魂のしくみからの独り言✨

過去の経験からその{意味}を探し・・
スピリチュアルな世界を知った私の独り言。。

おばん

2006-11-12 10:22:14 | 心に残る話
昨夜の事

昨夜は{大逮夜・おたいや}=おばん 
で、お寺に行ってきました。

{おばん}とは{おばさん}の事ではありません^^

その年に無くなった方の{お位牌}をお寺に持参して
(檀家さんが集まります)
年末に 一緒にお経を上げます。
浄土真宗では それを{おばん}と言うのだそうです。
(こちらの地方だけの言い方?よくわかりませんが・・??)

お経でだいたい・・一時間15分位?だったかな?

その後 説法?がありました。

そのお話が興味深かったので 書こうと思います。


亡くなるというのは 失われるという事ではない
新しい縁が結ばれるという事。

仏と私~新しい関係(縁)が生まれるという事。

泣いて泣いて・・愛するものを失って・・=愛別離苦(八苦の中の一つ)
ただ悲しみしか残らない・・そうではない。
泣いて泣いて・・分かった事がある。
泣いて泣いて・・得たものがある。
泣いて泣いて・・<私>を分からせる。
それが 新しい縁が結ばれるという事。

お経は 無くなった方に上げるものではない。
お経は お釈迦様が<生きている人に説いた教え>

亡くなった方は 心配しなくても大丈夫・迷ったりしない。

本当に迷っているのは 生きている者=自分

お経は<迷っている自分>を気が付かせるもの

生 老 病 死 = 四苦

愛別離苦(あいべつりく) ~愛するものと分かれること
怨憎会苦(おんぞうえく) ~嫌いな者と会わないといけない
求不得苦(ぐうふとっく) ~求めるけど得られない
不求得苦(ふぐとっく)  ~いらんものが入ってくる
・・この4っと四苦・・これを合わせて八苦=四苦八苦

仏は<私を照らす>

人のことはよく見える 自分の事は見えない
(目が外に向かってついている・・一つ内側に向ければ良いのに・・^^)

仏はわが身に気付く・わが身を見る

諸物=あらゆるものが自分の為に動いているという事・・それを知る

今の人に不足している<もの>
・幸せ発見能力
・自分を見つめる能力

当たり前の事を有難いと思える=幸せ

わが身を見つめる目が厳しければ厳しいほど・・仏に近くなる。



良いお話を伺いました。

感謝。