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もく窓

~良い映画と究極の手抜き料理を探して~  

シューベルト連続演奏会

2011年12月13日 | 音楽

ピアノソナタホ長調D157
12のドイツ舞曲D790
3つのピアノ曲D459
- - - - - - - - - - - -
ピアノソナタ変イ長調D557
即興曲集D899

<演奏>ゲルハルト・オピッツ  オペラシティコンサートホール 19時開演

 

一番安いC席(3千円)にしたら3階の右一番前の反射板の上の席で
音がとても悪くて、演奏を楽しむのではなく苦行を強いられた感じでした。
この席は500円が適当と思いましたョ。
大好きなP席も空いてましたので
コンビニで先に買わないで当日券を今日買えば良かったと思いました。
今回は空いてる席が多かったので
後半は図々しく前から3列目に移動しちゃいました。
2千円の差で天国と地獄です。
シューベルト、美しくて泣けちゃいました。
深く心を動かされるわけではないですがともかく美しかったです。

普段はサインなど興味がないオットですが今回はCDを買ってサインを頂いてました。

 

 

 



夜の演奏会はいつも夕飯に困ります。
コンサートの前に食べちゃうと眠くなりそうですし
帰りは高速バスの時間があるのでゆっくりしてられません。

コンサート前にチェーン店のカフェで眠気覚ましのコーヒーとベーグルを半分こだけで
終わってから英国パブ風な居酒屋チェーン店で
ビールと簡単なものを少し摘まんでバスへ急ぎました。自宅着24時。
↓ コンサートチケットで10%オフでした。


久しぶりのオペラシティは、
コンサートは3分の2くらいの入りでしたし
1階と地下の飲食店はチェーン店ばかりでしたし
丸亀製麺も入っていて時代の流れを感じました。

 

 


アトリウム弦楽四重奏団

2011年05月29日 | 音楽

ひまわりの郷ホール  14時開演

駐車場が混んでいて30分待ったので開演に遅れました。
おかげでハイドンが聴けませんでした。とっても損した気分です。
今度から1時間前に着くように行きましょう。
早く着いてコーヒーでも飲んで待ってましょう、とつくづく思いましたヮ。

<曲目>
 ハイドン 弦楽四重奏曲第78番『日の出』
 ショスタコービッチ 弦楽四重奏曲第9番
 チャイコフスキー 弦楽四重奏曲第2番
<アンコール曲>
チャイコフスキー アンダンテカンタービレ
ショスタコービッチ ポルカ

    

初めて聴くショスタコービッチの曲、
宮沢賢治の童話「セロ弾きのゴーシュ」の中の野ネズミのように
音楽にごうごうと揉まれて、ちょっと疲れが溜まっていたのが吹き飛びました♪
倍の人数で演奏しているように感じる音の複雑さでした。
この曲でオットは疲れたそうで
次のチャイコフスキーとアンコール曲で疲れが取れたと申してましたヮ。

 

 

 

 


安永徹&市野あゆみデュオ・リサイタル

2011年04月10日 | 音楽

ひまわりの郷ホール  開演14時~
前回のエル・バシャ氏の演奏の最中に、ケータイを長々鳴らした方がいたためか
開演前に、電源を切る旨のアナウンスだけでなく
ケータイをかざしながら係の人が通路を歩きまわって注意を喚起しておりました。
あの後に苦情が殺到したのでしょうね。
おかげで、今日はケータイはもちろん、パンフレットをガサガサさせる人もおらず
咳き込んだ方が二人おりましたが、これは致し方ないことなので、
心穏やかに鑑賞出来ました♪


モーツァルト:ヴァイオリンソナタ第40番 変ロ長調 K.454
モーツァルト:ヴァイオリンソナタ第36番 変ロ長調 K.304
ブラームス:ヴァイオリンソナタ第1番 ト長調
エルガー:2つの小品 作品15
<アンコール曲>
グラズノフ:ヴァイオリンとピアノのためのメディテーション
シューマン:夕べの歌 ~12曲の連弾曲集より~

アンコール曲の前にお二人が少しお話をしたのですが、
市野さんが、安永さんにマイクをもっと近づけるように動作で指示を出したので
普通の夫婦の一面が垣間見られて、会場の笑いを誘っていました

 

 

 

 
花之木インター近くの大岡川沿いの桜


アブデル・ラーマン・エル=バシャ ピアノリサイタル

2011年02月13日 | 音楽

ひまわりの郷ホール    14時~

       モーツァルト ピアノソナタ第9番ニ長調 K.311
         ベートーヴェン ピアノソナタ第17番ニ短調「テンペスト」
シューベルト 即興曲第2番変ホ短調
-  -  -   休憩   -  -  -
ショパン 夜想曲第1番変ロ短調
      ワルツ第1番変ホ長調
      夜想曲第2番変ホ長調
             ポロネーズ第6番変イ長調「英雄」
    ラヴェル 亡き王女のためのパヴァーヌ
               鏡~洋上の小舟/道化師の朝の歌

<アンコール>
エル=バシャ アンダルシアの歌
バッハ 平均率クラヴィーア第1巻より 第12番 前奏曲ヘ短調

 

初めてエル=バシャ氏の演奏を聴いたせいか
前半のモーツァルトとベートーヴェンとショパンは、変わった感じがして乗りきれませんでした。
でも、後半のラヴェルとアンコールの2曲はとても素敵でした。
物静かな品の良い演奏をする方と思いました。


演奏後のサイン会は行列が出来ていました。

 家に帰ってから、プログラムの説明を読んでみたら、
今回、ホール備え付けのスタンウェイのピアノを使わずに
ベヒシュタインを持ち込んで使ったそうです。
ベヒシュタインを聴くのは初めてでしたので、
前半の演奏に乗れなかったのかもと思いました。
とても穏やかな音色でした。
先入観を捨てて、もう一度、モーツァルトとベートーヴェンを聴いてみたいです。

 

 

ひまわりの郷ホール、ちょっと遠いかなと思っていましたが、
海ほたるを通って行くと渋滞もなく自宅から1時間20分で着きました。
前方に富士山を眺めながら走る快適なドライブでした。





神尾真由子&ミロスラフ・クルティシェフ デュオ・リサイタル

2010年10月31日 | 音楽

APEC首脳会議が未だ始まってないのに、みなとみらい地区に入るのに車の検問していました。
時間に余裕を持って出て正解でした。
 みなとみらいホール 18:30開演   P席 2000円

サン=サーンス: 序奏とロンド・カプリチオーソ Op.28
チャイコフスキー: ワルツ・スケルツォ Op.34
チャイコフスキー: 憂うつなセレナード Op.26
ワックスマン: カルメン幻想曲
(休憩)
R.シュトラウス: ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 Op.18
(アンコール)
クライスラー : 愛の喜び
エルガー : 愛のあいさつ

神尾真由子さんを聴きに行ったので、前半、ピアノが煩く感じてしまいました。クルティシェフファンの方スミマセン。
後半のシュトラウスのヴァイオリンソナタ、初めて聴きましたが、素晴らしかった~。
特に第2楽章、美しかったです
アンコールのなじみ深い曲も真由子さんが弾くと涙が出るほど深みがあって美しかった。
今宵の真由子ちゃんのドレスは銀灰色とビリジアンがかかった水色でとっても良く似合って素敵でした。
コンサート後のサイン会は、すご~い行列でしたので
サインは欲しかったのですが、真由子ちゃんお疲れでしょうから
遠慮して帰ってきました。





あ~、お金と時間があったら、真由子ちゃんのコンサートを追っかけて旅して歩きたい。

時間はあったヮ、、 。


ウィーン少年合唱団

2010年06月06日 | 音楽
サントリーホール 14時~ P席1000円
ケレム・ゼツェン指揮 Aプログラム

オルフ:「カルミナ・ブラーナ」より
ガルス:「レックス・ムンディ~世界の王」
ラッスス:「アレルヤ、賞賛と栄光」
メンデルスゾーン:<主よ、来たれ>「3つのモテット」より
ブルックナー:アヴェ・マリア
シューベルト:小さな村
シューマン:水の精「ロマンス」第2集より
バーンスタイン:主は私の羊飼い(「チチェスター詩編」より
ハイラー:「心より汝を愛す」
W.ワーグナー:「タイム」
 * * * * * 休憩 * * * * * 
フェンドリッヒ:アイ・アム・フロム・オーストリア
ジョン・レノン:イマジン
ハロルド・アーレン:ストーミー・ウェザー
ジョン・レノン=ポール・マッカートニー:レット・イット・ビー
サウンド・オブ・ミュージックから
M・ジャクソン=ライオネル・リッチー:ウィ・アー・ザ・ワールド
日本古謡:さくらさくら
中田喜直:ちいさい秋みつけた
ドレクスラー:「兄さん、そんなに怒らないで」妖精劇「妖精界から来た娘」より
セイドラー:「ダハシュタインの山の上から」
ヴルムブラント=シュトゥパッハ:「私の1日は3時間」
J.シュトラウスⅡ:ポルカ「浮気心」
ヨーゼフ・シュトラウス:オーストリアの村つばめ

最初の曲のカルミナ・ブラーナから「おお、運命の女神よ」は、今回は足踏みをドンドンと入れて歌ってくれました。
サウンドオブミュージックメドレーはエーデルワイス、ドレミの歌、一人ぼっちの羊飼いの3曲でした。
アンコールは3曲。
ケレム・ゼツェン氏は四年前の2006年公演と同じく、最後の曲はご自身で歌ってくれました。
ケレム氏、指揮している間中、歌ってましたわ。歌いながら指揮していました。
P席ですから見えるだけでなく、しっかり声も聴こえました

緑のコンサート

2010年05月30日 | 音楽
 読売新聞主催千円コンサート

永安淑美さんの厚みのあるソプラノと、ルックスも爽やかな曽我雄一さんのテノールによる愛の妙薬の一場面は聴きごたえがありました。
木藤久瑛さんのフルートのカルメン・ファンタジーも良かったです。


チャリティサロンコンサート

2009年05月29日 | 音楽
お友達が、チバリーヒルズ(正式名はワンハンドレッドヒルズというらしい)にある薔薇の邸宅でのチャリティコンサートへ連れて行ってくれました。県内にいくつかの診療所を持つ歯医者さんの邸宅で、お庭にはプールにテニスコートにゲストヴィラがありました。薔薇は昨夜の風雨でかなり散っていましたが、手入れが行き届いており品種も多く花の美しさと香りを存分に楽しんできました。ジューンベリーの大木があり小さな赤い実がたくさん実っていました。コンサートは友清麻樹子さんのバイオリンと小野哲也さんのピアノ演奏でした。近藤和花さんが、今日は演奏が無かったのですが黒の素敵な服で見えてました。

薔薇はとても手の掛かる花だそうです。肥料を沢山あげないと立派な花が咲かないそうです。虫もつくし、病気にもかかるし、うっかり触るとトゲがあって痛いし、、、 花も香りも素敵だけど、よそのお宅で見せてもらうのが一番ですわ。

ウィーン少年合唱団

2009年05月02日 | 音楽
 サントリーホール  Aプログラム 14時開演   P席:1000円
今年も千円で聴いてまいりました。今回の日本の曲は天皇陛下作詞・皇后陛下作曲「歌声の響き」、成田為三「浜千鳥」、アンジェラ・アキ「手紙~拝啓十五の君へ~」の3曲とアンコール曲「ふるさと」でした。「ふるさと」は回れ右をしてP席を向いて歌ってくれました。どうもありがとう。

コンサートの前にANAコンチネンタルのカスケイドカフェの前を通ったら、少年達がランチしてるのが見えました。紺のセーラー服を着て食べていましたが、コンサートの時は白のセーラー服に着替えてました。

今回は日本・オーストリア友好140年を記念し、1869年の修好通商航海条約締結時にオーストリア・ハンガリー帝国から明治天皇に献呈された幻のピアノ(ベーゼンドルファー社製)エンペラーのレプリカが伴奏に使われていました。2003年に作られたこのレプリカは世界に3台しかないそうです。

N響「夏」2008

2008年07月18日 | 音楽
   NHKホール・C席1500円
チャイコフスキー / ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35
ベートーヴェン / 交響曲 第7番 イ長調 作品92
   指揮:ファビオ・ルイージ
   ヴァイオリン:ペク・ジュヤン

1500円で文句を垂れるのもいかがなものかと思いますが、思ったことは書いておこう。
わざわざ渋谷まで出かけず、家でゆっくりしてたほうが良かったな。
ルイージさんの7番は良かったですョ。N響は本当に音がきれいで素晴らしいと思いました。
でもベート―ヴェンを聴いたって感じがしなかったんです。ブラボーの嵐の中でちょっと冷めていたオバサンです。
アンコール曲、8番の第2楽章は素晴らしかったです。この曲だけでも1500円は安すぎると思いました。冒頭の前言撤回です。渋谷まで出かけた甲斐がありました。これを生で聴くことが出来て良かったです。でも、この曲への拍手少なかったですよね。

ウィーン少年合唱団

2008年05月03日 | 音楽
 サントリーホール    14:00~ P席1000円

14時05分、開演時間を少し過ぎたのに始まらないね~と話していたら、客席のライトダウンと同時に少年たちがグレゴリオ聖歌を歌いながら舞台へ登場し、ざわついていた会場がピタリと静まり返りました。
少年たちの後に続いて出てきた指揮者イコチェア氏はそのままピアノの前に座りグレゴリオ聖歌への拍手を入れさせず、すぐに『おお、運命の女神よ』に入りました。この曲は普通は混声合唱で力強く劇的に歌われます。少年たちが歌うと迫力には欠けますが、『♪~おお、運命の女神よ。まるで月のように満ちたり欠けたり、その姿は移り変わる。意地悪い目つきをしたり愛想良く微笑むこともある。呪わしい人生よ。非情な虚しい運命よ。、、、~♪』と、あどけない少年達が澄んだ美しい声で歌うと、何か感慨深いものを感じました。
指揮者イコチェア氏はペルー人で作曲もするそうです。今日の公演もイコチェア氏が作った曲が2曲入っていました。
また、オーストリア民謡の「雪が溶けて緑が萌え出て」のときには6人の少年たちがチェックのシャツを着てダンスを披露してくれました。チェックのシャツに着替えるために一つ前の曲は6人欠けていたのですが、そのときに後ろ向きになり「あなたが谷を通り抜けると」を歌ってくれました。イコチェア氏の粋な計らいに感謝感激です。P席万歳
今回の日本の曲は「ふるさと」「千の風になって」アンコール曲の「浜辺の歌」の3曲でした。
私、「千の風になって」という曲が嫌いでした。秋川雅史が押しつけがましく歌うのを聴いて変な曲だなぁと思っていたのですが、少年たちが押しつけがましくなく、そよいで行く風のように優しくサラリと歌うのを聴いて、初めて素敵な歌だと感じました。歌い方によって曲の感じが変わるものですネ。
今回のアンコールは3曲。最後の曲は、、、指揮者イコチェア氏が「一歩進んで前ならえ」とアルゴリズム行進を始め、少年たちが続きました。笑いと拍手の渦のフィナーレでした♪

翌日5月4日のBプログラム公演は皇后さまがお見えになったとニュースで知り、驚きました。Bプログラムは皇后さまが作詞された曲が入っていたのですネ。イコチェア氏と少年達、皇后さまの前でもアルゴリズム行進をしたのでしょうか

 【Aプログラム】
グレゴリオ聖歌:キリエ“Rex Virginum”
C.オルフ:「カルミナ・ブラーナ」より ”おお運命の女神よ”
T. L.ヴィットーリア:闇となりぬ
H.パーセル:来たれ、汝ら芸術の子よ
F.メンデルスゾーン:我が魂よ、我が主をほめ讃えよ
F.シューベルト:詩篇 23
Z.コダーイ:アヴェ・マリア / 天使と羊飼い
A.I.イコチェア:グラシアス アディオス
G.ヴィルト:ミゼレ メイ
A.I.イコチェア:詩篇 61
 *  *  *  休憩 *  *  *
J.シュトラウスII:ポルカ「ハンガリー万歳」
R.シューマン:流浪の民
F.シューベルト:嵐にひるがえる旗
A.ピアソラ:天使の死
[世界の民謡]
アイルランド:ダニー・ボーイ
ウズベキスタン:Schoch va gado(王と物乞い)
ブルガリア:Dilmano Dilbero
チリ:Yo vendo unos ojos negros(黒い瞳売ります)
作詞岡野貞一、作曲高野辰之:ふるさと
作詞作曲不詳、日本語訳詞新井満:千の風になって
オーストリア:あなたが谷を通り抜けると、雪が溶けて緑が萌え出て、森のハンス
J. シュトラウスII:「浮気心」/「酒・女・歌」より“喜びのワルツ”



東京フィル・第33回千葉市定期演奏会

2008年03月14日 | 音楽
 千葉市文化交流プラザ 18:30開演 バルコニー席1500円
 指揮・ピアノ・バリトン/ダン・エッティンガー
 ソプラノ・お話/中村恵理

ダン・エッティンガー氏は小さい頃にピアノを始めたのが音楽の道に入るきっかけで、その後、声楽に夢中になり、そしてコントラバスに夢中になり、で、今あるそうです。サントリーホールでのコンサートの後に風邪をひいて四日ほど寝込まれたそうで、本日のバリトンのご披露はキャンセルになりました。モーツァルトの「手をとりあって」聴きたかったですね、、。でも、シューベルトの歌曲のピアノ伴奏はご披露してくれました。「指揮者はただ立っていれば楽団が勝手に演奏してくれるのでとても楽です」などと楽しいお話を中村さんの通訳でお話してくださいました。
ソプラノの中村さんのお声、好きです

◆PROGRAM
 モーツァルト/歌劇「魔笛」序曲
 シューベルト/歌曲「アヴェ・マリア」
 シューベルト/歌曲「ます」
 モーツァルト/歌劇「ドン・ジョバンニ」より ~さあ、この薬で~
 モーツァルト/歌劇「魔笛」より愛 ~の喜びは露と消え~
    〃  /     〃    ~手をとりあって~
 グリーグ/「ペール・ギュント」より ~ソルベイユの歌~
 グノー/歌劇「ロメオとジュリエット」より ~私は夢に生きたい~
   <休憩>
 ベートーヴェン/交響曲第5番「運命」

千葉市文化交流プラザは昨年までは、ぱるるプラザという名前でした。郵政省から千葉市が買って千葉市文化交流プラザに名称変更し、4月からは千葉市が名前を貸し出したので京葉銀行文化プラザに変わるそうです。

マーラー交響曲第1番

2008年02月15日 | 音楽
ここしばらく何だか映画を楽しむ気力がありませんでした。でも音楽は良いですね~。それも歌曲よりも器楽曲が良いですネ。元気な時は歌詞の内容も楽しめますが、気力が無いときは歌詞が煩わしく感じられてしまいました。
マーラーの交響曲1番はとても気に入って何度も聴きました。朝の散歩を思わせる第1楽章、爽やかですね~。夜明けの空が白み始めるころに散歩に出て朝露の道を辿ると、早起きの小鳥が鳴き始め、やがて太陽が上ります。朝一番の光が射す瞬間を金管が奏でると世界は生き生きと輝き始め、、、あ~、いいですネ~、元気が出てきます~♪ また、民族的な感じのする3楽章も大好きです。家にある一枚では飽き足らず図書館やTUTAYAで借りてみました。一つの曲が指揮者によって本当に味わいが変わるんですね~。オーケストラの音も録音にもよるのでしょうが色々あって楽しめました。

聴いた順に、
☆ベルナルド・ハイティンク指揮/ベルリンフィル 1987年録音
録音がとても良く、緊張感漂う澄んだ美しい演奏だと思いました。

☆ブルーノ・ワルター指揮/コロンビア交響楽団 1961年録音
歴史を感じさせるような厚みのある演奏というのでしょうか。古いのでデジタル録音ではないですが、とても迫力のある演奏でした。

☆レナード・バーンスタイン指揮/ニューヨークフィルハーモニック 1966年録音
微妙な間というか1/f揺らぎのような演奏に最初は戸惑いましたが、この揺らぐような感じが3楽章ではとても良かったです。屋根のうえのバイオリン弾きの黒い衣装のユダヤ人が踊りだしそうな感じです。

☆クルト・マズア指揮/ニューヨークフィルハーモニック 1992年録音
ライブ録音なので音はちょっと落ちますが、ライブの雰囲気は楽しめます。マーラーの歌曲も入っていました。

☆エリノフ・インバル指揮/フィルハーモニアオーケストラ  2007年 東京芸術劇場(NHK放送)
そつなく無難にまとめた演奏でした。などと、5曲目ともなると生意気な感想です


ところで、マーラーの交響曲6番を昨日ダニエル・ハーディングが東京フィルで振ったそうです。あのしつこい6番もダニエル君なら聴きたかったな、、。

N響第1611回定期公演

2008年01月18日 | 音楽
 ヘルベルト・ブロムシュテット指揮  NHKホール19時開演 3F自由席1500円

シベリウス/交響詩「4つの伝説」作品22から「トゥオネラの白鳥」
シベリウス/交響詩「タピオラ」作品112
シベリウス/交響曲 第2番 ニ長調 作品43

初めてのシベリウス。以前、マーラーの6番で苦い経験をしたので予習をしました。
交響曲2番、レヴァイン指揮ベルリンフィル1991年録音版を家で聴いてみました。ウ、ウ~ン、変わってますね~。私はこの曲をわざわざ聴きに出かけるのか、、、ちょっとブルーになってしまいました。そのうえ、に仏事が入り、一緒に行けなくなっちゃうし、、。突然なので他の人を誘えず、仕事帰りの娘を呼び出して一緒に行ってきました。
コンサート、良かったです 最初の曲「トゥオネラの白鳥」は涙が出るほど美しかったです。次のタピオラ、この曲は、ウ、ウ~ン、時間が停滞しているような、頭が変になりそうな、もう止めて~と叫びたくなるような部分で、ふと、S席の人たちは間近で大迫力でこれを聴いていて大丈夫かしら、と余計な心配をしてしまいました、、キツネの酸っぱいブドウです、、。休憩時間、娘に今度何かの記念日にS席を奮発してみようかなと話したら、、やめたほうがいいんじゃないの、一度レベルを上げると戻れなくなるんじゃないかな、というクールなお返事、、。そうかもしれない。開演ギリギリに着いたのに自由席3階最後列の真ん中の席が取れた~♪と喜んでいるのが私には良いのかもしれません、、。シベリウスのせいか妙に内省的になってしまいました (*^^;)
そして2番、家で聴いたときには変な曲と思いましたが、生で聴くととても楽しめました。良かった~ ブロムシュテット氏は80才と思えません。お若いですネ。
ところで、2番の第2楽章でトランペットが主旋律を吹くところで一音抜けてしまったように感じましたがどうなんでしょう。娘も同じく思ったそうです。トランペットを少し齧っていた娘によると、演奏者のせいでなくトランペットは音が抜けちゃうことがあると言っていましたが、ホントかしらん??


NHKホールへは、NHKスタジオパーク行きのバスがマークシティの前から8分おきに出ています。帰りのバスはコンサート終了時刻に合わせてホール横に2台待っていてくれました。良い季節なら歩くのもよいですが寒いときは150円で楽ちんです。