538ねん。

プログラムピクチャーとごみ映画を懐かしく語りたいなと・・・

推理作家ポー 最期の5日間

2012-10-30 22:36:51 | 洋画
結構一般受けの悪い映画ですよね
110分の前半と言うかポーの不遇の状況説明の部分は
チョイ眠くなったけど、
振り子で胴体を切断するあたりから眠くはなくなったけど

ポーの不思議な死に方をミステリー仕立てにしてるんかと
思ったのですが、ポーが自作の推理小説の中で描いた
手口通りに犯す連続殺人犯をポー自身が追うと言うものでしたね
従ってポーの小説を読みこなしているポー好きには
たまらない作品なんだろうな
こっちは中学生か高校生のころにいくつか読んでるけど
もうなにもかも覚えてないよね

レーティングRー15は私も冒頭で書いた振り子での殺し方に
付いたような気がするけども
そんなにおどろおどろしくはなくて
これ以上の残酷描写とかグロテスクな映画でもRー15が付かないものも
あるんですが、映倫さんってレーティングの確たる規準って
審査する人の感覚によって違うんじゃないんだろうかって
この映画見て思ったのは、私だけ?

19世紀のボルチモアって石畳だったのね
靴のフンをしっかりとってから来いってのは
アメリカでもボルチモアの一般家庭内にはトイレがなかったのかな
と、石畳見て思ったんだけども
ま、いいか

犯人は意外に身近にいたのね
気がつかなかったですねぇ
ってか犯人を探して見てなかったのもありますが

邦題に最期ってつけちゃってるのでポーが
映画の中で死ぬってのが見る前から読めてしまいますが
原題は「the Raven 」
大烏ですか、ポーの作品タイトルではありますが
詩集のタイトルだったンですね

2012製作、アメリカ映画
ジェームズ・マクティーグ監督作品
ジョン・キューザック、ルーク・エヴァンス、アリス・イヴ、
ブレンダン・グリーソン、ケヴィン・マクナリー出演


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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは (maki)
2013-06-02 09:51:04
結構楽しめました
ポーの小説は小学生当時に何作か読んでいるのですが
さすがにわすれちゃってはいましたねえ。
詩過疎の独特の暗さ、陰鬱さみたいなものは映像からも伝わってきましたし、キューザックさんの振る舞いが、あまりパッとしない陰鬱なイメージのポーっぽくてなかなかよかったと思います

今回実際に殺人を実行してみるとアラこんなにグロいというのでテンションがあがりました(笑)
そういう意味ではやっぱり稀代の作家ですね
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