通算8ヶ月滞在のインドが終わりマレーシアにやって来ました!
クアラルンプールには滞在せずに、まっすぐ食い倒れの町イポーへ行くことになり空港からイポー行きのバスに乗りました。
インドのバスと違って超快適! 1席の列と2席の列だけなので通路も広いし前の席との間隔も広めで楽だし、エアコンもちょうどいい効き具合なのでこれなら4時間かかるけど大丈夫!(^^)
音楽を聴きながら揺られていたら、突然ドーンと衝撃がきて左右に大きく揺さぶられ、肘掛けに肘をしたたかにぶつけてしまったのです(≧∇≦)
マレーシアのきれいな幹線道路でまさかの接触事故!
幸いけが人もなくバスの左前面が壊れただけで済みましたが、バスは止まったままです。 イポーはもう近いらしく、何人かのマレー人は家に連絡して迎えに来てもらっていました。
私達と十数人の客は待つしかなく席にいたら代替えのバスが到着、やっと向かうことができたのはもう夜の9時でした。
間もなくイポーに着き降りたのは町外れのバスステーションで中心街へのバスはもう無いと…! え~!まだ10時前なのに~!?
仕方なくタクシーに交渉し30リンギット(約千円)で町へ向かいます。
ホテルは「ホンヒン ホテル」を予約しておいたので楽勝です(^^)
ところが小さな安宿のためなかなか見つからず、ドライバーさんが電話をしながら探してくれてやっと見つかりました^^;
イポーのイメージは思っていたのと全然違って小都市という感じです。 もっと屋台が並んでいてごちゃごちゃした所を想像していましたがきれいなもんです(*^^*)
でも美味しいものには事欠かないらしいので楽しみです!
自然に触れのんびり過ごしたハンピともお別れして、次はもっと南のアラビア海に面したケララ州のコーチンというところに向かいます。楽しそうなネーミングですよね^^
ケント君と一緒にハンピを出発、バスで30分のホスペットという町へ、そこからケント君はハイデラバード経由でプリーのサンタナへ行くことに!
私達は21時半発のマイソール行きに乗ります。バスはセミスリーパーというので以前乗ったことのある快適なシートを想像していたら、なんとただのリクライニングシート! これ苦手なんですよね~_~;
前の席の人が思いっきり倒すので狭いし(仕方ないか…)どこからか隙間風が入ってくるから寒いしでまったく眠れない! ところが隣で夫はぐっすり…うらやましい限り。翌朝7時マイソールに到着、疲れた~
マイソールに着いたものの、この町に用はないのですぐにでもコーチン行きのバスに乗りたいところですが、そんなに都合のいいバスがあるわけもなく、取れたチケットは夕方6:30でした。
とりあえず荷物をバスターミナルのクロークに預けて朝食へ。
南インド名物のマサラドーサを食べてみました。パリパリのクレープ生地のような物にマサラ味のジャガイモをくるんだもので、カレーソースを付けて食べます。すべてカレー味ですがおいしいです(笑)
腹ごしらえが済んで向かったのは朝の市場で、歩いて行ったもののすでに日差しは強く暑い! 次は近くの王宮を見学するためにまた歩いて向かったのですが睡眠不足もあって疲れました(汗) 時間つぶしも楽じゃないです^^; 遅めのランチの後はバスターミナルのベンチで時間まで座ってました。
少し遅れて19時にマイソールを出発したバスは、A/C付きセミスリーパーで毛布付き。 ところが席は最後部! 背もたれの角度にも限度があるし昨日より狭いような…クーラーは効きすぎ…また昨日のように眠れぬ夜かも? と不安になります。
クーラーはちょうどいい温度にはならず、冷やしたら切れるを繰り返すので暑くなったり寒くなったりを繰り返すわけです。 最後部なので道路事情の悪いインドでは揺れもジャンプもしばしば! でも睡眠不足と時間つぶしで疲れていたせいもあってなんとか寝ることができました。隣の夫はこの日もぐっすりで、トイレ休憩にも揺すって起こしたほど寝入ってましたし、朝5時半にコーチンに着いた時もまだぐっすりでした(笑)
いつも移動の時は何かしら問題があることが多いのですが、トラブルもなく進めたのでめでたしめでたしです(*^^*)
ハンピの村はどこを向いても巨岩があり、その脇にバザールがあったり住まいがあったりして、今まで見てきたインドの町とは全く違った雰囲気と景色があります。
インドはどこに行ってもクラクションの音や車の数の多さに疲れるばかりですが、ハンピは全然違って静かです。
近くの岩山に登ってのんびりと夕日を見ていると「地球は素晴らしいなぁ!」と感動します。
寒い日本にいるみなさん! 頑張って寒さを乗り切ってくださいね^^;
こんな岩がいたる所にあり、積み重なっていたりしてよく転がらずに立ってるなという気がします。 自然の脅威です。
カルヤンゲストハウスのマスコット、3歳になる息子のサイ君は日本語がとても上手です。お母さんのサキさんとは日本語で話し、お父さんのマースさんとはカンナダ語で話しています。
保育園では英語など話す相手によって使い分けているので本当にびっくりしますよ(*^^*)
ただいま反抗期の真っ最中(^^;;
ハンピのバスターミナルの隣にある屋台のゴビライスが人気!
いつ行ってもあるわけではなくて、おじさんの気まぐれで作ったり無かったりといろいろ…^^;
ゴビというのはカリフラワーのことで、衣を付けたゴビを油で揚げて炒めたごはんと合わせます、お皿に生キャベツ、生ニンジンの千切りとパクチーをちりばめて、その上に炒めたごはんをたっぷり入れて大きめのお皿で押さえてひっくり返して出来上がり(^^) カリカリしたゴビが炒めご飯とあっておいしいです♪
先に同じ宿のケント君とサチオ君が屋台に行って注文すると、「二人だけなのか?」 と聞かれ「後から二人くるはずだよ!」と言っていたらしく私達が行くとうれしそうに、座れ座れとイスを出してくれました(^^)
写真は少し食べかけてしまいましたが最初はまん丸です^^;
インドを旅する人達が口をそろえて「ハンピが一番良かった。」と言うので来て見ました!
路線バスで田んぼや畑を通り抜けると突然巨岩が見えて来てびっくりします!
遠くに見える山も巨岩を積み上げたような山で、その岩の中に村がありヒンドゥー教の寺院が点在しています。
お寺巡りをするよりも自然の迫力に魅力を感じる私には素晴らしいところです。 外人もいっぱいでお土産屋さんが軒を連ねています。
ボートで川を渡り、対岸の村に行くとヤシの木と水田のきれいなところに出ます。ここもレストランやお土産屋さんで賑わっていて、その中の一つ「Laughing Buddha」というレストランに行くと川越しに見える景色がとてもいいんです! イスはなくて座布団とクッションで座っていると寝てしまいそうになります^^;
正面にそびえるのはヴィルパークシャ寺院の塔門で高さ50mもあります。
順番が逆になりますがプリーを出る前の日記を一つ。
『Puri Rock Festival 2』が2日間にわたって開催されました!
初日はホテルの屋上でエンターテイメントなサンタナの住人たちによるROCKの祭典と、夫タシデレによる写真講座です。
夫は上手な写真の撮り方をスライドを使って説明。
いい構図の写真と残念な構図の写真を比較しながらの話や、背景や光の話などがありとっても好評でした(^^)
そのあとウルフルズの「とにかく笑えれば」の曲にのせた笑顔の写真ショーで、あたたかい気持ちになった夜でした。
このフェスのメインである、ナチョスさんによる歌と迫力あるドラムにはいつも感動させられます♪ ところがこの日は突然の電源のショートでマイクが途中で切れてしまったのです!
しかしそんなトラブルにも負けることなく、力強い演奏を最後までやってくれてまた感動させられました!
そんなナチョスさんですが普段はとても面白くて、礼儀正しい人であり私のヨガの先生でもあるんです(*^^*)
2日目は場所が変わって 、サンタナがやっている小学校の横の空き地に舞台が設置され、サンタナの住人たちの演奏だけでなくインドでは有名な歌手やタブラの演奏者も出演し、それに学校の生徒たちも参加して歌ってくれました。
TVカメラが5台も来ていて舞台のすぐ前で撮影するのでちょっと邪魔でした(ーー;)
翌日の新聞に載っていたそうなのですが見ることなくプリーを出てしまいました。
サンタナロッジで暮らすこと45日、みんなとの別れの朝は寂しい気持ちと、またここに来たいという思いでいっぱいでした。
出発の時のサプライズはすばらしい一生の宝物になりました。みんなに一人ひとりお礼を言いたいくらい感謝です。タシデレ写真館にその様子がありますので是非見てください。
坂本さん、私たちの旅の日程を延ばして下さってありがとうございました(*^^*) 本心ですよ!
ナチョスさん、教えていただいたヨガを続けていきます。マントラもお手本を聞きながら唱えていきたいと思います。
ファクナさん、またこの部屋に泊めてくださいね。
次の目的地ハイデラバード行きの列車の席は、S1、S12という12車両分の離ればなれの席でしたが、快く代わってくれたインド人の男性がいたので助かりました。 人の大事な物を盗む人もいればこうして助けてくれる人もいる、こんなドラマに出会えるのも旅をしていればこそとインドの人にも感謝です!
列車に揺られながら「糸」を口ずさんでいます。
♪逢うべき糸に出会えることを 人は幸せと呼びます
プリーの観光名所といえばジャガンナート寺院とスーリヤ寺院とチルカー湖が有名なくらいです。
そんな町にラグラジプル芸術村というところがあって、布に手描きで細かい絵を描いたり工芸品を作ったりしていて、観光客が訪れると買って!買って!攻撃が始まります(*^^*)
そこでは10歳くらいの子供達6人による伝統の踊りを観ることができました。
会場は狭くて土の上にビニールをひいただけの簡易舞台で、スピード のある踊りとアクロバティックな踊りです。体の向きに合わせて大きな目を左右に動かしたり、中国雑技団のような柔軟なダンスに目を奪われました!
もっといい環境を作ってあげたくなるような場所でした^^;
陶芸の村もあって素焼きの壺の原型が並べて干してあります。
さすが芸術村、土壁には絵が描いてありました。
今日のランチはお好み焼きです♪
日本人ばかりなのでお好み焼きが嫌いな人はいません!
サンタナのオーナーのファクナさんは、日本に行った時には毎日食べるほどのお好み焼き好きなのでオタフクソースは常備しているんです(^^)
粉よりキャベツの方が多いくらいの生地で、エビと卵のお好み焼きです♪
日本食に飢えている人はもちろん、インドへ来て間もない人もお好み焼きは大好きですよね(*^^*)