今の日本があるのはスリランカのおかげ

スリランカと日本の関係について知らなかったこと。



【コロンボの時計塔】

第二次世界大戦 終戦の時、日本は敗戦国となりました。そしてロシア、アメリカ、イギリス、中国の4ヶ国で「日本分割占領案」により日本を分け合うことにしたそうです。

ところがそれを阻止したのがスリランカの当時の大統領 ジャヤワルダナ氏で「憎悪は憎悪によって消え去るものではなく、ただ愛によってのみ消え去るのである」という、仏陀の教えを引用し、日本の自由を演説で戦勝国に訴えたそうです。

それが戦勝国の心に届き日本は日本のままでいられたのです。
今の日本があるのはスリランカ大統領のおかげです。こんな素晴らしい出来事を何故今まで知らなかったのか！？ 歴史の教科書に何故載っていないのかと思います。



【キャンディの時計塔】



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ゾウにも乗れるシギリヤロック

「シギリヤロックを眺めながらジャングルでゾウに乗る」
あの雄大な自然の中のシギリヤロックを見た後は、こんな楽しみ方もあるようでした。
この辺りには野生のゾウもいるし、こうやって働いているゾウもいるんですね。
他のゾウに乗っているお客さんも全員中国人でした^^; スリランカにも中国からの観光客がたくさん来ていて、現地の人には私達もいつも「ニーハオ！」と声をかけられてました(^^;;



道端で死んでしまった野生の子ゾウがいました。なぜこんな車道の脇で死んでしまったのか…？ 真相はわからないけど、まだ小さいのにかわいそうですね(・・;)


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こんな朝食見たことない！

シギリヤロックの最寄りの街ダンブッラの宿「ROCK ARCH」
バス停から近いということと、国道から50メートルほど奥に入るので静かということで決めました。
広い敷地の中に大きな家が2棟建っていて、家族経営の宿です。
ご主人は18年くらい前に日本で仕事をしたことがあるそうで今でも日本語がお上手でした。 二人の小学生のお子さんも一緒に 昔の日本での写真を見せてもらったりいろんな話を聞かせてもらったりして とてもいいご家族でした。
今はゴールドの商売で大成功して隣街でお店をやっているそうです。ちなみにガレージには黒のプリウスがありました。



朝食付きということで楽しみにしていたらびっくりです！
これ 二人分？というほど並んでいるではないですか⁉︎ 今までの他の宿と値段は変わらないのに超豪華！
パン2種と目玉焼きとソーセージの他、ご飯とカレーと野菜のマリネ、食後のマフィンとスイカとバナナ、コーヒーと紅茶。さすが金持ち、やることがハンパないな～
朝からこんなに食べられないわ、とちょっと引きました^^;

しかし夫は大食漢なのでペロリと全部…とまではいきませんけど存分に食べられて大満足のようでした(*^^*)



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シギリヤロックに登らずに真横から見た！？

雨季のスリランカへ来たのはインドビザを取得するためだけに来たのであって、パックツアーで行くような観光地に行く気は無かったのですが、せっかくここまで来て世界遺産のシギリヤロックに登らなくてどうするの！少々高いけど行ってみよう！という結論に至り最寄りの街であるダンブッラの街へやって来ました。

バス停に降り立ち、さて と思っているとリキシャのお兄さんが寄ってきて、ホテルの紹介からシギリヤロックの見学までいろいろこちらの質問にも応えてくれたので、明日のチャーターをお願いしました。

そこで知ったもう一つの山(巨大な岩)の存在。「ピドゥランガラ山からシギリヤロックを眺める！」この山に登ればシギリヤロックの高い入山料一人4000ルピー(3600円)を払わなくて済むし、シギリヤロックの全貌を見ることが出来るというので、よし！これに決めた！

この山へ登った人のブログを読むと ロッククライミングのようなところがあるとか、ヘビがいるとか登るのは結構大変だと書いてあったので、靴だけはいつものサンダルではなく、山歩き用の靴を履いて行きました。 それに帰り道を間違えた人もいるそうなので、急遽現地のガイドさんに一緒に行ってもらうことにしました。



お天気は上々、まだ朝8時を過ぎたばかりの時間です。昨日は雨だったので心配していたのですが とても気持ちのいい朝になりました。約束していたリキシャに乗り30分ほどで到着。入口はお寺の境内から入り、入山料一人500ルピーを払います。お寺の境内を抜けると石の階段が見えてきて、ガイドのおじさんにちょっとゆっくりめで とお願いして登りました。



石の階段がしばらく続きますが木が生い茂るジャングルの中なので涼しくて快適です。



ジャングルを抜けると大きな岩の庇の下に涅槃像がありました。手を合わせてお祈りをしてから、おじさんに「ここからは岩を登るよ」と言われ、いよいよかぁ…と気合いを入れます。






複雑で急な岩山なのも大変でしたが、おじさんの後を行けばいいし、手助けもしてくれるので難なく登ることが出来ました。この時靴にしてよかった～と思いましたがおじさんは年季の入ったビーサンでした(^^;;



途中の広い岩に着いた時 おじさんが黙って指差す方を見ると…シギリヤロックです！ 思わず「おっ、お、お～！」と感動の声が！！！ 見渡す限りのジャングルの中にど～んと立っているではありませんか まさに「天空の城 ラピュタ」を思わせます。



頂上まではあと一息 大きな岩の斜面をよじ登るとそこがてっぺんでした。 360度の大パノラマ。遥か遠くには山が見え、見渡す限りのジャングルとすぐ下には畑も見えます。
私達の他には誰もいないと思っていたら、外人男性が一人 写真を撮っていました。



遠くシギリヤロックを見れば、ジグザグの階段を豆粒よりも小さい人達が階段を上がって行くのが見えます。まだ時間が早いためまばらですがこの後は行列になります。

こちらの山はシギリヤロックと同じ高さの上、離れているため頂上を見ることは出来ませんが、シギリヤロックの全貌を見るには最高の山でした。 時間と体力がある人は両方とも制覇するらしいのですが私達は時間しか無いのでこれで満足しました^^



頂上にいる間にどんどん雲が出て来て、遥か山の向こうに霧のように広がっていく雨が見えたので、下りることにしました。雨は私達の下山を待っていたかのように降り始めたのでラッキーでした。


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コットゥって何？

スリランカの庶民の料理コットゥは、ロティ(小麦粉を練って薄く焼いたもの)がメインで、野菜、卵、ニンニクなどを鉄板の上で混ぜ合わせ、スケッパーを両手に持ってカタカタカタカタ音を立てて叩いて細かくし、ちょっとピリ辛の味付けでいただく、パラパラの焼きうどんって感じでしょうか、これが美味しいんです(^^)
ただ量が半端なく多くて、美味しいんだけど水分が少ないし 途中で飽きてくるし、腹持ちがいいから全部一人で食べるのは私には無理！



もともと残り物を使った料理だそうで 夕方にしか作らないという習慣が今でも続いているらしく、夕方街を歩いている時にカタカタと聞こえてきたら、あ、コットゥを作ってる！ ということなんです。この量が一人前で大量なんですよ！と言っても見た目は普通にみえますか⁉︎

基本のベジ・コットゥなら一人前130スリランカルピー(120円) で、卵とかチキンを入れてもらったら20~40R追加です。
でもやっぱり日本の焼きうどんやお好み焼きがいいですね、 あ～食べたい！


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水着が無くても泳ぐぞ！

トリンコマリーの宿は海からの爽やかな風が吹き抜ける気持ちのいい宿『DYKE REST』ダイクレスト。
マネージャーのカティラさんは、私たちゲストのために小さな事にも気を配ってくれるとってもやさしいおじさんです。 例えば、タライで洗濯していると予備のバケツをさっと持ってきてくれたり、ビーチのイスでのんびりしているとミルクティーを運んでくれたり(タダ)、それはもうかゆいところに手が届くっていうくらい親切で、ありがとう～の連続です(*^^*)



ここはビーチ、泳ぐためには水着がいる…が捨てちゃった(ー ー;)
海外では温泉に入る時は水着を着なければいけないため、旅に出る時にはちゃんと持って来たのですが、温泉にはインドとタイで行きましたが2回ともプライベートルームだったので水着は使いませんでした。
ビーチにも行きましたが泳ぐこともなかったので、その後水着は邪魔だなと捨ててしまったんです！



トリンコマリーへ来てみるとこのロケーションです！ 宿の前はプライベートビーチ状態、水はキレイで魚が見える、 これは泳がずにはいられない！ でも水着がない！ 仕方ない…短パンにタンクトップで泳ぎました（笑） 海で泳ぐなんて何年ぶりでしょう？ もう忘れてしまいました(*^^*)
夜のビーチは涼しい風に吹かれながらビール片手に…ザブンザブンと打ち寄せる波の音が心に滲みます。



一人ポツンと海にいるのは夫のタシさんです^^; 2階から撮ってみました。さあ私も一緒に海に入りま～す^^
ちなみにここから真っすぐ東に向かって泳いでいくとマレーシアのペナン島辺りに着くんです、スリランカってもっと南だと思ってました(^^;;


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これぞ 集中豪雨！

ある日の夕方、夕食を買いに行った帰り道 なにげなく海を見ると 灰色のキノコのような雲から伸びた太い柱。
あれはまぎれもなく、海に落ちる集中豪雨です！
あの巨大などんよりした雲の塊が 「味の素」じゃなくて「雨の素」なんですね(^^;;



翌日ランチに出かけたら、海の彼方に大きな虹が架かっていました。こんな大きな虹を見たのは久しぶりかも…(^^
なんとなくウキウキ気分になるのは 私だけ？


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スリランカの定番料理 ライス＆カリー

食堂では「ライス＆カリー」と注文するとたっぷりのご飯とカレーが4種類くらい出てきます。足りなければご飯もカレーも追加してくれるので好きなカレーはさっさとご飯にかけてしまえばまた入れてくれます^^;
私は豆カレーが一番好きで、次いでチキンカレー、ナスやオクラのカレーも大好き！ ただ店によっては青唐辛子がそのまま入っていることがあり、野菜と間違えて食べてしまったこともあるので 二度と地雷を踏まないようにチェックしながら食べています（≧∇≦）



この店はご飯の周りに置くタイプ、トレーの上に薄いビニールを敷いてから料理を乗せて、終わったらビニールを捨てるというなんとも合理的な使い方ですね。スリランカではこの方式でやっているところが多くて、雑に洗ったお皿よりも衛生面ではありかなと思います。



この料理はヌワラエリヤの宿のオーナーのお姉さんが、私達が出発の前夜の夕食に招待してくれた時のライス＆カリー家庭版です。
ご飯が赤いのは元々赤いお米だそうで、お赤飯のような味がしてとっても美味しかったです。
カレースープは野菜がたっぷり入って 軽いカレー味でした。やはりぬるめな温度… スリランカ人も手で食べるので全てがぬるめです。

キャベツカレー炒め、豆カレー、チキンカレー、オクラ、パパラムという揚げ煎餅、ソーセージ、デザートはフルーツとヨーグルト！ 全部美味しくて感謝感激でした＼(^o^)／


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めっちゃ暑い トリンコマリー

トリンコマリーはスリランカの東海岸にあり、インド洋に面した海岸と水がきれいなところ。
東海岸ということは海に昇る朝日が見える！ 久しぶりに朝日でも拝んでおこうと早めに起きてみたら水平線の上には厚～い 雲がたっぷり！ 残念…>_

公園になっている砂浜の手前には草地があり牛さんたちがお食事中、そんな中になんと鹿がいます！！ なんてのどかな光景なんでしょう なんだかホッとしてしまいますね(*^^*)



しかし暑い、暑いしか言えない(汗) なにしろ防寒着を着ていた山の上のヌワラエリヤから ちょうどいい気温のキャンディを抜け、海抜ゼロメートルのところまで降りて来ちゃったんだから当然です！
2000メートル近くも違うとさすがに堪えます！ 長い距離は歩けない、しばらく住んでいれば暑さにも慣れてくるんだろうけど…ご飯以外は引きこもり状態です^^;



トリンコマリーの街のバスターミナルの近くにあるヒンドゥー教の寺院。

スリランカには仏教信仰のシンハラ人(75%)とヒンドゥー教のタミル人(15%)、他にイスラム教とキリスト教が少しずつ存在します。
元々タミル人はイギリスによって南インドから労働力としてスリランカへ連れて来られたそうです。スリランカの北部とトリンコマリーなど東海岸の辺りはヒンドゥー教のタミル人が多く住んでいます。


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取ったど～！ ６ヶ月のインドVISA

キャンディの街に戻った私達は、翌朝9時にインドビザセンターまでパスポートを提出に行き、さらに午後4時再び受け取りに行って やっとインドビザを取得することができました！
バンコクではいろいろありましたが、結果よければすべて良し… ということで (^^)v
このビザを取るために 予定になかったスリランカに来ることになり、雨季のスリランカを経験する羽目に…^^;
まぁ降るとなったらとことん降る雨…あんなにたくさんの水が空の上のどこにあるのか…不思議な気がするほど降る。 でも日頃の行いがいいのか^^; 歩き回りたい日にはなんとか晴れていたし、洗濯物も出がけに 入れて行ってよかった～ということもしばしば … やれやれです。



そして翌日、次はスリランカの東海岸にあるトリンコマリーという街に向かいます。
スリランカはバスの便が非常に良くて、大体待つことなく乗れます。街の中は路線バスでいっぱいというほどローカルバスが走っている、ただし始発では満員にならないと発車しないという難点もあり 乗り込んでから30分くらい待つこともしばしばです。
私達はお金は無いが時間だけはたっぷりあるのであわてることはありません^^;

キャンディから途中のハバラーナという街まで行き、そこでバスを乗り換えてトリンコマリーまで約４時間とちょっと。
狭いローカルバスですがなんとなく景色を眺めているうちに到着って感じでした。


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