<坂の途中の家 角田光代>
角田さんって すごい!
と ぞくぞくしながら読んだ。
3歳の娘がいる母が 8か月の娘を風呂で溺死させた事件の 裁判員制裁判に参加する話。
夫、母、義母からの「悪気のない モラハラ」満載で
女性なら誰もが思い当たる 身近な日常がとても苦しかった。
一文一文が ぐさぐさきて、目が離せなかった。
ラスト 多少は前向きな終わり方だけど 読み終わって ズドーンっと圧倒されてました。
<ウドウロク 有働由美子>
現在47歳の有働さん。
脇汗に始まって 家族のこと 仕事のこと いのっちのこと 紅白の司会のこと・・・。
自分のことを 独居中年といい 素直に語る文章は とても読みやすくて素敵な先輩
沢山失敗したから 今の有働さんがいる感に 共感♪
<ナイルパーチの女子会 柚木麻子>
女子って本当ややこしい。
商社でばりばり働く女子と だらしない主婦ブロガーの友情の話。
はじめ こんな友達との距離感がわからない人いるか?と 読んでいたけど
信じることって難しい とか
ちょっと歯車が狂うとそうなるかもね とか
思えてきたから不思議。
自分が どの集団に属し そこで どう反応するか 奥が深いタイトル。