538ねん。

プログラムピクチャーとごみ映画を懐かしく語りたいなと・・・

やくざ刑事(デカ)

2009-08-03 23:29:25 | 邦画
千葉真一主演
野田幸男監督の東映作品

千葉ちゃんを見るための映画ですね
アクション満載でコミカルタッチ

冒頭のパチンコ屋さん
内田良平さんと出会う大事なシーンなんですが
昭和45年のパチンコって

お客さんは立ってパチンコを撃ってるんですね
さらに玉は手で一つひとつ入れて
ハンドルの手打ち
いや、時代ですね

時代と言えば警察手帳もですね
写真とバッジっていうからでしたっけ

タイトルバックでの大立ち回り
新宿西口の車道でのロケですが
クルマ少ないねぇ
地下の空気抜きの丸いのはこの時代からあるのですね。

千葉ちゃんが着せ替え人形よろしく
着替えが頻繁で
グリーンのスーツにグリーンのシャツに同色のネクタイ
まるでメロンマンみたい

葉山良二さん固い演技でしたが
途中で正体が観客にバレバレでしたね

野際陽子さんが特別出演されえますけど
御相手役は八代万智子さ
ベッドシーンもありますが
千葉ちゃんの腕とかからだとかで
絶対乳頭みせなんですね
ここいらの撮影はおみごと

この時代の映画って
リアリズムを堅持しつつも
映画の持ってるリアリティのなさも十分にもちあわせてるんですね
砂地のジープでの決闘とか
ラストの馬とか
なんでこうなるの
って感じで
そこいらは南利明さんが具現化してましたね