538ねん。

プログラムピクチャーとごみ映画を懐かしく語りたいなと・・・

G.I.S 特殊介入部隊 56Hours

2011-06-26 03:18:03 | 洋画
G.I.Sイタリアの警察特殊部隊ですね
いわゆる突入部隊の活躍するアクションで
気楽に見られると思ったのですが・・・

銀行強盗が機銃乱射して警察に追われ
バスジャックして逃げたりしていて
カーチェイスがあっらり
主人公と犯人たちとの交渉とかあったりして
たのですが
メインテーマはなんと核廃棄物の
軍事消耗品とかの再利用によって
戦地が汚染され、被弾したり、地雷撤去とかで
浴びた放射線量過多によって
軍人さんたちのがん発症への問題提起映画でしたね

2010年製作のイタリア映画で日本未公開
日本でのDVDが2011年の2月ということで
東日本大震災の前にリリースされてるから

大震災以後だったら絶対発売延期か中止になっていた
劣化ウラン弾によってコソボに派遣されたイタリア兵士が
被曝して白血病とかガンに侵されtるのに
国も軍もなにもしてくれないというか
認めないことに怒ったある舞台が

ウラン弾および核廃棄物でつくられてる武器の廃棄を
イタリア軍およびNTO軍にもとめて
市民病院を乗っ取り
ガン患者と担当医を人質に・・・・

その攻防と、軍人さんたちの秘密を
交渉人と家族たちとの愛の絆をサイドストリーにして・・・

今の日本でこれを見ると
福島原発のこともあって
色々考えさせられますね
 ってか、最初に書いたけど一月リリースが遅かったら
こういうふうに暴力で立ち上がることはできないけど
何らかの形で個人個人が原発について考えることは
必要なんだと・・・
そう思わせてくれた映画でした

イタリアは被爆兵士に保証をきめたらしいし
劣化ウラン弾の使用を廃止した
そんなコメントがラストにクレジットされますが
蜂起した軍人さんたちの末路は・・・・

思いもよらないような映画を見てしまいました
というか、ちょっとした映画でも今の日本で見ると
日本人の気持ちはなんらかでこの震災にかかわっているような・・・


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