

香港新界には多くの客家人が住んでいることで有名ですが、そのうちの1つがKCR元朗駅近くの南辺圍と呼ばれるエリアです。遠く中原から広東省・江西省・福建省の境界地域に流れ、その後南下してきた客家人の中の氏一族が香港新界に移住してきたようです。
写真はKCR元朗駅西口近くにある南辺圍の大門です。
元朗の街並みを抜けると、ライトレールが柵(仕切り)の無い自動車道路上を走っている姿に遭遇します。ライトレールも自動車の信号を守ることになります。英国系の国にはこのようなライトレールの文化が多いのでしょうかね?オーストラリアのメルボルンにも同じようなライトレールが走っていますし・・・。(勿論日本にもこのような電車はありますが・・・。)
KCR元朗駅の1階ターミナルから発車したライトレールは、すぐ元朗の街並みの中に入ります。大通りの両側にたくさんの商店街がある中を、真ん中にライトレールが走っています。元朗は元から多くの人が住んでいたようですが、KCRが出来てからというもの、香港主要市内へのアクセスがよくなった割には生活費が安く済むので、元朗~屯門周辺の移住した人が増えたそうです。バスから眺めていると、週末には本当にたくさんの人が散策している姿を見かけます。
香港には色々な乗り物がありますが、ユニークな乗り物の1つに軽便鉄路(ライトレール)があります。このライトレールは新界西部にしか存在していません。車内は運転手だけのワンマンですので、お金の支払いは車内でなく駅構内で行うのがユニークです。
写真の手前で女性がオレンジ色の箱にオクトパスカードをかざしていますが、乗るときはオレンジの検査器に、降りるときは緑の検査器にカードをかざします。数度乗車したことがありますが、結構のんびり走るので急ぎの場合には不適な交通手段です。
写真の手前で女性がオレンジ色の箱にオクトパスカードをかざしていますが、乗るときはオレンジの検査器に、降りるときは緑の検査器にカードをかざします。数度乗車したことがありますが、結構のんびり走るので急ぎの場合には不適な交通手段です。



写真はKCR元朗駅のバス乗り場です。写真中央やや左に見えるバスが深セン湾口岸行きのバスです。一昔前までは、九龍塘からのバスが便利だと知らなかったので、よくこの元朗駅を利用していました。香港新界は何か人を惹き付ける魅力があったことも1つの理由ですが・・・。