魂のしくみからの独り言✨

過去の経験からその{意味}を探し・・
スピリチュアルな世界を知った私の独り言。。

芽 ~11

2009-06-20 16:31:26 | お話し
母は・・・

かつての自分を振り返るのでした。

「子供を愛している」

主人と出会い、結婚し、
次に求められるのは・・出産。

女として生まれたこと・・
子供を持つこと・・

でも・・

子供を持つことに対して、言いようのない想いが心の中を占める。
それがどこから来るのか分からずに・・

心の底で「なぜ?子供を持たないといけないのか?」

と。

自分の中のいいようの無い 恐怖感、
子供を持つ理由を探し、持たなくていい理由をも探し・・

言葉で説明できない「恐怖感」

の・・言い訳にするのでした。

どうしようもなく・・動かすことができなかった、
どうしても払拭することが・・できなかった、

・・かつての自分。

動かせなかった理由は・・母親自身の子供時代にあった。

自分自身の中に 深く眠る・・自分自身の子供、
癒されていない子供、

が・・

自覚なく、子供を持つことに・・恐怖感を持たせていたのでした。

母親が、子供を産む前に、この事実に気が付くはずもなく・・
この頃は、ただただ、自分でもどうしようもない恐怖感に戸惑っていた。

そんな気持ちなど忘れさせるように・・

子供を授かり、日に日に大きくなるお腹を抱え・・
母親になるという事実が迫ってくる。

そんな 日々に・・いつしか恐怖感も消えていった。

子供を授かってからは・・もう進むしかなく、
日々の忙しさに追われた日々。

かわいい子供の顔に・・こんな幸せは初めてだと感じた日々。

でも・・

母親の中の子供は・・癒されておらず・・
癒されない子供は・・ときどき顔をのぞかせる。

母自身に自覚なく、気が付くこともなく。


そして・・今。

子供を持つことが怖かった自分 を、思いだしながら歩く母親。

初めて、自覚する・・自分の中の子供。

「インナーチャイルド」

これまで、見向きもしなかった、気が付きもしなかった。

母親は・・はっとするのでした。

「私は、自分を愛せているのだろうか?」

「私は、子供を愛している」と、思っていたけれど・・本当だろうか?

「私は・・自分を愛せてない・・」

自問自答を繰り返しながら ただただ 黙って歩く。

語りかけてくる闇
問いかける「当たり前」

を 横目に・・

自分自身と向き合う母親がいました。

インナーチャイルドに 初めて出会う・・

母親。






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