美味艶女~おいしい料理に囲まれて~

おいしい料理に囲まれてれば 福来る♪ おいしいものの連鎖は 幸せの連鎖♪

甘栗むいちゃいました弁当♪久美子と 篤編 NO.3

2014-11-04 | ショートストーリー

 

 

 「私、篤と付き合う前、貴志と つきあってたじゃん。

  でもね 貴志と 8回しか Hしてないよ」

 久美子は お弁当の 甘栗のステイックを 手にとって、 食べ始めた。

 

「なんだよ それ」

「変に 誤解されていたら いやだな~と思って。

 篤には、なんでも 知っておいてほしいから」

煮卵を つぶそうと していた篤の 手がとまった。

 

「別に 知りたくないし」

「え~ でも半年つきあって、8回だよ。少なくない?

  私の 煮卵もあげるから 許して~~。 これ、二つで、一つ。

 篤と 久美だよ」

 

久美子は、 篤が、元彼のことを 気にしているのを 知っていた。

だから いやな 思いをしても 知っておいたほうが 安心すると 思ったのに。

 

「弁当に 甘栗なんて、 あわないよ」

篤は 完全に 不機嫌になっていた。

 

「甘栗むいちゃいました を 刺しちゃいました~ だよ」

久美子は 不自然なほど 明るく 言ってみた。

 

「どう考えたって、合わないよ。甘栗って、甘すぎるよ」

篤は、甘栗を 手に持ちながら 遠い目を していた。

 

 

そんな 2人が 食べた お弁当です

☆ すき煮

☆半熟卵 (半熟卵を 作り、 すき煮の中に つけておきました)

☆万願寺 炒め

☆さつまいもの 甘煮

☆ポテトサラダ

☆ビアハム

☆甘栗 むいちゃいました を 刺しちゃいました。

 

Cpicon 秋のお弁当困った時♪栗のステイック by mogom

 

 

 

 

 

 

 


 

その夜、篤は 久美子を 八回抱いたあと、

「お弁当に 甘栗 あうと おもうよ」

  と つぶやきました。



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