ハノイの休日ー貿易アドバイザー

ハノイからです。今日は、日曜日で、ベトナムのパートナーには、家族にために休日をあげることにしました。到着した夜、メーカーさんと一緒に、彼の家へ招待され、夕食をごちそうになりました。彼には3人の息子がいて、一番上が小学校3年生、二男が一年生そして末の子が3歳ということでした。みんなとても聡明そうで、しかも元気です。一人がピアノを弾いているなかで、ほかの子がサッカーボールを上手に蹴り飛ばしているなどいわゆる男の子ばかり三人兄弟です。それでも食事時には、上の子供たち二人は、慣れない箸を使い、お客さんのお皿に料理を取ってくれるなど、接待もなかなか上手でした。

お酒は、ベトナムの南部で購入したという、タツノオトシゴを漬けてあったというお酒でとても強い酒でした。料理は、ベトナムの家庭料理で、生春巻きと揚げ春巻きと野菜料理でしたが、感激するほどおいしい料理でした。食後、子供たちからチェスと五目並べの挑戦を受けました。メーカーさんたちはほぼ互角の勝負。私の場合はなんと全敗です。調子に乗りすぎて、昔、慣らしたギターがあったので、アメリカン・フォークソングなど披露しました。弦が一本切れていたのと、お酒を飲んでいたので、チューニングが甘く、次の日目が覚めると、いつも通り、後悔の念がよぎりました。

奥さんは料理も上手だし、夫の仕事も、さりげなく手伝っているし、3人の子供たちをとても上手に、厳しくしつけています。我がベトナムのパートナーのいつもの仕事もしっかりしていますが、彼は、家でも良き夫、良きお父さんであることを認識しました。とても素晴らしいカップルです。やはり、できる男は仕事も家庭もしっかりと管理できるものだということですね。

メーカーさんの二人は、今朝早くホテルを出発し、帰国の途に就きました。今回の出張の一番の仕事でしたが、メーカーからのさらなる協力を
取り付けることができたので、１００％まではいきませんが、良い商談ができたと思います。日本食品の風評被害に対して、彼が行ってきた努力をメーカーも大変高く評価してくれました。

私は、明日、明後日と、輸出や輸入の新しい商品開発のため、さらなる打ち合わせを行い、次のステップに備えるのですが、まだまだ時間がかかることになります。

今日9月11日は中秋節(The Mid-Autumn Moon Festival)でベトナムでもやはり大切なお祝いのようです。街もお祝いムード一色です。残念ながら、天気はあまりよくありません。
これから、いつもパートナーが連れて行ってくれる、ホアンキエンム湖へ歩いて行ってみようと思います。湖自体ハノイでの観光地なのですが、そこへあります。行く途中にはいろいろな店があります。ハノイでは、ある種の商品を扱う店が固まっていて（シルク街とか、漢方薬店街とかおもちゃ屋街等々）、そのような商店街に立ち寄るのは楽しみですし、これからの商品探しの役にも立つと期待しています。
久しぶりの休日を楽しむことにします。

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