熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

入山料の是非

2012-09-16 23:03:10 | 日常の出来事・雑感
梅雨明けから紅葉期を中心に山歩きを楽しんでいる。良く行く山は北アルプスや八ヶ岳方面。
北アルプスには、奥穂高、槍ヶ岳など人気の山が数多くあって、夏山シーズンは大勢の登山客が押し寄せる。
特に人気の山という事もあって、登山道は驚くほど良く整備されている。

歩き易いよう斜面には階段。


綺麗に石が敷き詰められていて、雨が降ってもぬかるむ心配がない。


急な岩場には鎖が付けられている。


上の写真は一例で、この他にも登山者が歩きやすいよう枝が払われていたり、足を引っ掛けられるよう石に切込みが入れられていたりと、登山者の安全を考え様々な整備が行われている。重機が使えない山中に於ける作業の大変さを考えると、関係者には頭が下がる。

ところで、これだけ整備するにはかなりの手間と費用が掛かるはずだが、その出処はどうなっているのだろうか。調べてみると、ケースバイケースで、山小屋や関係団体によるボランティアの場合や、国や県の登山道整備事業として税金が投入される場合と、色々あるようだ。
どちらにしても、登山者にとっては直接的な負担無しで誰かが登山道を整備してくれる、こんな有難い話は無い。

ただ、国の財政は破綻寸前、税金で丸抱えと言うご時世ではないように思えるし、ボランティアに依存するのもどうかと言う気がする。
やはり、ここは受益者負担の原則に則り、整備費用の一部だけでも入山料として、例えば数百円程度を徴収しても良いのではないだろうか。
因みに、アメリカでは国立公園内の山を歩くには入園料を徴収される。管理形態など違いはあるだろうが、徴収した入園料の8割は維持・管理費に使われるという。

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