もく窓

~良い映画と究極の手抜き料理を探して~  

ワグナー千代さんの講演会

2009年10月25日 | 雑記
和久奈千代さんの「ワグナー・ナンドール その生き方と作品を語る」という講演をさくら市ミュージアムで聴いてまいりました。
     





右側のシルバーグレイの髪の女性が千代さんです。左は聞き手の志賀かう子氏です。ハンガリーでは日本や韓国と同じく姓が先で名が後だそうですので、ワグナーが姓で、名がナンドールだそうです。千代さんはワグナー千代というわけです。
目上の方をこう言ってよいのか分かりませんが、千代さんはたいへん清楚で可憐な感じのする方でした。
     
ナンドール氏は亡くなる数日前に、千代さんに「メリーウィドウ」になって欲しいと言ったそうです。また、アトリエや自宅、庭の設計は全てナンドール氏自身でされたそうで、まだ若く健康な時でしたが、自分の方が八つ年上なので早く亡くなるだろうから、そのとき千代も若くないだろうから、寒くないようにと窓は全て二重窓にしたそうです。また、千代が一人で室内から外を見たときに寂しくないように花の咲く木を選んで植えたそうです。ナンドール氏の千代さんを想う気持に心打たれました
生前にナンドール氏は芸術家はスターではなく社会のservantであるべきと言っていたそうです。ハンガリー革命の経験から世界の平和を願い「人は相違点に目が行ってしまうが、私は共通点を探したい」と、宗教も民族も違う五人の偉人が一点を見据えている哲学の庭を制作したそうです。また、自分の作品を売りこむことを極度に嫌ったそうですが、千代さんはナンドール氏が亡くなり12年が過ぎご自分の先も考えられて、これからはナンドール氏の作品の紹介に周りの方々と共に尽力してゆきたいと述べていました。千代夫人はナンドール氏が亡くなって10キロ以上体重が減り落ち込んでしまったのですが、周りの方々の支えで立ち直られたそうです。

     





美術館があまり好きではない相方を、高速道路休日千円だから宇都宮へ餃子を食べに行こうと騙してお出かけしました。明日は検査の日なのに、騙された振りをして一日付き合ってくれてありがとさんでした。宇都宮で正嗣というお店に行く予定でしたが閉まっていて、みんみんというお店に行ったらすご~い行列で諦めて、鵜の木という小さなお店で食べました。餃子は具の野菜がしっかりして皮ももちもちで美味しかったです。宇都宮では餃子を食べるときはご飯のおかずとしてではなく、餃子だけメインで食べるんだそうです。ひたすら餃子だけ頂くのだそうです。餃子は皮は小麦粉で具は野菜たっぷりでお肉も少々入っているので栄養バランスはとても良さそうです。お土産用の冷凍餃子も買いましたョ。 の手前、今日は餃子目当てのドライブですので。


自宅10:15発→東北道→北関東道→壬生ハイウェーパーク(チタケという珍しいキノコが入ったお蕎麦を昼食に頂きました)→宇都宮三川IC→13:30着さくら市ミュージアム(講演会)→宇都宮(餃子で夕食~)→宇都宮IC18:50→東北道→真央ちゃんがジャンプを失敗したショックで道を間違えて三郷南というところで高速を降りてしまったので市川ICから再び高速へ→幕張パーキング→自宅22:20着

幕張Pでちょっとコーヒータイムしたのですが、自販機でコーヒーを買うことが今までほとんどなかったので、自販機の進化に驚いてしまいました。コーヒー豆を選ぶと、ミルで挽いてドリップしてカップに注いで蓋をして出来上がりまでを自販機内に取り付けられたカメラで生中継してくれます。コーヒールンバの曲に乗せて♪。you tubeにこの自販機にハマってしまった人の投稿がありましたので貼っておきますネ。これは自宅に一台欲しいです
        


     



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