もく窓

~良い映画と究極の手抜き料理を探して~  

梅ジュース

2006年06月26日 | 手抜きで手作り
今年は寒かったせいか、庭の梅が例年より二週間程遅れて熟しました。この10日間は梅との格闘でした(ちょっとオーバーですネ)。
カリカリ梅4キロ、梅干15キロ、梅ジュース12キロ、やっと漬け終わり
ホッとしています。
以前は梅酒を漬けていたのですが、アルコールが入るとお昼間は飲めませんし、子供もダメなので、お酢を使った梅ジュースにしたら好評です。蒸し暑い時に氷を入れた小さなグラスで濃いめのものを飲むと、まことに爽やか~で、身体がシャキッとします。

<梅ジュースの材料> 梅1kg、氷砂糖700g、酢100~200ml 
梅の熟し具合で酸っぱさが違います。
青梅を使った時は少し砂糖を多めに、黄梅の時はお酢を多めにすると良いようです。

「雨ニモマケズ」

2006年06月22日 | 
「雪ニモ」のページの一部分↑ 宮澤賢治著・小林敏也画 パロル舎

小林敏也氏が雨ニモマケズの詩を一冊の版画絵本に仕立てました。
これが素晴しいんです。
特にお気に入りは、裏表紙にもなっている「雪ニモ」と、
「夏ノアツサニモマケヌ」と、
「野原ノ松ノ林ノ蔭ノ小サナ萱ブキノ小屋ニヰテ」のページです。
「雪ニモ」の絵は吹雪をイメージしており、雪竜?雪狼?ファルコン??のようなものが空を力強く駆け巡っています。
「夏ノアツサニモマケヌ」の絵は、大きく育ったトマトの根元に猫が音を立てずに忍び寄っています。
「野原ノ松ノ林ノ蔭ノ小サナ萱ブキノ小屋ニヰテ」の絵は、星座がひしめき合う大宇宙の下の小さな小屋を描いています。
カバー裏の「サムサノナツハ」の、太陽が病んでいる画も素晴しいです。
「ミンナニデクノボートヨバレ」の画は、ちょっと恐いです。
どうぞ一度、御自分の目で御覧になってください。

       「雨ニモマケズ」 宮澤賢治
          雨ニモマケズ
          風ニモマケズ
          雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ
          丈夫ナカラダヲモチ
          慾ハナク
          決シテ瞋ラズ
          イツモシヅカニワラッテヰル
          一日ニ玄米四合ト
          味噌ト少シノ野菜ヲタベ
          アラユルコトヲ
          ジブンヲカンジョウニ入レズニ
          ヨクミキキシワカリ
          ソシテワスレズ
          野原ノ松ノ林ノ蔭ノ
          小サナ萱ブキノ小屋ニヰテ
          東ニ病気ノコドモアレバ
          行ッテ看病シテヤリ
          西ニツカレタ母アレバ
          行ッテソノ稲ノ束ヲ負ヒ
          南ニ死ニサウナ人アレバ
          行ッテコハガラナクテモイゝトイヒ
          北ニケンクワヤソショウガアレバ
          ツマラナイカラヤメロトイヒ
          ヒドリノトキハナミダヲナガシ
          サムサノナツハオロオロアルキ
          ミンナニデクノボートヨバレ
          ホメラレモセズ
          クニモサレズ
          サウイフモノニ
          ワタシハナリタイ
          南無無邊行菩薩
          南無上行菩薩
          南無多寳如来
          南 無 妙 法 蓮 華 経
          南無釈迦牟尼佛
          南無浄行菩薩
          南無安立行菩薩

東京フィル千葉定期

2006年06月21日 | 音楽
     【プログラム】
     モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」序曲
        〃   :ピアノ協奏曲代21番 ハ長調 K.167
     ブラームス :ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.77

ジュリアードを出ている松山冴花さんの演奏は良かったです。バイオリンの音を楽しめました。裾を引いたエメラルドグリーンの衣装も素敵でした。
しっかし、指揮者渡邊氏のピアノ!  よくもまあ、こんなに下手なのに演奏したねー
皆さん、お義理であんなに拍手しちゃいけないわ。外国だったらブーイングじゃないのかしらん。

「オズの魔法使い」

2006年06月20日 | 映画 TV・DVD
 ランク:
テレビで放映されていたので久しぶりに見ました。映像の美しさに感動しました。
1939年、戦前の映画なんですね。CGがなくてもこんなに素晴しいファンタジーが出来るんですね。
ドロシーちゃんの可愛さ、カカシ君ブリキ君そしてライオン君のユーモア溢れる演技と踊り、音楽の素晴しさはもちろん、全ての子供達に見せたい作品でした。
そして、大人になってもう一度見直したとき、物語の奥深さや映像の芸術性を楽しめると思います。
永遠に愛される傑作です。

「蛙の消滅」

2006年06月19日 | 
         宮澤賢治著・小林敏也画 パロル舎刊
  お話は三匹の蛙たちが雲見をするところから始まります。

 ~~(抜粋文)~~~ 一体蛙どもは、みんな、夏の雲の峰を見ることが大好きです。~~~眺めても眺めても見飽きないのです。~~~それで日本人ならば、丁度花見とか月見とかいうのを、蛙どもは雲見をやります。「どうも実に立派だね。」「うん、薄い金色だね。永遠の生命を思わせるね。」~~~~~

と、仲良く雲見をしていた蛙たちですが,,,あとは読んでのお楽しみ。
小林敏也氏の版画がとても良いです。飾っておきたいです。版画なので露草も色を変えるだけで雰囲気がガラリと変わります。本当に眺めても眺めても見飽きない絵本です。

箱根 星の王子さまミュージアム

2006年06月10日 | 雑記

          マンホールの蓋にもこだわりが 何の絵か分かりますか。       
入場料1500円のところをネット割引で1350円。最初ちょっと高いかなと思いましたが、
半日たっぷり遊べて映画館のチケットより安いんだから、とってもお得でした。
無料のガイドツアーがあり、40分かけてポイントを押さえて説明してくれます。これは絶対に外せません。サンテグジュペリ氏の生涯は波乱に満ちたものだったんですね、ガイドのお姉さんありがとう。
また、入り口で貰えるクロスワードパズルを解いて正解すると非売品の缶バッジが貰えます。
ヒントは園内のアチコチに。なかなか難しかったです。
またレストランの入り口の壁に○○の、中の天井近くの壁には○○のレリーフがありますが、
気をつけて見ないと気付かないかもしれません。
ランチのデザートのカシスシャーベットは王子様の薔薇の花をイメージしており、もう一つ、ガラスの蓋いをイメージしたプリンが添えられていました。シンプルでさり気なく王子様の世界を表現している盛り付けに感激しました。  そしてグッズショップ「五億の鈴」ではどれもこれも全部欲しくなり散々迷ったあげく、王子さま正装のストラップ、羊のブローチ、ウワバミのTシャツ、サラダフォーク、羊のハンドタオルに決めました。素敵な一日でした。

                       


ピノッキオ

2006年06月06日 | 映画 TV・DVD
ランク:金   ロベルト・ベニーニ監督・主演 2002年
レンタルDVDで観たのですが、映画館へ観に行けばよかったーー!と深く悔やんだ作品です。映画館へ観に行く予定だったのですが、公開されたときのポスターが、50歳のベニーニ扮する花柄のお洋服のピノッキオが両手を広げて笑っているもので、大画面で見たくないなと思って止めてしまったのです。今はあの花柄のお洋服がとっても素敵で大好きなのですが。

最初に、楽しい音楽に乗せて魔法を掛けられた木の棒が街中を駆け回るシーンでベニーニの世界へ入り込んでしまいます♪ なのにウチのは、ジュゼッペじいさんの部屋の中をピノッキオが跳び回る場面まで見て「あ~、見てるだけで疲れるー」と隣の部屋へ。どーしてこんなに素晴しい映像と楽しい音楽を前にして途中で止められるのかしらん!? 私は一週間レンタルで3回も観ました。先日BSデジタルで放映してたのでバッチリ録画

しかし、この映画は映画館で観たかったなーー。
ウ~~ン、思い返すたびに悔しい。



ウィーン少年合唱団

2006年06月04日 | 音楽
サントリーホールP席最前列1000円の席、これはお買い得でした。少年達は2回も後ろを向いてお辞儀してくれました。1000円なのにね~。正面S席の7000円のお客様にお尻を向けて、悪いじゃないの~。アンコールは3曲、最後の曲は指揮者のケレム・ゼツェン氏が歌ってくれました。 500年を越える伝統を持ちハイドン・シューベルト・ブルックナーが在籍していただけの事はあります。 本当に良かったわ~。敢えて難を言えば、テノールというかボーイソプラノというのでしょうかリードボーカルの少年の声が少し金属的でちょっと気になりました。しかし杉本竜一作曲「Blieve」という曲、ウィーン少年合唱団が歌うとこんなに良い曲だったのね~、感動してしまいました。来年は7000円のS席を奮発しちゃおうかな。それとも後姿しか見えない1000円の席で毎日聴きに行っちゃおうかな

読売日本交響楽団

2006年06月03日 | 音楽
初めて千葉文化会館へ行きました。30分前に着いたら、駐車場が狭く満車で断られて焦ったわー 仕方なく三越の駐車場まで走り、そこからタクシーで戻リ、5分前に無事到着。読響の生は初めてです。今日は3番「英雄」。昨年11月の東京フィルの英雄の方が良かったかな。5000円の席が読売新聞を通して3500円でしたが、今回はちょっとつまんなかったかなー