きのう職場のNさんとSKさんとランチに行きました。
Nさんとわたしは仕事前、朝から勤務のSKさんは仕事を休んで会いました。
このメンバーで食事するのは初めて。
「以前からNさんとお話ししたかったんです」とSKさん。
彼女はNさんとわたしよりも15歳ほど年下です。
「午後のメンバーはいいですよ」
「そう?」
「だって、わたしの周りはみんな70歳過ぎてて、もうお年寄りばっかり。
話が全く通じないんです。ちょっとしたことで怒るし」
「わたしたちもいずれそうなるね」
「ところで、STさんって辞めないのかしら」
「会社からもういいですって言われるまで辞めないと思うよ」
「でも、歩き方もヨロヨロしてますよね」
「うん、介助が必要な感じの歩き方でしょ」
「そう、そう」
「朝の仕事だけにすればいいのに」
STさんは別の会社で早朝の清掃をしています。
それが終わってから午後はわたしのいる会社で清掃。
いつも疲れたと言っていますが、有給休暇はありません。
去年はケガと病気で何日も休んだので、
今年の有給休暇を取得できる稼働日数に達していませんでした。
「STさんよりも年上の人がいたけど、
76歳の誕生日の前にもう仕事はなしって言われたらしいよ」
「・・・っていうことは75歳まで働けるってことなのかな?
60歳のころは70歳まで働けるかなって思っていたけど、
66歳になった今は、このまま元気なら70過ぎても働けそうな気がする」
「そうだよ。家にずっといたらやることがなくて退屈しちゃうよ」
「それにお金も必要でしょ。こうやってレストランで食事したり、
出かけたりしたいし、孫にもお金がかかるでしょ?」
「そうそう、かかるんだ、これが。だから70過ぎても働く」
「それにしても職場のみんなは強いですよね。わたしはかわいく年取りたいな」
「ムリムリ」「ムリムリ」とNさんとわたしが声を揃えて言いました。
「かわいくなんてしてたら、周りに飲み込まれちゃうでしょ」
「そうそう、自分がなくなっちゃう」
「そうなんですか?」
清掃は若い人がやりたがらない分、高齢者の仕事の間口が広がります。
個性の強い同僚の中で、周りに飲み込まれない程度に自己主張をして、
健康に気をつけて、できるだけ長く働けるようにしたいと思っている、
今のわたしです。
しばらくブログをお休みします。