ミサの亜細亜自遊時間

夫婦でパックパッカー!

ソロのスクー寺院へ行ったけど

2015-07-31 | 2015 インドネシア



スクー寺院はソロの観光名所のひとつで、街から東へ40kmの郊外にあります。 ソロのバスターミナルから A/Cも付いていないのに 窓が開かないタイプのぼろバスに乗り 汗を拭きながら1時間15分でカランバンダンのバスターミナルへ行きます。さらにミニバスに乗り換えて山道を15分ほどで麓の村へ到着です。
山の中腹にあるスクー寺院へはそこから歩いても20分くらいと聞いていたので、バイクの勧誘はあったものの断って歩き始めました。



車もバイクも走っていて 広いし舗装もしてある道路なので歩きやすそうと思いながら坂道を登ります。 しかし思った以上に激しい傾斜にどんどん足が重くなるばかりです。まっすぐ立ったりすれば後ろへ倒れそうになるので、常に前傾姿勢です! 通り過ぎて行くバイクの中には 真っ白い煙を吐きながら上がって行くものもありました。頑張って歩き通してみると30分はかかりました(汗) 坂道を正面から写しても傾斜はわかり辛いですね^^;



こんなふうに座るとちょうどいい傾斜みたいです(笑)



子供達はトラックで運んでもらってます



スクー寺院はヒンズー教の寺院で、マヤ文明のピラミッドのようだというので楽しみにしていたら、なんと修復中でした!



作業中の人に聞いてみると、地震で壊れてしまったんだとか… でもジャワ島中部地震は2006年です。9年も経過してるのにまだ崩れた石を運び出しているんです。ジャワはイスラムの国だからヒンズー教は後回しにされたんでしょうか?



ともあれ一応ざっと見学して、工事のおじさんたちと話もして、ちょっと残念だったけど達成感はありました(*^^*)


ジャワ島のソロ<スラカルタ>

2015-07-30 | 2015 インドネシア

ジャワ島の中部にあるソロは、最初地図を見てもSOLOなんてどこにもなくて不思議に思い 調べてみるとスラカルタという正式名称だとわかりました。
18世紀中頃まではソロと呼ばれていて、マタラム王国の王都になった時にスラカルタとなったそうですが、インドネシアの人たちは今もソロと呼んでいます。そんな昔に変わっているのに どうしてソロのままなんでしょうか?不思議です。
よく見るとスラカルタってスラバヤとジョグジャカルタを合わせたような名前ですね。



ご当地Tシャツの名前もSolo



王宮北広場への入口
ソロはジョグジャカルタとならぶ王宮があった古都の街。
マンクヌガラン王宮とカスナナン王宮の二つの王宮が残っています。
「♪ブンガワン・ソロ」という昔の曲をご存知でしょうか? ソロ川を歌った曲ですが、ソロ出身の音楽家の曲だそうです。



ベチャでソロの町を行くと、なにしろ二人も乗っているのでおじさんの足で漕ぐのは重くて大変! ノロノロと道の真ん中を行っていると両脇から車やバイクがどんどん追い越して行きます。車線変更も右折も何の予告もなしにノロノロとやっています。でもどんなにじゃまでも、誰もイライラしたり怒ったりすることはなくて 当たり前の存在として認めているのは微笑ましくていいなと思います。



こんな感じで乗ってます♪


ジャワ島を列車で移動

2015-07-29 | 2015 インドネシア



列車で移動のためスラバヤのグブン駅へ朝7時ごろ、渋滞を考えて早めに到着、きれいな駅で緑も多く人もたくさんいます。すると大音量でハワイアン風の曲と歌声が聴こえてくるではないですか。こんな朝早くから大きな音量で うるさいなぁと思いながら待合室の方へ行くと、驚いたことに生演奏していました!
なんでこんな朝っぱらから生演奏!しかもハワイアン! 所変わればいろんなことがあるものです(*^^*)



スラバヤの列車は通勤、通学には利用されていないみたいです。駅の待合所にいるのは大きな荷物を持った旅行者ばかりです。だからスラバヤはベモ(乗合バス)とベチャ(サイクルリキシャ)が多いんでしょうね。



初ジャワ島の列車に乗りましたがかなり古ぼけています。A/C車なので窓は開かないタイプです。驚いたのは 普通の列車のA/Cと違いSHARPの家庭で使うのと同じようなのが、2台づつ背中合わせで一車両に6台も設置されていました。 ちょっと寒かったです^^;
写真を見るとインドネシアの人は冬の装いで、私たちと隣にいたフランス人はTシャツ・短パンという軽装なことに気づきました。現地の人たちは外でもジャンパーやニットの服を着ていたりするので、暑さに慣れているのか? 鈍感なのか?^^;


潜水艦の中へ入ってみた

2015-07-27 | 2015 インドネシア



通りすがりに見ただけの潜水艦のモニュメントでしたが、中が見られるのならやっぱり見学しようと思い行ってきました。 見学料はRp5000(50円)らしいのでよし!と思っていたら、ここも値上がりしていて 倍のRp10,000になっていました。 夫は行かないというので一人で…ワクワク(^^)



入ってすぐはこんな感じ、クーラーが設置してあって快適
想像していたのはもっと機械に囲まれていて、通路が狭いイメージだったけど 広々しています。



乗組員の休憩室、右側はベッドのようだけど狭い! 男性の肩幅では収まりきらないのではと思われるし、ましてや寝返りなどはもっと無理! 左は机が一つ。



海軍士官用の個室かな?



次へ行くにはこの丸い穴を通って進みます。



ここは機械やパイプがいっぱいで狭い。
潜望鏡もありました、覗いてみると向かいのホテルと道を走る車が見えました。



こんな機械だらけの部屋が7部屋もあるので細長いわけです。



天井に穴が…ここから上に出られるんですね。
見学してみて、船員は何人乗船するのかわかりませんが、船員の居場所が少ないことや、キッチンやトイレ・バスがどこにもありませんでした。それに魚雷はないのかな?と…ただの展示だから省略したんでしょうか??
興味のない方には面白くない写真ばかりですが、実際に入ってみたら興味深かったですよ。


スラバヤで移動するならこれ

2015-07-25 | 2015 インドネシア



スラバヤの街を走るベモ(乗合いのワゴン車)
街へ行くには10人乗れば満席になるベモで行きます(一律5,000ルピア) 約50円。後部のドアは開いたまま走り、決まったバス停はないので、どこでも止まってくれます。



近場を移動の時に便利なのがベチャ(リキ車)
お客さんを待ちながらちょっと一服、私たちはいつも歩きなので乗ることはありませんでした^^; お客さんを勧誘する時「ベチャ、ベチャ~!」と声をかけてきます。



メイン通りは5車線くらいありますが、こんなに広いのに一方通行! スラバヤは一方通行だらけの街なのです。
車は9割以上が日本車で、タクシーはトヨタでした。



たまたま入ったショッピングモール「トゥンジュンガン プラザ」にお馴染みの「ダイソー」がありました。
スラバヤの空港へ着いた時にカバンの鍵が無くなっていたので(ちなみに荷物の被害はありませんでした。) お~鍵が買えるぞ~!と嬉しくてさっそく中へ。ここは日本の100均とほとんど変わらないディスプレイでした。



お目当てのカギはすぐに見つかり、ほかにも何かないかしらと見ていると、25,000ルピア均一! 250円です。日本なら2つ買ってもお釣りが来る! カギだけ買って帰りました^^; 値上がりしたみたいですね。
以前 タイのダイソーは60バーツ均一(240円)だったので同じくらいの値段ですね、いかに日本製品が高価なのかがわかります。


インドネシアと日本の関係

2015-07-24 | 2015 インドネシア

アジアを旅していると日本に対してとても好意的であることを感じます。親日国といえば、パラオ、台湾、トルコなどたくさんありますが、中でも一番の親日といえばインドネシアだと言われています。

インドネシアは350年もの間オランダの植民地として支配されていました。そんなインドネシアに 1942年 日本軍が上陸して来ます。1945年の終戦までの3年間はオランダを追い出し日本が統治していました。
戦争が終わって日本は敗戦国となり、インドネシアの独立を支援し、スカルノ大統領によって独立宣言が発表されました。 すると再びオランダが支配しようと攻めて来たため そこからインドネシアの独立戦争が始まります。

インドネシア独立のため日本軍も協力して戦いオランダを追い出し、2年後の1947年8月インドネシアは独立を果たしたのです。
この戦争によって命を落とした日本兵は1千人におよぶと言われ、インドネシア政府は一緒に戦ってくれた日本兵のために感謝の意を込めてジャカルタの英雄墓地に丁重に弔ったそうです。



街の中心の公園に突如現れた潜水艦のモニュメント
中に入れると 後で知りました、残念(-_-;)



メイン通りに建つ英雄の像 スカルノ大統領なのかな?

インドネシアにも日本のアニメがあり ドラえもんやクレヨンしんちゃんが人気があります。 ジャカルタにはJKT48も出来ているそうです。なんか嬉しいですよね インドネシアに来てみたくなりませんか?(^^)


ジャワ島第2の都市スラバヤ

2015-07-23 | 2015 インドネシア

ジャワ島は初上陸なのでちょっとワクワクしています。
スラバヤという地名は初耳で、10日に空港閉鎖がなかったら来ることもなかった街です。
ともあれ あらためて情報を集めてみるものの これといった見所もないし 宿のある所が中心から離れすぎているという 状況なので出歩いてみても面白くありません。



道路の左側の少し奥に滞在中の宿があります。
何故こんなところになったのかというと、スラバヤで最安値の宿を検索した結果こうなったので、環境的には来てみるまでわからないので仕方ないと言えば仕方ないんですけどね^^;
この歩道橋の下には立派なバス停が設置されているのですが 今だにバスを見たことは一度もありません。



宿のすぐ隣に大型のショッピングモールがあり 歩いて5分で別世界なんですが、なにしろ高い!



入り口は一流ホテルのエントランスそのもので、道路から歩行者が入れる道はなくて 従業員通路のようなところから入っていくだけなんです。 お客さんは皆さん車で来るので駐車場からのアプローチがあればいいわけです。






ブランドショップはさすがに閑散とした感は否めませんが、フードコートですら高くて 貧乏旅行の我々はランチだけでもうんざりしてしまいます。
今日はケバブを食べましたが、今までインドとタイで食べたケバブの方がずっと美味しかったし安かったので なんとも損した気分でした。



最上階のレストランのフロアーは照明を落として薄暗くなっていて 落ち着いた雰囲気を出しています。
フードコートはPizza Hut の右側で、ここはそれなりに賑わっていました。
さすが大都市 裕福な家庭が多いんでしょうね^^;


クタの夜

2015-07-21 | 2015 インドネシア



スラバヤの写真がまだないのでバリの情報を少しお届けです
クタの繁華街を歩いていて見つけた看板
夜見たらお祈りするガイコツが浮かび上がって見えて 目を引きます。



MATAHARI はバリのお土産を買うならここ というお店です。
店内にはバリの小物やバッグなどたくさんあって見るだけでも楽しくてあきません^^;
以前ここでお土産の石けんを大量に買ったことがあります。
左側に大きく立っている つの字のような飾りは これからバリのお祭りが始まるという飾り付けです。



見事にビーチサンダルだけのお店です。
壁一面すべてビーサン! 反対側の壁も同様にビーサンの壁になっています。
こんなにあると目移りして選ぶのたいへんそう(^^)



夜遅くなっても渋滞気味のクタの町、そんな中を馬車が行きます。
馬も前を見ながら渋滞の車に着いて 走ったり止まったりしています。明日も頑張ってね!


ジャワ島のスラバヤ動物園へ行ってみた

2015-07-20 | 2015 インドネシア

スラバヤはインドネシア第2の都市でスカルノ初代大統領の出身地でもある大きな商業都市です






観光となるものはありませんが、アジアNo.1の規模を誇るという動物園へ行って来ました。
この動物園は死の動物園とよばれるほど悪評高いところで、動物が次々と飼育不良で死んで行き、2014年1月には1歳半のライオンがワイヤーで首をつって死んだそうですが、一説によるとエサももらえないし、掃除もしてもらえないことを儚んで自殺した…とか??



奥に背中を向けたライオンが寂しそうに座っていました。この中で仲間が死んだんですね。

他には絶滅危惧種のスマトラ虎やオランウータン、コモドドラゴンの赤ちゃん達もたくさん死に、キリンは解剖したらビーチボール大のプラスチックのかたまりがお腹に入っていたそうです。 原因は経営陣の対立によって飼育がおろそかにされたからということらしいです。



ヤギの骨にむらがるコモドドラゴン

ここはインドか??とツッコミを入れたくなるほど 園内はゴミだらけだし 草取りもされていないし 歩道の整備もいい加減で石が転がっていて歩きにくいです。



ゾウ乗り体験の行列

そんなスラバヤ動物園ですが、レバラン中の日曜日に行ったためお客さんも多くて 歌のイベントなどもやっていて賑やかでした。 こんなにたくさんのお客さんが来てくれるのに 手抜きの仕事をしているなんて恥ずかしいですよね!



"同情するなら食べ物をくれ"と手を出すオランウータン
今は改善されたのかガリガリに痩せた動物はいませんでしたが、頭数が少ないために寂しそうでかわいそうな気がしました。


バリの楽しい想い出

2015-07-18 | 2015 インドネシア

また噴火🌋 7/10に噴火し多大なる迷惑を被ったあのラウン山が17日また噴火したのです!
10日に乗るはずだった飛行機の払い戻しに時間がかかっていましたが やっと次の予定が決まり、17日にジャワ島のスラバヤという街に行くことになりました。
当初はバスにした方が安心なのではという案もあったのですが、インドネシアはラマダンが終わってレバラン(日本でいうお正月のような行事)に入るため、帰省やら観光やら大移動の日々が始まるわけです。そうなるとバリからジャワに渡るフェリーが10時間待ちということもありうるらしい…
それにこのところ空港閉鎖のニュースは聞いてないし、海に行けば空港が見えていて飛行機はちゃんと飛んでいます。やっぱり空にしよう! ということで17日のAir Asiaの22:35を予約。席はあとわずかというところだったので見事に離ればなれでした^^; 夜遅い到着なのでスラバヤの宿も予約してやっとホッとしました。



ここは10日に払い戻し処理のためにぎゅうぎゅう詰めにされたチケットカウンターの入り口です。 あの日は外も中も人でいっぱいでしたが、今日はこの通り静かなので何事もないということで一安心です。



「飛行機がスラバヤに着くまでは噴火しませんように」と神頼みの心境にもかかわらず、搭乗時間になっても案内がないので少し不安でしたが40分ほど遅れただけだったのでやれやれでした。 珍しくタラップを上がるタイプの搭乗でした。

翌日の朝、何気なくニュースをのぞいてびっくり!17日『ジャワ島で噴火のため4空港を閉鎖』とあるではないですか?? スラバヤはラウン山より西へ250キロほど離れたところなので大丈夫だったのかな??と思いながらも前に進めた安堵感でいっぱいでした。 それにしても2度目の空港閉鎖は免れたしクタでバリ料理を満喫できたし運がいいのかも…♪