ふーだお通信

2010年までは中国での生活日記。2010年以降は福島(中国語でfudaoと発音)での事。

見学学習真っ盛り

2011-09-15 07:29:26 | こども(2010年4月~)
福島県では文科省支援事業で、7月頃から9月末までの間、福島県の子供達がのびのびと活動できるようにと補助金を交付している。
補助金交付の条件として子供5人以上とか、なにかしらの体験活動をしなければならないなど、いろいろ決まりがあるのだが、それを利用して今小学校の見学学習が各学校で真っ盛り。
息子は昨日は会津で手びねり湯呑茶碗作り体験、娘は市内の石炭化石館見学と市の体育館での遊び(子供達の学校の体育館は未だ壊れたままで使えない)。
春の遠足ができなかったので、学校での久々の校外活動。息子はこの間修学旅行に行ったばかりだが、楽しい事が続いて良かったね~。

この支援事業が9月末で終了するので、朝道路を車で走っていると、’○○学校様’と札を掲げた大型バスをあちらこちらで見かける。
県内の観光施設は軒並み入場者減で大変なので、この事業で一息ついているところも多いんだろうなあ。でも今月で事業が終わったらどうなっちゃうんだろう?

夏に行った裏磐梯など、例年に比べて人がまばらで、もちろん放射線量は普段より高い状態が続いているが、0.1~0.2μSV程度の空間線量なのだが、それでも他県からはなかなか人が来てくれないようで、福島の人間としては自分が住んでいる場所と同程度なので(まあ大丈夫かなあ)と思うのだけれど、自分の住む場所よりも線量が高ければ、(そんな場所には行かない)と思うだろうなあ、とも理解できる。
福島の人間と他県の人との感覚の違いが、悲しいことにかなりある。

それでも子供達にいろいろな活動ができるよう頑張っている学校の先生達がいたり、いろんな大人がいたり。
3月・4月に比べたら、子供達は楽しい毎日を送っていると思うし、前進はしている!




コメント
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