一期一会

日々是好日な身辺雑記

大納会

2015年12月30日 | 雑記



明日は大晦日、2015年も終わりだ。
昨日は川越で年末恒例の山友達とカミさん同伴での忘年会をした。
昼過ぎから35年来行きつけの、時の鐘近くの理髪店に行き、
その後、年末の雰囲気を味わいに旧市街のぶらり歩きをする。
成田山別院や川越大師喜多院は初詣の準備をしていた。

5時半に本川越駅でカミさんと待合せ、山友達の息子さんが運転する車に乗り店に向かう。
昨年の忘年会も彼が送り迎えをしてくれた。
山友達とは長い付き合いで、息子さんも幼少の頃から知っているが、
183cmという長身の好青年になっており、時の経つ速さを感じさせた。





店は昨年と同じく、川越の住宅街の中にある小料理屋(おぎの家)だ。
ここは山友達の知人の息子さんが昨年9月に開店した店で、
川越の割烹・山屋で修行したという若い店主の作る料理は美味しかった。
この日の料理はお任せで、あん肝、刺身盛合せ、茶碗蒸し、えぼ鯛、天ぷら 、
最後はお茶漬けで〆た。店は満席だったが特に時間制限もなく、
話も弾み、麦焼酎いいちこを呑み終えた9時にお開きとなった。

今日は散歩がてらカミさんといつもの花小金井からのジョギングコースを歩く。
途中、前にこのブログに書いた福井県の地酒(黒龍)を、
カミさんがお使い物にするというので、純米大吟醸を一本買った。
久米川まで1時間程歩いて、昼食は駅近くの玉乃鮨で。
この店には何回か来たことがあり、ランチに握りは無く、
鯵の丼とおまかせ丼というちらし寿司の2種類のみで、おまかせ丼を注文する。
おまかせ丼の中身は、マグロ、サワラを炙ったもの、鯵、ホタテ、厚焼き玉子、
タコを茹で梅だれで和えたもの、これが美味しかった。



そして今日は株式取引の最終日、大納会だった。
日経平均は3日続伸し、51円高の19,033円で今年の取引は終了した。
年初に多くのアナリストが予想した年末の20,000円~22,000円には届かなかった。
1/5に17,408円でスタートした今年の相場も、翌日には原油安やギリシャ不安で
525円安の17,000円割れという展開で始まった。

それでも円安効果での好決算もあり4/22には20,000円台になった。
そこから8/18までは20,500円前後のボックス圏相場となっていたが、
中国景気の減速懸念を受け、翌日から331円安、189円安、597円安、895円安、
733円安と、5日連続の大幅安で8/25には17,806円まで下げた。
これを大底とみて8/25にサンケン電気、8/27にSCREENホールディングス、
8/28にはTOWAを買った。
そして9/9の日経平均は1,343円高という21年7ヶ月振りの大幅高となった。

その大幅高も、9/18のFOMCの利上げ見送り発表で、世界景気への懸念から下げ始め、
9/29には714円安の16,930円と、1/19以来の8ヶ月半振りに17,000円割れとなった。
振り返ってみるとこの日が今年の相場の大底で、保有株評価額も底だった。
そんな下げ相場も10月に入って上げ始め、11/13には8月末に買った3銘柄を利益確定売りをした。
このように乱高下した相場も後講釈はいくらでも出来るが、要は上がったものは下がり、
下がったものは上がるという単純な理屈で、どこでそれを見極めるかだ。
そしてFOMCの利上げ決定を前に、12/14には税金戻しの意味もあり、塩漬け状態の
アンリツと東邦亜鉛の損切りをした。

12/17にはFOMC利上げ決定後のNYダウの上げを確認して、ミネベアと日本ゼオンを買った。
それぞれ右肩下がりの底値との判断だったが、ミネベアは下げ止まらず再度の損切りでの
買い直しで1,145円の買値を1,040円にした。
12/21にはミツミ電機との経営統合を発表したミネベアは、iPhoneの販売減速予想や
有機LEDの採用等の要因があったとしても、今期業績予想を考えると売られ過ぎだと思うが
よく解らない。とにかく出来高は大きい。

この買いで今年は終わりだと思っていたが、28日には三菱電機を買った。
その前の25日にNISA口座であおぞら銀行を買ったが、これは定期預金よりは良いという、
文字通り銀行株の位置付けで5年間買い続けるつもりだ。

来年は7月に参議院選挙もあるが、米国利上げの影響や中国景気減速、
原油安によるオイルマネーの縮小、ISによる地政学リスク等の不安要素があり、
来年の相場が今年より良くなるかは分からない。
いづれにしても銘柄選別力と機動的な運用が重要だろう。




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