もく窓

~良い映画と究極の手抜き料理を探して~  

ワグナー・ナンドール秋季展

2009年10月21日 | 雑記
再び、益子に行ってまいりました。また益子参考館でお茶してから、pain de musha mushaというパン屋さんへ行きました。
シンプルなこの看板に注意しないと気付かずに通り過ぎてしまいそうな小さなカワイイお店でした。
そしてお昼はSTARNETでランチしました。
写真撮影お断りと聞いていたので写真はありません。写真がないので、口下手の私は素晴らしさを表現できなくて残念です。パンの盛り合わせプレートもかぼちゃのスープも、また同行者が注文した玄米のプレートもとても美味しかったです。
デザートはシフォンケーキを選びました。今までシフォンケーキは栗原はるみさんのレシピで手作りして、お店のものより絶対美味しいと天狗になっていたのですが、STARNETさんのシフォンケーキに完敗ですわ。今までのシフォンケーキの中で一番でした。ほんのり甘い、甘さを感じられる、というくらいとても甘さ控えめでした。でも、もの足りなくないんです。きめが細かくふんわりと柔らかいのにシッカリした存在感があって大満足です。
それに、ケーキ皿が粉引きの味のあるお皿で、運ばれてきたときに思わず「すてきなお皿~!ステキなお皿~!素敵なお皿~!!」と3回叫んでしまいました。そのあと心の中でも百回は叫んでましたョ。vocabulary極貧です
STARNETさんの革の椅子は参考館に置いてあったもののレプリカでしょうか。シンプルで軽くて、とてもいい感じでした。
益子が初めての同行者は参考館とSTARNETで大満足し、今日の目的の美術展を忘れて帰っちゃうところでした。



午後は、いよいよ本日のメインであるワグナー・ナンドールアートギャラリーへ行きました。
          
そして、故ナンドール氏の奥様でいらっしゃる千代さんにお目にかかり、サインを頂き、図々しくも一緒に写真も撮らせていただきました
まさかお目にかかれるとは思ってませんでしたので、、あぁ~、未だ夢を見ているようです
千代さん、○○才のはずですが、二十才くらい若く見えます。来館者全てに明るく優しく声をかけ説明されていました。
私達にもお茶を勧めてくださったのですが、同行者の一人が帰りの時間を気にしていたのでご接待に与かれず残念でした。でもアートギャラリーは哲学の庭はもちろん、お茶室も、お二人で建てたというアトリエも、NHKエデュケーショナルが制作したDVDも全て素晴らしく、感動を胸に帰路につきました。
今回、千代さんにお会いできて、嬉しさのあまりずっとボ~~ッとしたままギャラリーを廻ったので夢の中で観てきたような感じなので、もう一度ゆっくりと観に行きたいです。
ボ~~ッとした状態の中でも特に印象に残った作品は、高さ40㎝くらいの立像のピエタ、マリア様が足をしっかりと踏ん張ってイエス様の小さな亡き骸を抱いていました。マリアにとってイエスはキリストではなくただの我が子なのでしょう。母親にとっていつまで経っても子供は子供です。
もう一つ印象深かったのは、山の尾根の一部を描いた水彩画です。朦朧としてよく分かりませんが、枯れ草に雪が積もり、霧がかかっているのでしょうか。山頂は見えません。荒涼として寂しい感じですが、観ていたら、この尾根も季節が変われば、青空の下、緑に覆われ、鳥も囀るだろうと思いました。




自宅6:20発→同行者を拾う→常磐道→北関東道→桜川筑西IC→益子参考館→ムシャムシャパン→STARNET→ワグナー・ナンドールアートギャラリー→桜川筑西IC→守谷パーキング→三郷IC→同行者を降ろす→自宅20:00着


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