熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

13年を超えたガソリン車の自動車税

2017-05-09 15:26:55 | 日常の出来事・雑感
自動車税の納付書が送られてきました。

1枚は昨年購入した車の分で税額2万円と随分安いです。
同封されてきたパンフレットに目を通すと、平成27年度燃費基準を20%以上達成している場合、基準課税額39,500円のところが何と約50%低減されるとのこと。
平成32年度燃費基準を10%以上達成していると、更に低くなって約75%低減です。

この低減措置、今年度のみとはいえ、1000兆円を超える借金大国にしては、随分と気前がいい事です。税金は安いに越した事はありませんが。

納得がいかないのは、19年目に入った車で税額51,700円。
基準税額45,000円のところが、新車登録から13年以上経過しているとの理由で15%が加算されています。

この13年という数値は、廃車されるまでの平均年数のようですが、13年以上経過している車は多く目にします。

パンフレットによると、この基準税額を増減される措置は、環境への配慮を税額に反映させる「自動車税のグリーン化」なる制度に基づくとのこと。

確かに古い車の燃費は総じて悪いには違いありませんが、現行車を含め13年未満の車でも燃費が10キロ前後、若しくはそれ以下の車は多く販売されています。
にも関わらず13年を境に、それ以前の車が地球温暖化の元凶のように一律重課税するやり方には違和感を覚えます。

未だ使える車を廃車することによる資源の無駄や新車を製造する過程で排出される二酸化炭素をどう考えるのか。単純な問題では無いように思うのですが、恐らくこの「自動車税のグリーン化」なる構想の裏には、新車への買い替え需要を喚起したい業界の思惑も働いている、とは少々うがった見方でしょうか。

それにしても日本は車に関連した税金が高過ぎます。


コメント
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