538ねん。

プログラムピクチャーとごみ映画を懐かしく語りたいなと・・・

関東テキヤ一家

2009-08-23 23:42:49 | 邦画
こんなことを書いてしまうと
年齢がばれちゃうけど・・・
この映画が公開される直前に、当時人気のあった
深夜TV「11PM」の大阪読売テレビ製作で
菅原文太と鈴木監督が
今でいうプロモーションをやったんですよね

文太は主題歌歌ったり
まだピラニアという軍団を組織してませんでしたけど
いわゆる斬られ役として
擬闘というか殺陣を生スタジオで見せてくれていたのが
川谷拓三!!

このときはじめてコンドームに血糊いれて
斬られた瞬間左手でコンドーム破って血糊を散らす
という技を披露してたのを

なんで鮮明に覚えてるのかわかりませんけど
そんなこんなで
このシリーズは好きでしたね

テキ屋というのはお祭りとかの露店商のこと
ヤクザではなくて、まっとうな商売人なのだが
文太さんは九寸五分を懐に呑んで商売に出る

親分というか帳元さんはキレやすい文太を心配して
ドスに封印を・・・

しかし、シノップスは義理と人情を薄くした
ヤクザ映画ですよね
旅は啖呵売のたびではありますが・・・

菊水の親分の命を取られての殴り込み

テキヤは無職(ぶしょく)じゃねえ
れっきとした商売だ

と言いながら大木実の帳元さんも長ドスで
同じ女帳元さんを演じる桜町弘子さんも拳銃片手に
殴り込みです

やくざ映画の情感と所作を省いて
ドライなヤクザ活劇を
ということで、舞台をテキヤ世界において
鈴木則文が国分勝という
また新しいヒーローを生み出した。