魂のしくみからの独り言✨

過去の経験からその{意味}を探し・・
スピリチュアルな世界を知った私の独り言。。

芽 ~15

2009-08-11 08:00:35 | お話し
かつての自分。

いつも、両親の顔色を見、
いつも、どこか落ち着かず、

心から・・笑うことが出来ていたか?

居心地の悪い家

両親の間に立った自分

父を説得する・・自分
母の力になろうとした・・自分

心を砕き・・
必死だった・・

兄弟に対しては・・
自分が守らなければ・・と。

両親を、兄弟を・・
そして、自分をも・・守りたかった。

心を、本当の心を・・必死に、覆い隠してしまった。

見えなくなった・・心。
本当の想いを・・覆い隠した心。

覆い隠し、見えなくなったことにさえ、気が付けなくなった。

自分の心なのに・・見えていない。
覆い隠されたものに・・気が付けない。

いつしか・・

心の中には・・

芽が。

この芽は、やがて枝を張り、葉をつけ、大きな木に。
そして・・木は日差しを遮る。

日陰の中で、育った心。

インナーチャイルドは、そこで育っていたのでした。

気が付かずにいた・・自分。

今のいままで・・気が付かずにいた。
成長し、大人になり、

それはまるで・・今の我が子と同じ。


母は・・

我が子と同じところでたたずむ、自分自身の子供を見、
無言で「訳の分からない何か」を感じるのでした。

「同じだわ・・」

インナーチャイルドが・・日を遮られ、その事実に気が付かずに今までいたことに、
ただただ・・無言で何かを感じようとする母。

「私にも同じ・・芽がある。これは・・???」

確かに、その芽は、我が子に当たろうとする光を遮るだけの大木になっている。

木は、一見、その子を守っているように見える。

そう・・見えるものの・・
大切なものに光を当てずに、光を遮り、

本当に大切なものを見ることを・・遮っている。



いつしか、大木になった芽。

母親は、今は心の片付けができずに・・

ゆっくり、重たい足を進めるのでした。






最新の画像もっと見る

コメントを投稿