ミサの亜細亜自遊時間

夫婦でパックパッカー!

『天空の城 ラピュタ』のモデルの遺跡

2015-08-31 | 2015 カンボジア

アンコール遺跡群の一つで崩壊したまま手付かずのベンメリア寺院。アンコールから東へ70キロも走らねばならず、んーどうしよう… 夫のバイクじゃちょっと…(~_~;) と思っている私の気持ちなんて気にも留めず、 行くよ!とヘルメットを持ってさっさと行動開始です。仕方ない 行くしかないか! 半分あきらめ、でも期待もありというところです^^;



<ベンメリア遺跡>
正面なのにさっそく大崩れの景観、なにこれ!まさに手付かずの状態なんですね。 それにしても崩れ方の激しいこと!



右の方に木製の階段が付けてあるのでここから入るようです。



森の中にひっそりと佇み 崩れ落ちてしまった寺院。千年以上経っているのでいろんな災難にあったことでしょう、神秘的な気配を感じます。



実は中国人の観光客と同時に入ることになってしまって落ち着きません! 中国人はほぼ全員がいろんなポーズで3~4枚の記念写真を撮り、一人終われば次の人と まぁ時間のかかること… それにしてもポーズの取り方がハンパない、まるでグラビアアイドル並み! その光景が広くもない遺跡の中のあちこちで繰り広げられているのです。



この人達はこの神秘的な遺跡に何をしに来たのでしょうか?






中国人が行ってしまった後にもう一度廻ってみると、かなりいい雰囲気で見ることが出来ました。






『天空の城ラピュタ』のモデルというのは 本当は定かではないにせよ、似たようなところは随所にみられます。行ってみようと思った方はもう一度ラピュタを観てから来るといいと思います。


カンボジアも美味しいよ!

2015-08-29 | 2015 カンボジア

アンコール遺跡でかなり稼いでいるはずのカンボジアなのに街はひどい有様です。インドほどではないにしろゴミだらけ、ぬかるみもまだまだあるし、交通ルールはあるのかないのかわからないほど雑。
一日一万人が訪れる街だというのにちょっと情けないんじゃないですか?と言いたい。



まあそれはさておき、観光客が多いためそれなりにおしゃれなレストラン街もあります。夜になると明るいネオンが灯り生演奏でにぎやかでちょっとうるさいくらいです。なにしろどの店もオープンなアウトドアなので、私達が何を食べているのか歩きながら覗き込んで通り過ぎて行くほどです。
旅の途中で知り合い仲良くなったハルさんに7ヶ月ぶりに再会してご招待して頂き、こんな豪華な料理をご馳走になりました。メインはお鍋で他にはエビと野菜の炒め物、イカの唐揚げ、トマトとエビと春雨のサラダ、フレッシュジュース最後はチョコとバニラのアイス!なんとも豪華じゃないですか!
もう一人まっさんという24才の男子とともに全力で平らげました、幸せ~と言う感じです(*^^*)



普段の食事はこんな感じで、近くの市場の中にある食堂で好きなものを選んで注文します。今日は3品鶏肉とインゲンの炒め物、豚とタケノコとゆで卵の煮物、とうがんと鶏肉のスープです。これにご飯と無料のアイスティーが付いて3ドル前後です。日本人の口にも合う味付けなのでどれを選んでも安心して食べられて美味しいです。カンボジアも美味しいですよ(^o^)/



お見苦しい写真ですが 日焼けのためにサンダルのヒモがまるで包帯を巻いたような足になってしまいました(^^;; 毎日バイクで走り遺跡を廻った結果です。


素晴らしい世界遺産 アンコール・ワット

2015-08-28 | 2015 カンボジア



朝日を見ただけだったアンコール・ワットに再び帰って来ました。朝5時に出てからタ・プローム、バイヨン、遠くのバンテアイ・スレイなど遺跡をいくつか廻って来てもまだお昼を過ぎたばかりの時間です。塔門の中にある食堂でランチを済ませいよいよアンコール・ワットへ入ります。 今朝はこの池の廻りに人垣が出来ていたわけです。



西塔門をくぐって入ったところにある第一回廊です。
壁には壮大なレリーフが続きます。塔門の正面に立つとアンコール・ワットの3つの尖塔(実際は5つですが重なって見えません)がぐっと近くに見えてきて感動です!



回廊の中のレリーフ このような女官のレリーフをデバターといい、顔の表情の違いや髪型やアクセサリーやサロンなどさまざまなデバターがあります。
優しい光を通す連子状窓は綺麗な模様の影を作ってくれます。



中央祠堂に登る階段はものすごく急で狭く手すりもない! 私は昔はこの階段を勇気を振り絞って登り下りしました。恐怖以外の何ものでもなかった気がします。今は一ヶ所だけ木製の緩い階段が作ってあって上がりやすくなっていますが、それでもかなり高いので高所恐怖症の人はだめかも^^;



中央祠堂の上は狭いので順番に人数制限をしているので行列ができているわけです。



これからアンコール・ワットへ行ってみようと思っている方へ
ガイドさんに案内してもらえばもっとよくわかって興味深いと思うのですが、私達なにしろ貧乏旅行なもので…でも自由に動けるというメリットもあるので私達には合ってるかなと思います。説明を聞いている団体をみていると、長々とした話を聞いていない人もチラホラ見かけたのでたぶん飽きてしまうんだと思います。
自由行動が好きな人は前もってネットなどでざっと下調べをしてから見学するといいと思います。日本人の団体は結構多いので たまにそっと近付いてガイドさんの説明を聞いてみるのも…^^;


バイヨンから郊外の遺跡へ

2015-08-27 | 2015 カンボジア



<バイヨン寺院遺跡>
タ・プロームから少し奥にある小さい遺跡に行った後、戻ってバイヨンに向かうとすでに大勢の人が来ていました。ここは穏やかな微笑みをたたえた四面の観世音菩薩で有名なところです。



あまりにもりっぱなモチーフに感動しっぱなしです。
やはり人が多いと気が散ってしまって細かいところまでゆっくり見ることが出来ません(・・;)



この顔はある人に似ていると言われているのですが、たぶん若い人は知らないかもしれないですけど、大阪の芸人さんの「京 唄子さん」です。ちょっと失礼だったかもしれませんけど菩薩様なので…^^;



遺跡群は広い地域に散らばってあるので全部見て回るのは難しいわけです。 その中で次に向かうのはバンテアイ・スレイというレリーフが綺麗に残されていることで人気の寺院です。アンコール・ワットから37キロも離れた場所にあるのでさっそくバイクに乗って向かいます。
自転車で頑張って走っている人を追い越すのはちょっといい気分^^;



途中で遭遇した名も知らぬ寺院



<バンテアイ・スレイ>
少し高いところから全体を撮ってみました。かなりこじんまりした寺院で、赤色砂岩で出来ているので赤味を帯びた石です。
夫が20年前に来た時はまだ道路も赤土のままだし、寺院の廻りにも何もなかったそうです。今はほぼ整備されお土産物屋さんとレストランが連なっていました。



やはりレリーフはとても綺麗です。


アンコール遺跡群で人混みを避けて見学する

2015-08-26 | 2015 カンボジア

まだ夜明け前の真っ暗な中、トゥクトゥクと車の大行進!
最初はバイクはダメと言われていたけど来て見たら難なく通れてしまったので、ちょっと拍子抜けしましたがラッキー!ということでやって来ましたアンコール・ワット



アンコール・ワットはアンコール遺跡群の中の一つで、この名前は知らなくてもこんな写真は見たことがあるのではないでしょうか。朝日はアンコール・ワットの背後から昇るのできれいなシルエットになり池に写った鏡写真が撮れるというわけなんです。 この景色を撮るために早起きして池の周りには人、人、人 5時に出たのでは遅すぎていい場所で撮影出来ませんでした、残念(^^;;



外堀の岸に座って朝日を待つ人達
ツアー的には朝日のあとアンコール・ワットを見学し それから遺跡群の中の有名なところを順番に奥へ行くので、同じようなルートで回っていると常に人混みの中ということになってしまいます。なので観光客とは逆に周ることにして遺跡の奥へと向かってひた走ります。



<タ・プローム遺跡>
朝日に照らされたタ・プロームの入り口
とても静かで森の中の遺跡は神秘的な雰囲気です。



崩れてしまいそうな遺跡を支えるのか、押しつぶしているのかのように どんどんのびるガジュマルの木で有名なタ・プローム。 昔訪れた時にはなかった板の足場は、ちょっと残念な景観になってるように思いました。やっぱり自然のままにして欲しかったですね。



横向きに伸びていくガジュマルの根っこ 鉄の棒で支えられています。



あまりにも見事でなんと言っていいのか言葉が見つかりません。



レンタルバイクでトンレサップ湖へ行く

2015-08-25 | 2015 カンボジア

シェムリアップの宿に着いて さっそくレンタルバイクを探しに出かけました。街まで遠い~(・・;) 歩いて歩いて疲れた頃にやっと安く借りられる店を発見!
これでトゥクトゥクをチャーターしなくても遺跡巡りも食事にも買い物にも気軽に行けます♪



まずバイクに慣れるためにアンコール遺跡近くのチェックポイントまで走って引き返すことに。するとチェックポイントの係員に「バイクでの入場は出来ないよ」と言われ ガーン!! そんな~‥‥せっかく借りたのに無駄になるの(ー ー;)
しかしめげずにいろいろ聞きまくると、バイクで行った人もいたみたい… とにかく実際に行って見ないとわからないので今日のところはこれで終了!



後ろに乗ってつかまって走るのって、速くて気持ちいい反面めっちゃ怖いんです。経験が無いもので…^^;
何が怖いかって 信号がない交差点が多く 車や大量のバイクの動きが読めない。カンボジアは右側通行なので間違いそうになるし 逆走する車やバイクはそこらへんにたくさんいる。
借りたバイクも整備不良で大音量のボロバイク! やれやれだよ(ー ー;)
サイドミラーに写真を撮る私が写り込み



翌日、まずはアジア最大の湖トンレサップ湖へ行って来ました。
カンボジアは雨季の真っ最中なので水量は多い方みたい、でもこの家は水上家屋、要するに船の家なので湖の水量に関係なくプカプカ浮いているんです。



こちらはもっと岸に近いので高床式の家
それにしても風が吹けば倒れてしまいそうに見えます^^;


ジャワ島からカンボジアへ

2015-08-21 | 2015 カンボジア



いよいよインドネシアともお別れです。ジョグジャカルタの空港は ターミナルAとBがあってターミナルBの方からご搭乗下さいとのメールがAIR ASIAから来ていたので、どんだけ大きな空港なんだ!と思っていたら、ターミナルAから少し離れた所に小さなターミナルがあった。「TERMINAL B」という名前の空港みたい??



地方の空港はタラップ式の搭乗が多いですね。またもやAIR ASIAです。お安いので…^^;



ジョグジャを出発したのが17:15 しばらくするとジャワ島の上空で夕焼けが始まり、ジャワ島に数ある火山の一つが雲海の上に見えてきました。そのあとも4つほど頭を出している山が見え夕焼けに映えて素晴らしい景色でした。



飛行機のすぐ下にも!

1時間くらいたって 真っ暗な窓から下を見るとシンガポールの上を飛んでいることがすぐにわかりました! さすが大都会オレンジ色に輝いていました。
KLに着いたのは夜の9時、これから空港内で夜明かしをします^^; しかしほとんど眠れぬまま明け方の4時頃から荷物を預けに行き、次のカンボジア行きの搭乗口でしばし仮眠を…



朝8時ごろシェムリアップの空港に降り立ちました。やはり地方空港だけあってタラップから降ります。暑い!蒸し暑さが迫って来る感じです。

カンボジア入国時にビザ代30ドルを支払います。本当は顔写真1枚も必要なのですが、それを知らなかった私達は預け荷物の中に写真を入れているので「今持ってないよー!」と係官に泣きついたところ、「じゃ1人2ドル追加で払ってね」と係官。その代金で写真を撮ってくれるのかと思いきや、そのまま普通にビザが発行されました。

は??顔写真いらないの?
…結局、係官の懐に2ドル入れば、カンボジア政府としては顔写真なんかどうでもいいみたい。なんともテキトーな国ですね。



タクシーでシェムリアップの街の宿 "Mantra Angkol Boutique Villa" へ行きます。日本人のスタッフが迎えてくれました。久しぶりに日本人スタッフの宿なので英語の苦労はないようです^^;


プランバナン遺跡群 2

2015-08-18 | 2015 インドネシア



【セウ寺院】
プランバナン遺跡群の中でもう一つ見応えのあるのがセウ寺院
ロロ・ジョングラン寺院に似ていますが、セウ寺院は仏教の寺院です。ロロ・ジョングラン寺院より小さ目で いかつい感じがしました。



神殿は素晴らしいのですが、そのほとんどが崩れてしまっていて無残な姿のままなのがたくさんありました。 入り口付近のものは修復されたらしくちゃんと建っていますが、まわりはまだまだ修復中で、石がバラバラになっていました。



これだけの数の遺跡がこれほどまでに崩れ落ちるとは、かなりな規模の天災だったに違いありません。



天井は積み上げられたブロックが少しづつ中心にせり出しながらてっぺんまで続いているのが見えていて、なんかスゴイという感じです!



博物館にあった発見当時の想像図
オランダ人の指揮の元 現地の人達の力で蘇っているところです。


世界遺産 プランバナン寺院遺跡群

2015-08-17 | 2015 インドネシア

ジャワ島にあるもう一つの世界遺産 プランバナン寺院史跡公園を中心として周りに5つの寺院が点在しています。
ツアーで行くのは史跡公園の中のロロ・ジョングラン寺院とセウ寺院が有名です。



【ロロ・ジョングラン寺院】
最初に現れるのは目を見張る美しさのロロ・ジョングラン寺院
この寺院はヒンドゥー教の寺院で中央のシヴァ神殿の高さは47mもあります。



近づくと同じ形の神殿がほかにもいくつかあり まるで炎のような形をしていてとてもきれいです。



大きな神殿に圧倒されます。



中に入るとシヴァ神の妻であるドゥルガやガネーシャなどの神様が祀られています。
「夢をかなえるゾウ」という本に出てくるガネーシャが大好きなので しっかり触って来ました^^;



ずーと昔の火山噴火や地震の影響で崩れてしまった神殿の数々
未だに修復中です。


ボロブドゥール寺院の謎

2015-08-15 | 2015 インドネシア



四角い回廊をすべて回って上に上がると、釣鐘型のストゥーパがずらっとならんでいて全部で72基あります。 それまでの正方形の回廊と違ってここからは円形になっています。



1000年も昔に建てられたのに、1814年に土中から掘り起こされるまでジャングルの土の中に埋れたままだったのはなぜなのか? とかこの石はどこから運ばれたものなのか?などいろいろ謎がありロマンを感じます。



一つだけ釣鐘の蓋が開いているストゥーパがあり中の仏像が見えているのがあります。



この仏像は千年以上も前からここにいてすべて見てきたわけですよね…
いろんなことを聞いてみたいですね^^;



基壇の端っこでカメラを構える女性
そこ高いし後ろはもうないですよ! 見ているこっちがハラハラしてしまいます(・・;)