新作『眼‐まなこ‐』が本日、リリースです。
パッケージはこんな感じ。
http://www.amazon.co.jp/眼-まなこ-DVD-中山絵里奈/dp/B00KO93R6Q%3FSubscriptionId%3D1PGV4GGGAXZ1AMXAKKG2%26tag%3Da_ci_top-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB00KO93R6Q
おいらの初めての長編POVホラーでおます。
実は、自主映画で、POVは、短編で1本作ってるんですけどね。
それは『(ビデオレター)』というコメディでした。
『眼‐まなこ‐』の元ネタは自主で作った『気配』という短編ホラー。
内容は全然違うのですが。
見られているが見ているものは見えないという恐怖を共有していrます。
『眼‐まなこ‐』のコンセプトは、出演者が実際に劇中で撮影している映像のみで語る映画。
『クローバーフィールド』とかでも、かなりを出演者自身が撮影していますが、それでもプロのカメラガマンが撮影を担当しています。
『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』はほぼ自主映画ということもあって、出演者が多くを撮影しているようですが、ここでは撮影担当というカメラマンキャラを設定しています。
学生が魔女伝説を撮影しに来たという設定。
多くのPOV作品がこのカメラママンをキャラクターにして、それによって撮影されたということにしています。
『REC』が代表選手で、テレビドキュメンtナリーの撮影中に起きた事件をクルーが撮影。
『グレイヴ・エンカウンターズ』はテレビの取材チーム。
『コワスギ!』シリーズもビデオ制作チームが撮影。
『トロール・ハンター』は学生のドキュメンタリー制作。
『POV~呪われたフィルム~』はネットテレビ。
このタイプはフェイクドキュメンタリーとも区分されます。
あと、ファウンドフッテージとは、発見された素材で再構成されたもので、『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』、『グレイヴ・エンカウンターズ』、探検家とドキュメンタリー制作者が記録用に撮った『ダイナソー・プロジェクト』などがそう。
『クローバー・フィールド』はあるパーティの撮影を任されたプロではない撮影者という設定。
ほかにも、映画サークルの学生が撮ったという設定の『立入禁止』では、映画のカメラとメイキングと遊びのカメラが混在。
監視カメラの映像だけの『LOOK』、『インフルエンザ』。
犯人と被害者が記録用に撮った映像で構成された『エビデンス-全滅-』。(ただし、通常のドラマ部分もあります)
第三種接近遭遇を子供が記録した『エコー・トゥ・アース』、ゾンビ化を記録したもの、武器作り科学者の記録と軍の記録の『武器人間』など、いくつもあります。
カメラマンではない、普通の人が撮影した設定の代表は、『クロニクル』と『パラノーマル・アクティビティ』シリーズがあります。
(日本版ではカメラ好きで学校で撮影を学んでいるか部活でやっている設定)
『眼‐まなこ‐』は、このカメラマンではない人が必要があって撮影をしている、という設定になっています。
女子校生たちがある必要から撮影を始めている上、カメラを小道具として扱っています。
ちなみに『REC2』は特殊部隊と少年たちのカメラがありますが。
あの少年たちのところのイメージで全編を通した感じですかね。
違いは、カメラマンという性質上、キャラクターが消えるようになってしまうこと。
友人がとっている設定の『プロジェクトX』でもキャラクターはほぼ透明人間。
しかし、主人公が回す『クロニクル』は、撮影方法にもキャラクターが現れており、非常に優れています。
『眼‐まなこ‐』が、体感POVをうたっている理由はここ。
ちゃんとキャラクターを描かれた人物が撮影しているということ。
主人公自身も撮影していますので、撮影している映像そのものがす主人公の気持ちを表す。
POV=point of View(視点)でも、Person view (人物視点)が強調されています。
そのため、撮影でも、おいらもスタッフも現場に出演者以外はいられず、遠くに隠れて、撮影後の映像を確認しています。
女子高生だけの世界で繰り広げられる少し奇妙な世界の臨場感こそ『眼‐まなこ‐』の見所です。
ご興味湧きましたら、ぜひ、その眼でお確かめを。
どうぞ、よろしゅう。