ふーだお通信

2010年までは中国での生活日記。2010年以降は福島(中国語でfudaoと発音)での事。

新春捕り物帳

2006-01-15 23:25:51 | 生活(~2010年3月)
我が家では正月明けからずーっと戦いが続いていた。それは・・・「老鼠」。

夏に一度我が家ではねずみが出て、その原因のリビング後ろの穴を塞ぎ、その時は問題解決、その後はずっと何事もなかったのだが、正月2日頃から朝起きるとなにかがおかしい。なんだかまた食べ物がやたらかじられている。

それからは、台所へのドアや他の部屋へのドアは夜寝る前に必ず閉めるようにし、すると、台所の被害はなくなったが、朝リビングの中がなにかおかしい。
これはやっぱりねずみがいる、という事で、大家さんに連絡し、そしてやっぱり夏と同じリビングの後ろに穴を発見。それを塞いで一件落着、のはずだった。

ところが穴を塞いだ次の日の朝、私のバックがかじられているではないか!どうやら食べ物がないので、バックの中の飴がほしくてかじったらしい。
うわあ、嫌だなあ、まだどこかに穴があるのかなあと思いながら、朝トイレへ行くと・・・、なんと、小さなねずみがそこにいた!!
ギャーッ、とトイレを飛び出しドアを閉め、ダンナさんへ「いたっ、いたっ!」と報告。前の晩、最後に寝た主人はトイレへのドアを閉め忘れていたので入り込んだらしい。
トイレにてしばらく主人は格闘していたが、結局逃げられて捕獲できず。家にはトイレが2つあるのでとりあえずは困らないが、洗濯機がそこにあるので、すごーくビクビクしながら洗濯をする。

その後大家さんに言って鼠捕りを買ってきてもらったが、この鼠捕り、古典的なタイプで、我が家の老鼠は全然ひっかからず・・・。
ねずみはどうも夜行性のようで、昼間は全然気配がしない。夜中になると、ガタッ、ガタッと活動が始まる。
そんなこんなで3日間、夜中にガタッと走り回る音を聞き、ああ、また今日も捕まらないよ、と思いながら眠り、朝確認すると、トイレットペーパーを引き出された後やらの昨夜のネズミの狼藉の跡を見てがっかりしていた。

そして4日後、なぜか気配が消えた。
食べ物がなくて、いよいよ弱ったのかな、でもまだ生きてるかも・・・。と思い、ビクビクしていたが、5日後も6日後も気配なし。
主人にトイレをよく探してもらうと、金魚の餌と共に袋に入れていた水槽に入れる中和剤を食べたようで、その袋の中で成仏していた。

そんな訳で、やっと戦いが終わった・・・。

しかし、今回の騒動、私も会う人会う人に「実はさあ・・・。」と話したが、主人も「実は・・・」と会社で話題にしていたらしく、私も主人も「どこどこでも見た」「うちにも前出た」という話を他の人から聞いたのだが、やっぱり珍しくもないみたい。
家の中に穴が開いていると要注意!ということか。



コメント
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