もく窓

~良い映画と究極の手抜き料理を探して~  

スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ

2009年02月26日 | 映画 TV・DVD
 お気に入り度:銅     三池崇監督 2007年
この映画は余り好きではないけれど
黒澤監督の用心棒をこんな風にリメイクした三池監督に
拍手を送りたいと思いました。
リメイクってこうあるべきですわ
と、椿三十郎をリメイクした監督に言いたいです。

石橋貴明は用心棒で加藤大介が演じた亥之吉役、桃井かおりは女郎屋の山田五十鈴、主役伊藤英明はもちろん三船敏郎、本家本元と比べると落差が目に付きますが、佐藤浩市や香川照之はやはり上手いですネ。木村佳乃さんがとっても頑張ってました~。
この映画、豪華キャストだし、カラフルで奇抜な演出だし、パロディ満載で良く考えられて作られてるのに、、何だか物足りなかったです。人物に厚みがないというか、、、またパロディならばもっと軽くして思わず笑っちゃうほど突き抜けちゃうとか、、、または少し整理してストーリー展開を早くするとか、、、う~~ん、主役の伊藤英明の魅力が薄かっただけかな、、。何だか惜しい気がする作品でした。

隠し砦の三悪人

2009年02月18日 | 映画 TV・DVD
 お気に入り度:金   黒澤明監督 1958年
ン十年ぶりに再見しましたが、こんなにも良く出来たおもしろい映画だったんですネ。
以前観たときは、太平と又七の凸凹コンビの人間臭さと可笑しさ、六郎太の忠義ぶりが印象に残りましたが、今回は雪姫さんにハマってしまいました。
上原美佐さん、良いです。
落城し父母を亡くし一国の存亡を負わされ家臣一人と同盟国へと落ち延びなければならない雪姫の心中を思いながら観ました。一見、勝気で我儘のように見えますが、怒ったような強い口調で言わないと声が震えてしまいそうな、足を広げてシッカリ立ってないと泣き崩れてしまいそうな若い姫様を上原美佐さんは上手く演じていて素敵でした。
コミカルでありながら戦いの場面は迫力満点でラストはメデタシメデタシの爽やかな映画でした。

再開しました

2009年02月17日 | 雑記
少しずつ落ち着いてきましたので、ぼちぼち更新していこうと思ってます。少し前から時間の余裕はあったのですが、ブログを長く休んでしまうと怠け癖が付いてしまって、、、自分で書くより人のを読んでいた方がおもしろいのでブログ閉鎖も考えたのですが、ボケ防止のためにもう少し続けてみようと思います。よろしくお願いいたします。

お休みしている間、皆さまのブログを覗いて楽しませていただきました。御礼申し上げます。