ほんとは
ブルーズ
なのに
なんで
ブルース
なんだろう
それは日本語の特徴
日本語の音韻の良くある傾向
背伸びしてみる海峡を
と唄い出す港町ブルースとか
もっと遡って
津軽出身のブルースの女王淡谷のり子とか
「ス」じゃなくて濁点の付いた「ズ」が本来の発音なのに
あれは
当時の歌謡曲としてのブルースは
なんかもの悲しい曲調
というところだけが受け入れられたみたいな
時代的にはなんだろう
ジャズの方のセントルイス・ブルース
とかがルーツ
みたいな話だろうか
ぼくらは
ブリティッシュ・ロックのメインの流れのところで
ブルーズを受容した
だから
アメリカの黒人のブルーズは
あとから学んだ
ある意味では
淡谷のり子のブルースと
おんなじだったかもしれない
やっぱり普通には
濁点なしでブルース
と言っていたからね
それはさておき
ヘイ ミスタ ショーズ
やさしく笑っていてよいつまでも
ヘイ ミスタ ショーズ
まあるい眼鏡をかけたおじさん
青いジャンパー 風になびかせ
黄色い自転車 駆けていく
元気でいてねえ やさしいショーズ
元気でいてねえ 素敵なショーズ
これはずいぶん昔に作ったブルーズ
実在の
2歳年上の先輩を歌ったうた
今でも元気に仕事して
自転車にも乗っている
おや待てよ
典型的なブルーズのコード進行じゃないな
これは
たとえば
キーがAだとすれば
A/A/A/A
D/D/A/A
E/D/A/A
みたいな典型的なブルーズ
むしろロッカ・バラードか?
でも
意識のうえでは
ブルーズ
だった
久しぶりに
また歌いたいな
どうだろう
常山くん?
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます