538ねん。

プログラムピクチャーとごみ映画を懐かしく語りたいなと・・・

囚われの美女

2009-08-13 23:38:24 | 洋画
邦題につられて見た映画

フランス語あんまよくわかんないけど・・・
原題直訳の邦題(タイトル)のようですが

なんだかよくわからない映画でした
ゴミ映画ばっか観てるこちとらにとっては

アートな映画イコールわからん映画
といった構図なんですよねぇ

夢と現実
意識と無意識が
作者のイメージとしての映像が
メッセージの点としてつづられていくような

普通「点」がいくつかつづられていけば
線になるのですが
この映画は線にならないんですよね
だから何を言いたいのかがよくわからない。

キャンバスを中央にして
海岸の映像なんていうのは
こっちにしてみれば
狙いはなんとなくわかるような
っていうか映像としては秀逸なんですが

映画の意識として観客には
なにがいいたいんか
って観客それぞれが
勝手に解釈していいのではありますが

作者のメッセージが断片的すぎて
刹那の映像だけを
楽しむようにはしてましたが
何回眠くなったことやら
って、3回くらい意識をなくしていたかなぁ(汗


GIジョー

2009-08-12 23:40:26 | 洋画
何をまちがったのか
CG80%のアクション映画を見にいってしまいました。

アメリカンコミックの実写版というか
GIジョーっていうのはアメリカ兵のことですよね

もっと古くというか第二次大戦時代には
ヤンキーってアメリカ兵の総称だったのに
ニッポンの現代では言葉の意味さえ違ってますよねぇ

大阪あたりが発祥だそうですが
やんちゃなキー坊ってことで
横山やすしさんあたりかな

おっと横道それました
映画、映画。
今のハリウッド映画からCGとったら
なんにも残らない
それくらい役者さんのアクションと見事に融合しちゃてましたね
でもその分登場人物の造詣がぞんざいになってるぶん
観客の感情移入がしにくいんでは・・・

ってことでCGを楽しめばよいのですよね。

最近のアメリカの男優さんも女優さんもあんま知らない中
デニス・クエイドが出ていたのがうれしかった。

でも、CGだけで見せる映画で2時間はしいどいでした
途中早く終わんないかな
とかおもいましたものね

前にも書きましたけどもう少し人間を描いてくれてれば
しんどい思いはしなかったかも
海中での戦闘はどっちがどっちかよくわからなかった

ただこの映画はシリーズとして作られれてるようですね
次回作へいろいろ問題を残してくれてましたが
さて2を見るという気があんま起こらない(笑



盲目ガンマン

2009-08-11 23:33:31 | 洋画
マカロニウエスタンですね
なんでもありのイタリア映画
「座頭市」のパクりといったら身も蓋もないですが

盲目ということですので多少の無理はあるのですが
聴覚や嗅覚に反応しての射撃なんていう描写は
あんまり克明に描かないんですね。

でも。場所をさし示してもらったり
馬に方向教えろとか
なかなかアバウトでいいです。

マカロニってそんなにエロっぽくしないのですが
この映画は50人のお姉ちゃんのハダカがでてくる
ヘアヌードも

さらにその50人を悪党が
砂漠でウーマンハント
ってシノップスが50人のおねえちゃんを
炭鉱の坑夫に運ぶっていうのですから
最初っから、女を人間として扱ってない

さらにメキシコの軍隊も人間として扱ってなく
ガトリングでめった撃ちの大虐殺

ということでマカロニの常
でてくる人物に善人は一人もいない

日本語音声で見たのですが
八並映子さんが日本語版のヒロインの声だったんですね
TV音声をドッカの誰かが持っていたのを
使用されたようですが

途中OA時間の関係でカットされた部分が
英語音声になるので
こういうカットをしてTVOAしたのか

結構こまめにカットしてるな
ということもわかるのが面白かった。

ビートルズのリンゴ・スターが敵役で出演されてました。

ブルークリスマス

2009-08-09 22:27:34 | 邦画
倉本聰オリジナル脚本
岡本喜八監督作品なので
おもしろくないはずはないんだけど・・・

全然ノレない映画でしたねぇ
映画の世界にに入っていくのは
主人公に感情移入するのが早いのですが
勝野洋にも仲代達矢にも感情移入はできない

あとストリーにも感情移入もできないのは
なぜなのだろうか?
ストリーが広がりすぎ
メッセージ色が強く
さらに大団円も映画的な落とし所がないんですよね
そういう意図があったんでしょうけど

SFを特撮やCGなしで作るという意図はかえるし
喜八監督も手堅い演出でくってるのはいいのですが

この時代の役者層は厚いですね
手堅い岡田英次、高橋悦史、小沢栄太郎はもとより
そんなにセリフも出番もないのに
謎の黒幕天本英世や岸田森が異色に光ってました
岡本監督さんはこの二人の使い方がうまいし
二人も監督に十分応えてる

田中邦衛さんがタクシーの運転手で登場
何気に勝野・竹下の二人にタクシーを降りてからもくっついてくる
あれ??

なんと竹下景子さんの兄さんだったとは
こういう演出すきなんですよね

ということで個々には好きなシーンとか
演出とかいかにも喜八
といったトコを賛美しながらも

徹底的にノリ切れない映画でした。
このノリきれなさも岡本喜八の意図だったのかもしれませんけどネ

スカーフェイスX

2009-08-07 22:39:02 | ハードコア
ジョー・ダマトのX3作の3作目
といっても、なんの関係もない3作
今回は30年代のギャングスターの物語を

ジュリー・アシュトン、ジーン・テイル に
主人公のギャングにはスティーヴン・セント・クロワという
ひと時代前のアメリカのポルノスターの布陣で製作
アメリカで撮ったようですね

したがってSexシーンの見せ方
とか演じ方も熟知してるし、ある程度演技もしっかりしてるし

ただ、なんでだろう
マシンガンやガバメントの発射音はSEとしては
入ってるのですが
銃口からの発火がないんですよね
なんだか気の抜けたビールみたい

そんなこんなでSexシーンは
127分の長尺に延々とつづけられるのではありますが
こちとらただただハードコア作品を
4日も立て続けに見てると
役者は違えどもやってることは同じなので
今日は眠くて眠くて
ハードなシーンで何回眠ったのだろう?
気づくのはセリフが聞こえると意識が覚醒する
ってな状態でしたが
暑さのせいもあったかも

ポルノで2時間はながいよねぇ
しばらくはハードコアは見たくないような(爆



プリズンX

2009-08-06 23:51:45 | ハードコア
ジョー・ダマトのX三部作の2本目。
「ターザンX」とはまるっきり関係ない女囚ポルノ。

トルコのイスタンブールにロケに行ってるのでしょうか
冒頭の街並みは中近東っぽかったですが
笑ったのは所長と大佐の性交の
バックミュージックがエリーダンスの音楽のようで、

「ミッドナイト・エクスプレス」のパクリですねぇ
決して無実の冤罪じゃないけど、
空港の検問大佐タモークが彼女に一目惚れ
ひっぱっていけば
ものにできるんじゃ
ってことで検問したら陰部から麻薬がでてきた
瓢箪から・・・ってことですね

で、刑務所に
そこであらためて身体検査
全裸M字開脚してる局部をさわりながらの刑務所医
口角につばの泡つけて異常にエロっぽい感じが・・・

女囚映画の持ってる
シャワーシーンとキャットファイトに代わって
ハードコアSexシーン満載
それもアナルまで

大佐は彼女とやりたくてやりたくて
いろいろ彼女に見方みたいにするのですが
なかなか思いが遂げられない

ラストで女所長と彼女との3Pで思いをとげられますけどね

刑務所で恋人と巡り合うという
ご都合主義な映画ではありますが
一応ハッピーエンドにしあげてます
アメリカ外務省の女外交官がいい感じでした。

主役のおネェちゃんちょっとぽっちゃりしていて
おっぱいも肉感的でいいんですが
陰毛が性器をまる隠しなのがちょっと・・・

それにしてもジョー・ダマト
アナルSexが好きですえぇ(爆

ターザンX2

2009-08-05 23:40:41 | ハードコア
はたして「ターザンX2」なのでしょうか
↓の「ターザンX」はアメリカのビデオで
英語音声のバージョンでしたが

今回はイタリア語音声
そしてスペイン語のスーパー付きの海賊版ビデオ
画質はそんな悪くはなかったですが・・・

さて、なんで2なのかというと
再びジャングルに帰ってしまったターザンを
ジェーンがあれやこれやと

ジャングルでの思い出を回想
ってことでSexシーンは1のものを再編集し
未収録のカットとかを加えてましたね

で、ジェーンもターザンを再びジャングルに探しに行く
ジャングルでターザンとジェーンが
楽しい楽しい愛欲生活

なぜかまた二人して文明の世界に・・・
ってことでターザンの3PSexシーンをカットして

残りのSexシーンを延々と
ラストはジェーンとの愛を確認

ヨーロッパではありがちなのでしょうけど
ちょっとデリートしたシーンを加えて
同じ映画を2本にして商売にしてるようですね。

ターザンX

2009-08-04 23:45:56 | ハードコア
ジョー・ダマトのXシリーズ3作の一つ
それぞれの邦題に「X」がついてるだけで
3作に関連はない
配給会社のアルバトロスが勝手に邦題に「X」をつけただけ

で、なんで「X」かというと
ハードコア映画ということですね。

ターザンのハードコア映画
イタリアンハードコアといえばロッコ・シフレディ
彼はアメリカでもあんどりゅー・ブレーク作品とか
ハードコアがまだビデオ撮影にならないうちから出てますよね
今でもハードコア女優の素人発掘なんていうのをしてるんでしょうか?

ターザン映画といっても所詮はポルノ
シノップスはグレイストークなんですね

ジェーンがジャングルでターザンと出会い
Sexを教授するんですね
キスしてサッキング
リッキングの手ほどき
そしてインサートさせてのグラインドと

で文明社会でターザンが
ジェーンに思いを寄せながらも
文明社会の女性たちとSex三昧

そこはポルノですから
誰に教わったのかターザンはアナルまでインサートしてるし
顔射まで

ジェーン役のロサ・カラシオロ
好みのタイプの女優さんだったんですが
白人にしては陰唇のメラニン色素が濃すぎで
ちょっと興ざめ

それにしてもエロおやじジョ・ダマトは
90年ころからハードコアしか撮らなくなちゃいましたね。

やくざ刑事(デカ)

2009-08-03 23:29:25 | 邦画
千葉真一主演
野田幸男監督の東映作品

千葉ちゃんを見るための映画ですね
アクション満載でコミカルタッチ

冒頭のパチンコ屋さん
内田良平さんと出会う大事なシーンなんですが
昭和45年のパチンコって

お客さんは立ってパチンコを撃ってるんですね
さらに玉は手で一つひとつ入れて
ハンドルの手打ち
いや、時代ですね

時代と言えば警察手帳もですね
写真とバッジっていうからでしたっけ

タイトルバックでの大立ち回り
新宿西口の車道でのロケですが
クルマ少ないねぇ
地下の空気抜きの丸いのはこの時代からあるのですね。

千葉ちゃんが着せ替え人形よろしく
着替えが頻繁で
グリーンのスーツにグリーンのシャツに同色のネクタイ
まるでメロンマンみたい

葉山良二さん固い演技でしたが
途中で正体が観客にバレバレでしたね

野際陽子さんが特別出演されえますけど
御相手役は八代万智子さ
ベッドシーンもありますが
千葉ちゃんの腕とかからだとかで
絶対乳頭みせなんですね
ここいらの撮影はおみごと

この時代の映画って
リアリズムを堅持しつつも
映画の持ってるリアリティのなさも十分にもちあわせてるんですね
砂地のジープでの決闘とか
ラストの馬とか
なんでこうなるの
って感じで
そこいらは南利明さんが具現化してましたね

雨のめぐり逢い

2009-08-02 22:13:19 | 邦画
昭和52年の松竹映画
といっても、三協映画製作作品
梶原一騎さんの映画会社
最強のカラテ映画じゃなく

メロドラマ
それも主演が山城新伍で
相手役が竹下景子さん

原作・脚本が菊島隆三さん
この方骨太のドラマだけじゃなくて
完璧なメロドラマを作り上げましたね

メロドラマといっても、物理的空間的に
すれ違いさせるのではなく
東京の一つの小さな地域で

何気ない日常のなかで
主人公たちの葛藤と心理的な
すれ違いで見事なメロドラマを構築されてましたねぇ

山城新伍ちゃん恋愛ドラマ似合わない
と思いつつも
多少テレがあったのかしら
今までの軽さというかコメデチックなトコが
チラっとだしてましたけど
おおむね合格点

竹下さん盲目の主人公
メロドラマに強盗殺人事件をからませて
90分の尺で中だるみもなく
手堅く野村孝監督がまとめあげてましたね。

子の頃の日本映画のわき役の層が厚いんですねぇ
彼らが映画を面白くしてるんですね。