熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

八ツ場ダム工事再開、良かったと思う今日この頃

2016-06-19 16:16:04 | 日常の出来事・雑感
無駄な公共工事としてやり玉に上げられ、民主党政権発足と同時に工事中止の決断がなされ、大きな話題になった群馬県の八ツ場ダム。中止の理由は、人口減少により水の需要予測が計画当初の予測を下回った事などによるものだったと記憶します。

国の厳しい財政状況を考えれると、必然性の乏しい公共事業は即刻止めるべきであり、当時の民主党政権の建設中止の決断を歓迎したものです。
ところが、その後、同政権下にも関わらず中止は撤回され、自民党政権下で八ツ場ダムの工事は本格的に再開、2019年の完成を目指して着々と工事は進められています。

一旦中止が決まったダム工事が再開された当時は、公共事業依存型の政治に失望したものですが、今の関東圏の水不足を考えると、八ツ場ダムの工事再開は良かったと考えるようになりました。

温暖化による異常気象で想定外の事象が増えており、これから先一層深刻な渇水に見舞われないとも限りません。
水需要が予測を下回っているとしても、毎年同じように水を確保できる保証はなく、異常気象に備えるためにダムを一つ増やしておいた方が安心です。

今日の利根川水系の貯水率は38%、関東では当分まとまった雨は期待できず、夏本番を控え、関東圏の水がめは一体どうなるのでしょう。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする