538ねん。

プログラムピクチャーとごみ映画を懐かしく語りたいなと・・・

漆黒の闇で、パリに踊れ

2013-04-09 00:23:29 | 洋画
4月3日にDVD発売され、タイトルってか邦題からも明らかなように
フランス映画がお得意にしているノワール映画
なんだけど映画の中ではカーチェイスもなければ
銃声一発も響かない
昨年10月にテアトル銀座でレイトショー公開されたけども行けなかった
テアトルも今月で閉館しちゃうのね

原題は「UNE NUIT」
英語に直すと「ONE. NIGHT」でしょうか
そう映画自体がたった一夜のお話し
それも刑事が夜勤で運転役の女刑事とパリの町を覆面パトで巡回するだけ
ナイトクラブ、ストリップクラブ、違法クラブを巡回していくのだけども
フランスのこういう夜の社交場ってのは担当刑事が許可出すのね
これじゃ確かに腐敗生むよね
だから警察にも内部調査班と言う組織があるようで
それだけでノワールつまり黒社会だし夜のパリの風景が
ってか全体的に町中でのロケだし
フィルム質感のザラザラ感が余計この映画を際立たせてるよねぇ

と言うことで主人公の刑事はオープニングから内部調査班に
内偵を受けてることをシノップスで見せてる
この刑事ってあれだよね「この愛のために撃て」
戦うお父さんをこきつかったアイツを演じてたやつだよね
どっかアラブ系の顔だなぁって喉に骨が刺さったように見てたけど

また一夜限りの相棒となる若い女性警官は「戦争より愛のカンケイ」
全裸で地下鉄に乗っちゃったセックス闘志のヒロインですよね
この人は一発で思い出しました
ってことで見終わってから「戦争より愛のカンケイ」の彼女の裸シーンだけ
チョイスして見てからこの記事書いてます(汗
この映画では地味でしたが役によっては実にキュートでしたねぇ

さても知った顔が主演のノワール映画
中盤まではなかなか乗りきれないでいたのですが
裏切りと友情という構図と警察の内部調査と言う展開がほどけて来てからは
いつのまにか映画の物語世界に浸っていましたし
ドンデンは直前で何となく読めましたけども
グッドなエンディングですよね

2012年製作、フランス映画
フィリップ・ルフェーヴル監督作品・共同脚本
ロシュディ・ゼム、サラ・フォレスティエ主演


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