ミサの亜細亜自遊時間

夫婦でパックパッカー!

さよならネパール

2014-11-05 | 2014年8~10月ネパール




7月末から11月始めまで100日間旅した(暮らした?)ネパールを後にする日がやってきました。
思えばインドにいた5ヶ月より長かったような気がしています。夫の入院もあったし、私は何度も風邪をひいてホテルでひたすら寝ていたりとか、体を酷使したトレッキングに挑戦したりなど普段の生活ではあり得ない経験の目白押しでした。
おかげで旅にも慣れ強くなった気がします。英語は相変わらずですが聞き取ることが少しできるようになったかな(*^^*)

インドのベジタリアンの食事が私にとってはワンパターンすぎたので、ネパールで食べた和食、中華、ステーキ、ダルバートなど選べる楽しさに夢中で食べ歩きました♪



それにしてもカトマンズの環境は最悪です!
首都にもかかわらず至る所に未舗装の道路があり、車やバイクの走行によって土埃が舞い上がり、景色が真っ白に煙って見えるのです。
その上バスとタクシーの台数は半端なく多くて、廃車にしたほうがいいほどのひどい状態の車もあり、中には整備が出来ていなくて黒い煙を吐きながら走っている車もありました。
そしてクラクションはひっきりなしに鳴らすのでうるさくてかないません>_

タメル地区の商店街は夕方近くなると狭い道を車とバイクとリキシャなどが無理やり行きあっていて、その隙間をリュックを背負った旅行者や歩行者でごった返しています。 こんな商店街でも未舗装です!

汚い話ですがネパール人は男も女もどこにでも痰や唾を吐き、危うくかかりそうになって睨みつけたこともありました。大人に限らず小さい子供までそのまねをしてガー、ペッ!と吐きだすんです。
きっと肺は相当汚れていると思いますよ
(・・;)

でもネパールのいいところは電気が無ければ無いでそれなりに順応して暮らしているので、エネルギーの消費はかなり少なく地球に優しいです。

若者達は娯楽と呼べるものが少ないためにみんなで集まって楽器演奏をしたり、歌ったり踊ったり、遅くまで話に夢中になったりしています。 そしてほとんどの人がもっと夢中なのは携帯電話のようです。 どんな山の中にいる人でも牛の散歩をしながら携帯を見ていたり電話をしたりしてました^^;
それは日本の若者と変わらないみたいですね。(*^^*)



バナナ・リンゴ・オレンジ屋さん

2014-11-04 | 2014年8~10月ネパール


ネパールの果物屋さんは自転車でまわっている人がたくさんいて、乗ることはできないのでずっと押しながら移動しています。
バナナ屋さんは後ろの荷台と前の両サイドにバランスよく乗せています。🍌



リンゴはかわいくて小さめ、日本のフジの半分ほどの大きさですが味も似たような味で美味しいです。🍎



ミカンとリンゴの両方を二人で売っています。🍊 相当重そうです!

みなさんもっと笑顔で売らないとお客さんが来ませんよ!と言いたくなるような怖い顔ですよね(*^^*)

スーパーマーケット

2014-11-02 | 2014年8~10月ネパール

カトマンズで旅行者が集まるタメル地区にあるスーパーマーケットです。
食料品や日用品はほとんどここで売っているのでよく行ってます


1階は食料品売り場ですが旅行者しか来ないので生鮮食品はなく、お菓子、ジュース、カップ麺、調味料、お酒類などがあり、日本のそうめんがありましたが麺つゆがないので片手落ちですよね(*^^*)

たぶんネパールにしかないと思われるものが、登山者が持って行くための携帯用のミューズリーのバーとか乾燥果実やナッツ類などが充実しています。


2階は日用雑貨でシャンプー類、歯磨き、文房具、トイレットペーパーなどがきれいに並べられていて見て歩くだけでも十分楽しいです(^^)



スーパーの右のビルの1階にあるのが赤い看板の「HOT BREAD」というパン屋で、日本のパン屋と味はそう変わりませんがやっぱりカレー味は多いです(笑)
値段は少しネパールの方が安いです。


おふくろの味と絆

2014-11-01 | 2014年8~10月ネパール



タメル地区にある日本食屋さんの「おふくろの味」と店内
今まで何度も行っているのに紹介したことがなかったことに最近気がついたので(*^^*)


これは「おふくろの味」のから揚げ定食とカツ丼です。
から揚げ定食には小皿で卵焼きと大根おろしと漬物がセットされていて、ご飯はおかわりできて、これで370ルピー(400円)
カツ丼は卵がトロトロで美味しいです(^^) 小皿も付いています


こちらは「絆」の天丼とカツ丼です。
天丼は天ぷらがどんぶりにのりきらないので全部縦にのせてあり、海老が2つと野菜天が4つくらいのってます。
サクサクの揚げたてはもうたまりません♪ 270ルピー(290円)です
カツ丼は肉厚でダシもいい感じの味で250ルピーと安い!(^^)

どちらの店も経営者はネパリですが、日本で修行しているだけあって日本語がとても上手です。

ミニトレッキング?

2014-10-30 | 2014年8~10月ネパール
『地球の歩き方』にはミニトレッキングとあり、「所要時間は食事と休憩を入れて8時間かかるが、途中で車道と交差する場所が3ヶ所ありバスも通っている」とあったので、疲れたらバスに乗ろうということで安心して出発しました。


ドゥリケルを出発したのが朝7:30、町を抜けて最初の山登りは大嫌いな階段でした^^;
朝食にハチミツがたっぷりのったフレンチトーストとパンケーキをたらふく食べていたのでお腹も重くて大変でした。


階段の途中にあったのがブッダの大きな像です。 ここからのヒマラヤの眺めはいいのですが、木が邪魔をしているところが多くてちょっと残念です。
それに時間も遅かったので雲が出てしまっててっぺんが見える程度だったのも残念でした(*^^*)


登ってしまえば今度は下りです、遠くに連なる山々やきれいな段々畑を眺めながらの気持ちのいいハイキングです。
途中で村の人たちとも行きあい「ナマステ~、ナモーブッダはこっち?」と聞きながら軽快に歩きます。


菜の花畑と秋に咲く桜が満開でした。


家の前でカゴを編んでいるおじいちゃんのまわりにひよこがたくさん歩き回っています。

山はひたすらアップダウンの繰り返しで休憩場所のようなところはまったくないのでなんとなく歩き続けてしまうわけです(・・;)
そのうち足の痛みがだんだん出てきて、私は足の裏のやや前よりのあたりがビリビリ痛い感じで、夫は足首が痛いようです。
その上背中のリュックが肩に喰い込み痛くてたまらないので、少し持ち上げてみたり前にかけてみたりしながら、たまに立ち止まっては歩くを続けて行きました。


そして山を2つ越え、3つ目の山の上のナモーブッダの村に11時ごろ入ることができて、食堂もあり休憩できます。
トゥクパというスープ麺を食べてミルクティーを飲んだらやっと一息つけた気がしました。ここまで3時間半です!


しばらく休んで歩き始めると、足の痛みが一気に襲ってきて、休む前より痛い感じでどうなることかと思ったけど、そのうち慣れてきて、痛みはなくならないけどまぁ大丈夫といった感じでした^^;

村にいた犬がどういうわけか私達について来るんです? 食べ物をあげたわけでもなく、優しくしたわけでもないのにずっとついて来て、とうとう次の村まで来てしまいました。村に入ればそこの犬たちに追い立てられていましたが、私のそばにぴったりついて歩いて攻撃を防いだりしていました。何度もそんな目にあいながらまた次の村まで来て、やっと優しい仲間に会えたのか来なくなりました^^;


ナモーブッダは仏教の聖地でストゥーパがありお参りをしてから山を下り始めましたがこの山道がひどい道で、大きな石ころが道に埋まっていて歩きにくく、余計な筋肉まで使わないと歩けないのです! 少しでも歩きやすいところを探しながら一心不乱に歩くといった感じで下って行きました。こんな道でもたまにバイクや車が通っていて、そろそろ走ってました(*^^*)

次のサンクー村経由で今夜泊まる予定のパナウティに向かって2時間も歩くと、足の痛みは太腿にも腰にも広がってきて肩も相変わらず激痛です!
サンクー村が見えて来た時には、バスに乗れると思い頑張って歩いていたのですが、バスのことを村の人に聞いてもみんなネパール語で話すのでよくわからないのですが、バスはあるらしいということはわかりました。 しかし道を見渡して見てもバスどころか車もバイクも走っていないので不安になってしまいました。

一縷の望みを抱いて車道を歩きながら、車の音がするたび振り返ると牛を乗せたトラックだったり、3人乗りのバイクだったりするので疲れがどんどん酷くなる一方でした。


そうして歩くこと1時間半、サンクー村を抜けてしばらくするとなんと目的地のパナウティが見えてきたのです!
必死で歩いて満身創痍で町の川のほとりのベンチに座り込んでしまいました。

小さい町のため本にはホテル情報が載っていないので、探すしかありません。夫が持っていたカメラバッグとリュックを置いて私が待つことになり、夫がホテルを探しに町へ行きました。
そしてやっと小さなホテルに落ち着いたと思ったら、普段からお客さんが少ないので掃除が行き届いていないらしく、使える部屋が5階にしかないといわれ仕方なく重い体にムチ打って5階まで上がりその部屋に泊まることになりました。

そんなホテルでも許せたのは、13才の少年とそのお母さんがとてもいい親子で、私達のために一生懸命にやってくれて美味しい夕食も作ってくれたので嬉しい気持ちになったのです(^^)

本には8時間かかるとありましたが私達はなんと7時間半で歩ききってしまったみたいです(*^^*)
こんなに苦労するつもりは全く無かったのに、ただ夢中で前に進んでいた結果着いてしまったという感じです。
ちなみにバスは、私が一人でベンチに座っている時に後ろを通って行きました。
今ごろ・・・(・・;)

自分に驚いた一日でした!

翌日は思ったほどの痛みはなく、これまで鍛えた結果かな? と思います(*^^*)









ヒマラヤビューの町ドゥリケル

2014-10-29 | 2014年8~10月ネパール

カトマンズ盆地にあってヒマラヤがきれいに見える町はナガルコット、カカニとここドゥリケルという町です。
ナガルコットは外人の旅行者が一番多く、ホテルも20件以上あって遠くにエベレスト(8848m)がほんの少し見える町なんですが、私達はあえて古い町並みが残るドゥリケルにきました。旧市街のはずれの小高いところに建つバグワティ寺院です。


古い建物のホテルですが人気の宿でご主人はとてもいい人でした(^^)


このホテルには地元のアーティストが描いた絵が1階のレストランだけでなく、客室の壁にも所狭しと飾られていて一枚1000~3000ルピーで売られていました。 ちょっと高い^^;

明日は久しぶりにトレッキングに行きます!












インドVISA申請中

2014-10-27 | 2014年8~10月ネパール

そろそろネパールを出てまたインドに行くので、インドビザの申請に行ってきました。
インド大使館の近くにあるビザセンターは9:30にオープンするのですが、大勢の人が朝早くから並ぶらしいと聞いたので、早めに行ってみたら10人ほどの人が路肩に座っていました。
そうして待っている間に20~30人くらいになり、やっと門が開きました。
入ると銀行のように番号札を取って待っていればいいようです。
私達は12、13番なので呼ばれるまでに30分くらい待ちましたが、作成してきたVISA申請書と一人1600ルピーを払って申込みは終了しました。
次は4日後にパスポートを提出して、その翌日か翌々日に受け取りに行ってやっとインドに入ることを許可されるわけです。
インドビザの取得は時間がかかるし、ちょっとした不備があってもだめなのでパスポートを受け取るまでは緊張します!


また中国人の話になりますが、路肩に座って待っている時私達のすぐ後ろに中国人のカップルが来ました。 しかしすぐに申請書がない事に気付いたらしく近くの代書屋さんに入って行きました。
もちろんその間に路肩の列は次々に増えていったのですが、代書屋から戻ってきたカップルの男性は私達の後ろに笑顔で入ってきたんです!
そこにいたことは、私達より後ろの人は誰も知りませんから怪訝な顔で見ていたり、苦笑いしているだけで誰も文句を言う人はいませんでした。

『中国人は行列に平気で割り込みをする』というのは本当だったんだと気付かされました(・・;)
左側の赤いジャンパーの人がそうです。

カトマンズの秋祭り

2014-10-26 | 2014年8~10月ネパール


カトマンズのネワール族の新年のお祝いと秋の収穫をお祝いするお祭り(ティハール)のため、町のあちこちでマリーゴールドの花束が売られています。
町中がオレンジ色になるほどたくさんあって花だらけです(*^^*)



この花で店先を飾り、ロウソクに火を灯して女神ラクシュミーをお迎えしてお祝いをするそうです。



個人のお家の神様をお迎えする飾り付けは、入口に色のついた粉とマリーゴールドの花で絵を描き、ロウソクに火を灯している様子は幻想的でとてもきれいです。


寺院の周りに姉と弟が二人でロウソクに火を灯していました。



パタンの広場にて

2014-10-25 | 2014年8~10月ネパール

カトマンズ盆地にある三都の一つ、パタンにあるダルバール広場に行ってきました。
ここの入場料は一人500ルピーなので一番安いのですが、広場としては一番狭いので、裏口を探してサッと写真を撮ってサッと帰ろうと思っていたら「あの~チケットは持っていますか?」とネパール人の係りの人に日本語で声をかけられ見つかってしまいました。

パタンのチケットは紐が付いていて首にかけるようになっていたんです。
そうとは知らず、入ってしまえばこっちのものと思っていたのが間違いの元でした(・・;)
そういえばみんな首に掛けてるなぁとは思っていたけど、団体さんだけだと勝手に思い込んでいたのです。
係りの人にチケット売り場まで連れて行かれとうとう買いました。
買ってしまえばいくらでもゆっくりできるのだからと歩いてみても、あっと言う間に端から端まで終わってしまいます。

仕方なく広場を後にして町の中を歩いて寺院などを巡って、またバスに乗って帰りました。(*^^*)

やっと髪を切りました!

2014-10-24 | 2014年8~10月ネパール

旅に出てから伸び放題の髪をカットしに行きました。「ツバキ ビューティパーラー」という日本名の美容院です!
ネパール人の女性が大阪で修行してカトマンズに店を出したそうです。


どんな店なのか心配だったのでとりあえず見に行くと、モダンなビルの3階にあってエレベーターを降りるとこの入口がありとてもきれいです。
覗いていたら日本語で声をかけられたので、値段を聞くとヘアーカラーは2500ルピー、カットとブローで1300ルピーだそうで、日本的に考えるとかなり安い値段ですがネパールでは超高級店です! そのせいかお客さんは誰もおらず、従業員はみんな暇そうにかたまっておしゃべりの真っ最中でした。

すぐに出来ると言われたのですが、他に予定があったので翌日の午前中に予約をして帰りました。
そして次の日行くと、昨日いた日本語が話せる人はお休みだと言うのです(・・;)
なんということでしょう! 細かい注文は全く出来ないではありませんか!

仕方なく英語で説明をしていたのですが、途中で日本語のヘアーカタログを持ってきて、この中から選んで下さいと言われたんです。
「こんな本があるのなら早く持ってきてよね」とぶつぶつ言いながら選び、こんな感じにしてくれたらOKと言って任せることにしました。

カットの仕方はとても丁寧でよかったのですが、本で選んで注文したのとはだいぶ違いました(≧∇≦)
その上「ブローはしますか?」と聞くので、思わず「はぁ?」と言ってしまいました^^;
だってそんなことは日本では当たり前のことなのに、いちいち聞かれることなのかと思って驚きました(*^^*)

帰ったら夫が一言「ワカメちゃんみたい」だそうです(≧∇≦)
カタログとは違うけどそれ以上は注文できないし、私はまぁいいかなと(*^^*)