きのう職場でわたしの話になりました。
「ねえ、結婚しようと思ったことないの?」
えっ、また!
確か、少し前にも聞かれたのに・・・。
わたしは話をスルーするのがうまくありません。
つい本音で語ってしまいます。
「40歳のころあったかな~、子供が欲しかったから」
「うんと年上の人?」
「・・・」
「どんな人?」
「8歳年下の人です」
「あらぁ、子供産んでたら20歳にはなってるよ。
どうして結婚しなかったの」
「頼りなく感じたから」
「それがいいんじゃない。自分のペースでやれるよ」
「そうですね・・・」
20代の女性に諭すように言われました。
わたしは63歳、それもずっと独身、今更って感じです。
もちろん、職場の人たちは興味本位ばかりではなく、
独身のわたしを、ほんの少し心配してくれているのも分かります。
でも、お節介ですよ、もう!
それに、あのときの人と結婚していたとしても、
いつも、いつも、頼りにされて、
いつも、いつも、わたしが決定して、
そんな生活は苦痛だったに違いありません。
きっと長続きはしなかったと思います。
その日の作業が終わり、
ロッカーへ帰ろうとOさん♂と歩いていると、
後からIさんが、
「ねえねえ、ふたりで結婚しちゃえば。
ふたりとも独身なんだしさ」
あ~ぁ、どーしようもないほどお節介!
単純な発言は、いい加減にしてくれ!!
いろいろなことがあって今があります。
今に至るために、いろんなことがあったとも感じています。
今がいい、今が一番いい。
ひとり暮らしの不安はあるけれど、
自由で気兼ねのない毎日、平和な生活だと思っています。
だから、
多少のストレスは刺激と割り切ることにします。