昨日は、『かく恋慕』が三鷹連雀映画祭にお呼ばれ。珍しく熊澤怜奈と舞台挨拶に登壇してきました。
通なお客様が来ていただいて、質問もいくつもいただいて、濃い濃いな時間に。
濡れそぼる夜にしっとりした今作の鑑賞は抒情度倍増だったのではないかと。
同じプログラムでは野本梢監督作で芋生悠くんが出演していて、おいら、たぶん芋生くん特集のバーターだったんじゃないかなぁ。
とても親密な映画祭で心がほっこり。
再会も多くて、応援スタッフやムービンピックの秋田さんほかスタッフの方々とも、『猫、かえる』の今尾さんと品田くんは上映と登壇もあったので。
みなさま、お世話になりました。ありがとうございました。
懇親会は、めちゃ美味くておしゃれな料理のモダンタイムズで、しゃべりと二重に舌が活躍してました。
そうそう、舞台挨拶で紹介した来年の手島実優特集での上映のチラシはあっという間になくなってましたよ。
「わたしは自分がやりたいと思うことをやる。はじめから観客層を想定していたら、観客の期待に応えることだけにあくせくすることになる。それは危険なことだ。」
クリント・イーストウッド
涙を排泄行為にしてしまった。
エロじゃないぜ、色なんだぜ。
「とどのつまり、この映画(『ジョーカー』)は、親切心が持つ力と社会における同情心の欠如がテーマです。観客の皆さんは、そのメッセージをしっかりと受け取ってくれたようです。暴力事件を誘引するかもしれないと言われていた映画が、代わりに、階段を踊りながら降りる人たちを増やすことになるなんて、素晴らしいじゃないですか。この事実こそが、今の時代というものを如実に表していると思います」
ホアキン・フェニックス
親から引き継ぐ、縁を引き寄せる遺伝子ってのもあるのかもしれない。
分からない、を分け合う。
理解ではなく裡解で。