ふーだお通信

2010年までは中国での生活日記。2010年以降は福島(中国語でfudaoと発音)での事。

新しい人民病院

2008-02-24 12:18:53 | 生活(~2010年3月)
息子が金曜から
「目が痛いよ。」
と言う。
見ると、左目がものもらいか?確かになにかできている。
この息子、結膜炎やらものもらいやら、年に1度は目にトラブルを起こす。
以前も似たような事があり、眼科で抗菌目薬をもらって3日ほど点眼して直った事もあり、今回も同じような感じかなあ、と思う。

そういえば、昨年12月に新しく無錫市人民医院がオープンしたんだった。
一度行っておこう、と思っていたし、初めて行く時は熱とか出してる時ではなくて、眼科に行くくらいがちょうど良い。
来週からは学校も始まることだし、土曜日に息子を連れて行ってみた。

新しい無錫市人民医院、清揚路と金城路の交差点付近の広大な敷地内に、以前の第一病院と児童病院、それに疾病コントロールセンターなどを抱え、A棟からG棟まで建物が立ち並び、初めて行くと、ここはどこ?状態に。

第一病院の銭さん、今はここにいるのかなあ、と思いながら彼女に電話すると、メールにて回答あり。しかし土・日は外国人向け窓口はお休み(!)だそうで、
(前は土曜午前はやっていたのに、サービス低下じゃないか~)と思う。
銭さんから、児童病院の眼科はA棟1Fと教えられ、A棟を目指す。

A棟は児童病院、B棟が以前の第一病院、それに入院病棟などが建ち並び、敷地内も新しくきれい。
すごいな~、と思いながらA棟到着。
受付で新しくカードを作る。
どうやら、個人カードを導入、病歴やらなにやらコンピュータ管理されるらしい。

受付を済ませ眼科に行くと、眼科受付で人が並んでいる。
以前はお医者さんの前に我先にと順番を守らず人が殺到していたが、ここでは病院入り口で受付(掛号)するとそこで順番待ちの番号が付けられるようで(息子は眼科の25番だった)、眼科受付の看護婦さんがパソコンを見て、自分が何番なのか教えてもらい、待っていると呼び出しのテレビ画面に
「何番 何々くん 何番窓口に来てください。」
というような表示とアナウンスが入る。

以前は医者の前にドワッと人が殺到し、診察中もその辺で次の人がその診察を一緒に聞いている、というような状況は多少は改善。
しかし土曜の午前の小児眼科は結構混んでいて、待合室の椅子はまるで足らず、やっぱり一般診察は嫌だなあ、と思いながら待っていると15分ほどで息子の番になる。

息子の診察は、やっぱり抗菌の目薬が処方されておしまい。
医者はパソコン画面を見ながら目薬を入力。しかし、脇で見ながら、あれっ?息子の名前じゃないけどいいのかなあ?と思うも、前の子のデータ入力かなあ、と思いながら、2Fの薬局へ行きカードを出すと、薬局の人、「データが入ってない。」と言う。
ゲッ、やっぱり入力ミスされた!ともう一度医者のもとへ戻ると医者は
「不好意思。」といいながら再入力。
やっと目薬をもらい、終了。
しかし、息子の入力ミスされた目薬はだれかに処方されたままなのだろう。恐ろしい・・・・。

新しい病院の新しいシステム。改善されて便利なようだが、データ管理の危うさをめちゃくちゃ感じた第一回目の診察だった。
ハードがよくても、運用する人間のミスと、それをカバーする体制が問題・・。



コメント (2)
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