一期一会

日々是好日な身辺雑記

Preトレイルラン

2019年03月14日 | 日記


昨日は春到来を思わせる陽気で、絶好の山里歩き日和となったので、4月に出場するトレイルランの練習に山里を走ってきた。
コースは西武秩父線の吾野駅をスタートし顔振峠まで上り、そこから黒山三滝へ下り、梅が満開の越生梅林に廻り、
東武線の越生駅までというもので、前にもこのコースを走った事がある。
前日にも野火止用水・玉川上水のジョギングコースを14km走ったが、今週の予定と梅の満開時期を考えると昨日しかなかった。

7時前には家を出て、駅ナカのコンビニでサンドイッチと野菜ジュース、水を買い、7:05発の電車に乗り飯能へ。
そこで西武秩父線に乗り換えるのだが、待ち時間が30分くらいあり、ホームのベンチで北欧ミステリー「赤い夏の日」を読みながら電車を待つ。
西武秩父線は高麗川を過ぎると電車の両側に山が迫り、のんびりした山里の風景になり、吾野駅に8:15に着く。
サンドイッチ、水が入ったランニング用のバックパックのベルトを締めて、走り始める。

(秩父街道 吾野宿)の看板が立つており、山里で街道や宿(しゅく)の字を見ると、何故か江戸時代にタイムスリップしたような気分になる。
顔振峠までは(関東ふれあいの道)で林道や沢の道だが、上り一方でその道の状態で走ったり、歩いたりして9:05頃に着く。
顔振峠からは4/15に出場する名栗トレイルランで走る蕎麦粒山や有間山が見え、頂上が白く見えるのは雪だろうか。





顔振峠から黒山三滝へは下りの林道で、石や岩も少なかったので、スピードが出過ぎるくらいで、躓かないように足元を気をつけながら走る。
県道61に出て側道を走ると、道路脇に(渋沢平九郎自決之地)の石碑が建っている。
渋沢平九郎は、(日本資本主義の父)とも言われ明治から大正初期の実業家渋沢栄一の妻千代弟で、養子になったが、
渋沢栄一の渡欧中に維新戦争に参じ飯能で官軍と戦い、最後は黒山の里で刀を交え自決した。
享年22歳だったが、首は越生の高札場に晒されたが、その壮絶な最期を讃え、黒山の人達がお寺に葬った。







そこから黒山三滝まで県道を走り9:55に到着。滝見物をして越生梅林まで走り着いたのが11:00。
入園料300円を支払って満開の梅の花を見物し、サンドイッチと野菜ジュースでの昼食を取る。
越生梅林から越生駅まではバスが1時間に1本走っているが、それに乗ってはトレーニングにならないし、
ただ一度止めた脚は、また走り出す気にはなれず、歩いて50分と聞いた駅への道を速足で歩いたら12:00に着く。
歩数計で確認したら吾野駅から22.5kmとなっていたが、スマホアプリのGPSとは違いその精度は分からない。





一夜明けて、今日の午前中にテニスをしたが、太腿が痛みいつもの球際の強さが発揮出来なかった。
ただ筋肉痛は2日から3日後が酷くなるので、今週は走れないだろう。

トレイルランは4/14(日)の名栗トレイルランに出場する。最初は4/21(日)の奥武蔵もろやまトレイルランを走ろうと思い、
エントリーしたら締め切り期日前だったが、900人の応募人数に達してたらしく、エントリー出来なかった。
このトレイルランは2012年に走った事があり、昨年もエントリーしていたが、雨が降り2日後が山陰旅行だったので、出走を取り止めた。
名栗トレイルランは初めて走るが、制限時間が7時間半の25.9kmでカッコ書きで(時間内完走にはフルマラソンサブ5の走力が必要です)とあった。
この大会要項を見たのは、エントリーして参加料7.200円をクレジット決済した後だった。
このカッコ書きに不安になり、この大会のブログを検索したら、脚がつったとかという文が載っていた。
フルマラソンのサブ5(5時間以内)の走力があるかどうかは、フルマラソンの経験がないので、
青梅マラソン30kmの3時間15分〜30分を参考にするしかない。

2012年の奥武蔵もろやまトレイルラン21kmは4時間8分で、総合順位で423位だったが、なにせ7年前の記録だ。
まぁ、サブ5の走力は別として、新緑の山中を走るのは気持ちが良いだろうからファンランに徹して楽しんで走ろうと思っている。
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