間なんです。今まで頑張って来たんだからこんな贅沢くらいいいですよね(^^)



カメラを持って歩いていたら海の中から「ハロー！フォト、フォト！」と叫ぶので撮ってあげるとみんな大はしゃぎして喜んでました^^



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バルカラの宿はコテージで贅沢に

リゾート地へ来たのだからリゾートらしい雰囲気の宿に泊まりたい！
中庭があって部屋の前にはくつろぎスペースがあって…というわけで「Bamboo House 」になりました。
といっても私達にとってはちと高め…^^; 2000~3000ルピーの部屋が並ぶ中、ちょっと小さめの部屋に案内してもらって、さらに頑張ってディスカウントして一泊700ルピー(1400円)にしてもらいました^^; タシさんでかした！



部屋の横にはハンモック、玄関の外には籐のイスとテーブル。小さめの部屋といっても我々には十分な広さだし、値段もまあよしと大満足、これで優雅なリゾート気分を味わえる！ とハンモックに乗ってみたら大きな赤いアリがぞろぞろいてびっくり！ 落としてもまたすぐに乗ってくる！仕方ないあきらめました…(・・;)



まっすぐ奥へ抜けるとそこはもう海。感動の景色が広がっています。部屋から波の音が聞こえる距離です。海はいいですね、最近は海を見る機会が多かったのですが、見るたびにその雄大さに感動してしまいます。
果てしなく打ち寄せる波の音を聞きながら ボーッとしていると 癒されているような気がします。



崖の上から眺めるとこんな感じ、ビーチでは荒波にもめげずに泳いでいる人もいます。


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崖の上のリゾート バルカラ

最南端のカーニャクマリから列車で3時間のバルカラというところです。
南インドの中でもアラビア海に面した西海岸のケーララ州は「水と緑」が豊富なところ。



美しいビーチとパームヤシの林が綺麗で、南国ムードたっぷりのリゾート地もあって のんびりしたい外国人だらけです 、私もですけど（笑）



バルカラはアラビア海を見下ろす崖の上に、いかにもリゾートなホテルやコテージ、 コンチネンタルなレストランやショップが延々と続き、すべてのお店からの呼び込みは熾烈を極めます（笑）



海で泳ぐなら何カ所か設けられた階段を下りればビーチに行けます。でも波は荒くさらわれた人もいるとか…上からビーチを眺めるだけで満足です(*^^*)



アラビア海に沈む夕日が綺麗で「こんな心の洗濯もたまにはいいんじゃない？」と忙しく働いている友人を誘いたくなりました(*^^*)


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インドの最南端へやって来た

【東のベンガル湾】を臨むコモリン岬

インドの地図を思い出してください。逆三角形の一番下のとんがった所の街がカーニャクマリです。海上のサンライズとサンセットの両方が見える街で、南に広がるインド洋、西のアラビア海、東のベンガル湾が臨める場所です。



【南に広がるインド洋】

何にもない真っ直ぐな海が広がるだけなのに、なんという雄大な景色！ インド亜大陸の先っぽにいるという不思議な感覚！
せっかく最南端まで来たけれどあいにくの雨でサンライズもサンセットもなし…まぁこんなもんです^^;


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ミールスを注文するとずっと見られる？

インドへ来たらカレー！ スリランカもまあカレーだったんですが（笑）
ここ南インドではミールスと言って、バナナの葉っぱをお皿がわりにしてカレーを乗せてくれます。南の特徴としてはミールスは酸味があるカレーがあること。私達はどちらかと言うと酸味は苦手なので北インドのターリーの方が好きです。



私達が食べている間は、ずっとテーブルに付いていてカレーの補充をしてくれるのですが「さあ食べろ、どんどん入れてやるぞ！」とばかりにじっと見ているわけです。
バケツに入ったカレーを持ったおじさんが、常に2~3人は待機しているし、お客なのか従業員なのか区別が付かないようなおじさん達は、外人がミールスを食べるのが珍しいのか ガン見で視線を感じます。
インド人は気になったら絶対に目を離さないという特徴があって、あの大きなインパクトのある目で見られると最初はちょっと驚きますがそのうち慣れてしまいました^^;



私達が もういい と言うと次のテーブルでカレーの大サービスです（笑）


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マドゥライのシンボル

宿の屋上からの景色
南インドにあるマドゥライはヒンドゥー教の聖地で立派な寺院が建っており巡礼者が多い街です。でも観光客は少なくて濃いめのインド人ばかりが目につきます。
街のシンボルでもあるミーナクシー・アンマン寺院は東西南北に立派な塔門があり信者の行列が出来ていました。



中に入ってみたけれど撮影は禁止されていたのでなんだかつまらない。夫が昔来た時はカメラはオッケーだったそうなのだが、何があったのでしょうか？ 私が持っていたiPadさえも持ち込み禁止と言われたので預けました。ところが中に入ってみるとスマホで写真を撮っている人がちらほらいるではないか、どういう基準なんだ！ 思いっきり突っ込みたくなりました^^;



中は博物館になっていたり、千本柱と呼ばれる柱にはすべて彫刻がされていてその規模には驚かされます。
私は信心する者でもないのでざっと見学して早々に退散してしまいましたが、熱心にお祈りしている人達を見ていると、信仰する心っていいなぁと思います。

ということで外観の塔門くらいしか写真がありません。


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