女ひとり、歳をとる。

お金なしの60代、犬2匹と同居中。

いつまで仕事を続けられる?

2020-11-07 23:50:20 | 老化現象・老後準備

 

きのう職場のNさんとSKさんとランチに行きました。

Nさんとわたしは仕事前、朝から勤務のSKさんは仕事を休んで会いました。

このメンバーで食事するのは初めて。

「以前からNさんとお話ししたかったんです」とSKさん。

彼女はNさんとわたしよりも15歳ほど年下です。

「午後のメンバーはいいですよ」

「そう?」

「だって、わたしの周りはみんな70歳過ぎてて、もうお年寄りばっかり。

話が全く通じないんです。ちょっとしたことで怒るし」

「わたしたちもいずれそうなるね」

「ところで、STさんって辞めないのかしら」

「会社からもういいですって言われるまで辞めないと思うよ」

「でも、歩き方もヨロヨロしてますよね」

「うん、介助が必要な感じの歩き方でしょ」

「そう、そう」

「朝の仕事だけにすればいいのに」

 

STさんは別の会社で早朝の清掃をしています。

それが終わってから午後はわたしのいる会社で清掃。

いつも疲れたと言っていますが、有給休暇はありません。

去年はケガと病気で何日も休んだので、

今年の有給休暇を取得できる稼働日数に達していませんでした。

 

「STさんよりも年上の人がいたけど、

76歳の誕生日の前にもう仕事はなしって言われたらしいよ」

「・・・っていうことは75歳まで働けるってことなのかな?

60歳のころは70歳まで働けるかなって思っていたけど、

66歳になった今は、このまま元気なら70過ぎても働けそうな気がする」

「そうだよ。家にずっといたらやることがなくて退屈しちゃうよ」

「それにお金も必要でしょ。こうやってレストランで食事したり、

出かけたりしたいし、孫にもお金がかかるでしょ?」

「そうそう、かかるんだ、これが。だから70過ぎても働く」

「それにしても職場のみんなは強いですよね。わたしはかわいく年取りたいな」

「ムリムリ」「ムリムリ」とNさんとわたしが声を揃えて言いました。

「かわいくなんてしてたら、周りに飲み込まれちゃうでしょ」

「そうそう、自分がなくなっちゃう」

「そうなんですか?」

 

清掃は若い人がやりたがらない分、高齢者の仕事の間口が広がります。

個性の強い同僚の中で、周りに飲み込まれない程度に自己主張をして、

健康に気をつけて、できるだけ長く働けるようにしたいと思っている、

今のわたしです。

 

しばらくブログをお休みします。