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観劇☆備忘録

ミュージカル大好き!

山口トート大阪初日

2009年01月14日 | エリザベート
1/9マチネ『エリザベート』梅田芸術劇場

まだ興奮冷めやらぬ状態でいつも以上に変な文章になっていると思いますが、今回は(更新)速度重視でUPします。

まだメモ書き状態ですが、これから随時追加・変更して行きますね(^^ゞ

休憩時間は30分で。上演時間は帝劇と同じ様なのでこちらを御覧下さい。


階段を上がって左のロビーでは『マルグリット』と『愛と青春の宝塚』のチケット販売あり。
『マルグリット』は、S席11000円・A席7000円・B席3000円
『愛と青春の宝塚』は、2階S席10000円・A席5000円でした。

『エリザベート』は無いのかなぁ~と思っていたら休憩時間にアナウンスが入り、ロビーに行ってみたら売ってました。
S席11000円・B席3000円
全日程ではなく日にち限定の様でしたが、人だかりが凄くてゆっくりチェックできませんでした。
(りおさん情報ありがとうございます♪)

更に階段を上がっての(一階席)ロビーでは、CD・DVD・ミュージカル雑誌の販売に加えて、エリザーベートグッズが盛り沢山。
アクセサリーやピアノの鍵盤のバックなども売られていました。

その為か、いつものお餅屋さんがない!
あれが無いとお祭り気分が半減しちゃうなぁ。

そして席に着くとビニールに入ったチラシの束が置いてあり、その中にポストカードが入ってました。




それからしまりすyyさんのブログで知ったのですが、山口さんのファンクラブ案内のチラシが置いてあったそうなんです。

気が付かなかった

他の方々のブログによるとチラシが一杯置いてあるテーブルのところにあったそうです。

そこ私も見たのに・・・
禅さんや伊礼君のファンクラブのチラシは目に入ったのに・・・


「♪まだ~ 私を~愛しては いない~」と言う事なのでしょうか(ToT)

どうか次の観劇の時までチラシが置いてあります様に



<舞台の感想>(山口さん中心で)

良い舞台でした♪
一言でいえば、静かで熱い舞台。

山口さんは肌の調子が良かったのかメイクが丁寧だったのか、綺麗で良い感じでオペラグラスが手放せませんでした。
動きもいつもより軽やかだったかも?

『私を燃やす愛』は名古屋・帝劇と同じく囁く様に始まり、『愛のテーマ』も囁く様に『愛と死の輪舞』の歌い出しも・・・。
少し囁き過ぎ?とか思っていたら「(眼差しが)突き刺~さる~」でしっかりした低音に・・・そこからはもう・・・ブラボーの一言!
息を止めて聴き入ってしまいました。

『最後のダンス』も、とっても熱くて

最後のダンスは俺えーえーのもの
お前は俺えーと踊るさあーあーだあーめ~

「いつもより一音サービスして歌っております」みたいな感じ?

最後の「おーおーれーえーさ~~~~~」も凄かった。
歌い終わった後、男性の声で「ヒュー」みたいな声援が飛んで、私の隣の御婦人も「良かった!良かった!」と拍手喝采でした。


『独立戦争』のダンスも凄かった!
大きくジャンプして上半身をグルングルン、髪の毛が地面と平行になりそうなくらいの激しい蓮獅子ぶりでした。
その後の髪(カツラ)の乱れも凄かった。
ラストのシシィを迎えに来るシーンでも若干乱れが残っていて、いつも以上に色っぽかったです(笑)

<カーテンコール>

記憶が不確かで正確ではないのですが、まあ大まかにまとめてみました。

キャスト挨拶→全員揃って礼→幕が下りる

そして再び幕が開く。

高島さんが前に出て拍手をパンパンパン!と止める。

「昨日、武田真治さんがやっているのを見て真似してみました。初日は昨日だったんですけども今日初日を迎えた方もおられます。その方々を代表して2名に挨拶して頂きましょう!(客席から何となくクスクス笑いあり?)」

神か悪魔か山口祐一郎!

拍手喝采

山口さんもパンパンパン!とオーバーアクションで止める。(場内爆)

昔この劇場のこけら落としシリーズに出演させて頂きまして・・・。
その時、豪華なシャンデリア・・・(後ろを振り返る山口さん)舞台のセットより豪華だったんじゃなかったかと・・・に驚きまして・・・。

あれから(ここ思い出せません。すみません)
またこの舞台に立てて幸せです。

↑何となく可愛かったです。


次に高島さん『ディーバ(ディーヴァ)!』と涼風さんを紹介。

涼風さんもパンパンパン!と拍手を止めて御挨拶。

エリザベートの説明の後「お友達、ご家族、お隣の人・・・皆さん誘って何度でもいらして下さい」

最後に高島さんが「2月2日まで頑張って行きますので、どうか宜しくお願いします」的な感じで締めて終了。

幕が下りると、お客さんオールスタンディング。

再び幕が上がり、涼風さんと山口さんのお二人のお辞儀&お手振り。

そして幕が下り、アナウンスが入りお客さんが帰り始める。

・・・・こんな感じでした?


★ ★ ★ ★

今回の『大阪エリザ』で密かに楽しみにしていた事・・・。

2年前の『大阪MA』の時に近くのホテルの喫茶店でキャラクターをイメージしたケーキ(「マリー・アントワネット」スイーツ 2007年02月15日が売られていたのを覚えてますか?

それの『エリザーベート』版が出ないかなぁ・・・と。
劇場より先に喫茶店に行ったのですが、見事に無かったです。

残念


『エリザベート』帝国劇場

2008年12月28日 | エリザベート
12/09マチネ↑
12/16ソワレ↓


中日劇場で6回観ましたが・・・

やっぱり山口さんは帝劇が良い!

「根拠を述べよ」と問われたら、上手く答えられないんですけど・・・。

久しぶりに聴いたトート閣下の歌力に涙が出そうになるくらい感動しましたよ
(もちろん、両フランツ陛下も素敵でした
(新太君は歌が安定した。ソウマ君は少し丸くなった?)


中日ではまだ慣れていなくて「エリザベートとしては少し弱いかなぁ」と感じた(すみません)涼風さんも強くて迫力のあるエリザベートになってました。

大阪公演が楽しみです


資金難の為に11月の遠征を諦めた事を心底後悔しました

これからは、お金や時間を大切にしてマメに遠征しようと心に決めた帝劇『エリザベート』でした。


財政は破綻したまま観劇は続く(笑)


『エリザベート』 楽と前楽のカーテンコール

2008年08月30日 | エリザベート
ウロ覚えで、かなり不正確です

いずれ動画がupされると思いますので軽く流して下さい

(記憶が虫食い状態で、適当に埋めて書いてますので・・・)


言葉は違うと思いますが、大体の流れは合っているはず……

・・・だといいなぁ (オイオイ)

8/27 ソワレ


全員揃って笑顔で、お手振り&お辞儀

前に出てオーケストラに向かって拍手

幕が降りる

オーケストラにスポットライト

お客さんの手拍子で幕が上がる

キャストの皆さんが全員並んでいる

数人のお客さんが立ち上がろうとした所で、村井さんから御挨拶。
(お客さんは座る)


「名古屋から博多・大阪・東京へと新たな旅に出発します。
出演者一同、皆様に愛して頂けるよう頑張って参りますので、これからも宜しくお願いします」


みたいな感じだったかな?

「本日、四人が千秋楽を迎えます。

浦井健治君と

それから…

え~っと…

何てったっけ?」



と、村井さんが綜馬さんの名前をド忘れする小ネタあり

(ネタじゃなくてマジだったら、どうしよう/笑)


その後、涼風さんが四人を代表して御挨拶。

(多分、動画が出ると思うので省略)


綜馬さんと浦井君の挨拶を楽しみにしていたので、チョッピリ寂しかったです


でも涼風さんがスムーズに「梅田芸術劇場」と言って下さったのは嬉しかった(笑)

(『MA』の大阪JCB貸し切り公演と帝劇の凱旋公演初日の挨拶では、いつもド忘れなさって禅さんから「梅田芸術劇場」とフォローされていたんですよね

その梅芸で、お待ちしておりますよ~
(当方、関西人)


そして幕が降りて、明かりがついて「本日はありがとうございました」の放送が入る。
(この時、上手のデジタル時計のライトもついて、20時12分でした)

お客さん、スタンディング&手拍子

再び幕が上がると・・・

子供ルドルフ(新太君)を中心に、下手から涼風さん、浦井君、新太君、鈴木さん、山口さんが並んで手を繋いで笑顔の御挨拶

(皆が手を離したのに、いつまでも涼風さんと浦井君が手を繋いだままで、最後にはブンブンと振り回して御互いにウケておられました)

一旦幕が降りて、また上がると…

涼風さんと山口さんの二人きり

山口さんが「ささ、涼風さん。どうぞ、どうぞ」みたいな感じで、涼風さんを残してコミカルに上手端へ

涼風さんウケながら「いえいえ、山口さんこそ」と言った感じでコミカルに下手端へ

お互い中央に歩み寄り、笑顔でお手振り

そのまま後ろに下がる。
この時、山口さんが涼風さんのドレスを(歩き易い様に)持ってあげてました。

笑顔でお手振り

ここで幕が降り、再び「本日はありがとうございました」の放送が入ると、お客さん方はサッサと帰り仕度を始めちゃいました。

ここまで、会場のデジタル時計で20時15分。

思っていたより、アッサリしたカーテンコールでした


8/28 マチネ



全員揃って礼

前に出てオーケストラに向かって拍手

笑顔でお手振り

幕降りる

オーケストラにライト

お客さん熱烈手拍子

再び幕上がる

キャストの皆さんが全員並んでいる

お客さん、一斉にスタンディング

ほぼ全員立ち上がった所で、高嶋さんから御挨拶。
(殆んどのお客さん、立ったまま☆)

高嶋さん「名古屋のどえりゃあ暑い夏もようやく終わります。

皆さん、本当にありがとうございました。

今日は全員で千秋楽なので、この方に代表してご挨拶を伺いたいと思います。

神か・・・
悪魔か・・・
人か・・・

何とか!(←すみません、思い出せません)


山口祐一郎!」



拍手喝采


山口さんが手を前に出して小さく傾けて「パン!」と打つと、拍手が止まり笑いが起こる


山口さん「皆さん本当にありがとうございました。


外は雷と集中豪雨ですが…



一瞬にして微妙な空気に包まれる場内(笑)

「え~~っ?!」と言う声の後、笑いが起こる


山口さん「そーなんです・・・。


でも、今は良いお天気です。


でも、パラパラと雨が降っています。


でも!
太陽が出ています



(体をクネッと可愛く傾けながら…)

ちょっと不思議


本当に、あの…

な山口さんに場内爆笑


山口さんの一連の言動がツボに入りまくったらしく、斜め後ろで必死に笑いを堪える禅さん(笑)


気を取り直して


こうして皆さんと本当に楽しい一時を過ごせて、お父さんは幸せ者だなぁ~



拍手喝采


感謝の気持ちで一杯です
本当にありがとうございました



拍手喝采


そして、拍手が鳴り止む




……

……・・・・・・



お客さん「?????」


………………………







高嶋さん「・・・・・・(朝海さんに)振らないんですか?」


山口さん「あっ!」

(挨拶が済んでホッとして、忘れておられた御様子)


(高嶋さんに)お任せします」


高嶋さん「いえいえ、そんな…」

と、暫く譲り合った後

高嶋さん「では、それでは僕が…

何とか(←すみません、思い出せません)の妖精!

朝海ひかる!」



(朝海さんの挨拶を盛り上げようとして)『シンバルの猿のオモチャ』の様に全身を震わせて激しく手を叩き出す山口さん



「そこ(で暴れると)危ないですから・・・」と冷静な朝海さん(笑)

(山口さんの足元が微妙な場所だったらしい)


山口さんの不思議なテンションに合わせようと頑張る朝海さんが可愛いかったです

(朝海さんの挨拶は動画でお楽しみ下さい)


朝海さんの御挨拶の後


高嶋さん「え~、このエリザベート・ネオは、まだ、まだ、まだまだ続きます!
どうぞ皆さん、これからも宜しくお願い致します!

ありがとうございました!」


みたいな感じだったかな?

そして幕が降りて、明かりがついて「本日はありがとうございました」の放送が入る。
(この時、上手のデジタル時計のライトもついて、15時15分)

お客さんの手拍子、弛まず

再び幕が上がる

全員が中央後方に集合写真を撮る時の様にかたまって、笑顔でお手振り

(トートダンサーズは、後ろの三本柱のバルコニーからお手振り)


一旦幕が降りて、また上がると…朝海さんと山口さんの二人きり

笑顔でお手振り

幕が降りる


再び放送が入るも
拍手&手拍子は、まだ止まない


再び幕が開き二人が立っている

山口さんが「朝海さん、どうぞ!」と言う様に、コミカルに横に跳ねて上手端へ

残された朝海さん、客席に礼された後、山口さんを手で呼ばれる

山口さんが戻って来られて、二人で笑顔でお手振り

(後ろに下がる時は前楽と同じ様に、山口さんが朝海さんのドレスの裾を持ってあげてました。)

笑顔でお手振り

ここで幕が降り、再び放送が入り、お客さん方も帰り仕度を始められました。

ここまで、会場のデジタル時計で15時20分。


ちょっと不思議(笑)なカーテンコールでした☆

楽しかった~♪

キャスト&スタッフの皆様、ありがとうございました。



『エリザベート』8/20 マチネ

2008年08月26日 | エリザベート
素晴らしかったです!

山口トートの歌が、体にガンガン響いて来ました!

役者さんはいつもと変わりない感じだったから、単に自分の感じ方がいつもより上がっていたのかな?

この違いは何処から来るんだろう・・・?

三時間しか寝てないから睡眠時間とは関係なさそうだし、やっぱり座席かな・・・。

今日は下手最端ブロックの通路側の端で、視界を遮るものがなく、気持ち良く観れたのも大きかったかも。

まあ何はともあれ、こんな日があるからこそセッセ、セッセと劇場に通っているわけです


<石川フランツ>

今年初、二年振り。

今回も、凄く凄く良かったです

歌唱力、演技、そして…メイク力

どれも絶品です

(登場時の若き皇帝は、本当に艶々)

お歌も2004年より更に感情が入る様になり、メリハリがしていて引き付けられます。


横を向いて優しくエリザベートを見つめてたかと思うと、次に正面を向いた時は皇帝の顔。

本当に演技が細かくて、表情がクルクル変わるのです。
(オペラグラス推奨/笑)


ただ今回は、下手だったので表情が殆ど見えず、後頭部ばっかりだったのが残念です。
見せ場の『夜のボート』とか…


特に印象に残っているのが…

『あなたが側にいれば(リプライズ)』
宮廷の人々に囲まれ、不安になって「フランツ~」と抱き付いて来るエリザベート。

彼女を抱き締めながら、「どうしたんだ?」と考える様な表情なり。

目を閉じて彼女を受け止め、目を開けて彼女を見て「ああ不安なんだなぁ」と理解する。

その後の「大丈夫だよ」的な表情が優しい。


『皇后パレード』
三色旗のドレスを着て皆に称えられるエリザベートを崇拝するかの様に見つめる。


『父と息子』
険しいというか憎悪すら感じさせる様な厳しい表情でルドルフを責める。

「お前に政治が分かるはずが無い」は、彼を小馬鹿にした様に鼻で笑いながら。

その後「ママと同じ意見が間違いだと言うのか」とエリザベートの事を言われた途端、動揺しまくり。

台詞の一つ一つ毎に、表情の変化がしっかりついていて目が話せない。



母親と決別して、エリザベート第一に生きようと決めてからは更にストレート感情を出して来る感じ。


『悪夢』
髪の毛を振り乱して、トートやトートダンサーズに立ち向かっていく姿は泣けます。

その後の茫然自失となる姿にも。

綜馬フランツは床にうつ伏せになって、ルキーニの「オルレアン公を殺すつもりだったんだ!」で上半身を起こして、殆んど自分で起き上がるのですが、

石川フランツは呆然と座り込んでルキーニには反応しない。

その後ルキーニに上半身を捕まれ抱え上げられてもまだ呆然とした表情のまま。


最後までエリザベートを愛しぬき、燃え尽きてしまったかの様に…。


<フランツについて>

2004年に綜馬さんと禅さんで一回ずつ『エリザベート』を観ていますが、今回大きな変更はなかったです。
もうお二人とも、お歌もお芝居も完璧ですからね。

ウィーン版を観た時も、「フランツは、ウィーンキャストに混じっても引けを取らない」と思いましたし。
(てか、ウィーン版より断然濃い/笑)


<二人の違い>

主な歌い方

★綜馬フランツ★
正面を向き、目を見開き手を前に持って来て訴えるかの様に歌う。

★石川フランツ★
目を細め、視線は横にしたり下に向けたり、自然な体勢で歌う。


『皇帝の義務』

★綜馬フランツ★
もうこの頃から葛藤や苦悩が溢れていて、ゾフィーの教育が行き届いている感じ。

石川フランツより、やや内面的に大人っぽく見える。
「ママ~」と言いながら退場するのが可愛い

★石川フランツ★
多少の葛藤はあるけれど、母親の教えに対して綜馬フランツよりは抵抗がない感じ。

若さ故の無邪気さや残酷さがホンの少し垣間見えるくらい、あどけない。


お見合いシーン
『計画通り~あなたが側にいれば』


★綜馬フランツ★
2004年のこのシーンで鈴木綜馬さんに落ちました

向かい合ったシシィ一挙手一投足に喜んだり、恥ずかしそうに俯いたのを嫌われたのかと思って「えっ、僕の事嫌いなの?」とショックを受けたり、細かく反応していた姿が可愛すぎて

でも今年はこのシーンのフランツは、ずっと笑顔で細かく反応しない。

シシィがあんまりフランツを見ないから・・・。
フランツがプロポーズするまで、彼の事は眼中にない感じ。

綜馬フランツらしい反応は、シシィがカップをフウフウしながら飲む姿を見て「ハハハ」とマイクが拾う位の声で笑うくらいかな。


お見合いの後の二人きりになったところで、嬉しそうにシシィに抱きつこうとしたらやんわりと拒否される。

その時、大きな目を更に見開いて口をポッカリ開けて「ガ-ン」てな表情になりションボリするのがツボ。

その後「幸せになりましょ」とシシィに言われて、思いっきりニッコリ

やっぱり今年も可愛い(笑)


シシィの「自由に生きられるなら~」に対して、「言わなくちゃ、言わなくちゃ」と少々緊張しながら「最初に一つ言わなくてならない」と歌い出すところも可愛い


★石川フランツ★
2004年は、お見合いシーンでは終始余裕の笑顔。
シシィがどんな態度をとっても動揺しない。

『あなたが側にいれば』のシシィの「自由に生きられるなら~」で、我に帰り初めて笑顔が消えてシシィに義務について説く。

余裕が有り過ぎて、かなり大人に見えてしまった2004年。

今回は「お見合いシーン」からこの辺まで、青年らしい感じになってました。



母の教えに忠実な故に、自分の気持ちを殺し過ぎてエリザベートとすれ違っていく姿が切ない綜馬フランツ。

エリザベートに夢中で、彼女を理解しようと努力して、とても優しく接しているのが伝わって来る石川フランツ。

どちらも本当に素晴らしい!

大好きだ~。

まだまだ両フランツを観たい

大阪まで我慢できるかな


<子供ルドルフ>

石川新太君

ちょっぴり大きなお耳が可愛い。

オープニングでいきなり「ママーどーこにぃ~」を豪快に外してくれる(笑)

でも子役の割には声量があるので、『ママ何処なの』では音が合えば「おおっ!」と良い感じ。

三振かホームラン様か、博打的な感じが面白い。


田川颯眞君 

目に何か色気があって可愛いい。

演技も頑張ってる。

『ママ何処なの』で嬉しそうにトートに甘える表情がツボ。


どちらの子も良いなぁ
(もう一人の子はまだ見てません)

<カーテンコール>
早々とスタンディング♪

村井さんが躓きかけたのでドキドキ(お疲れ?)

山口さんと涼風さんのカーテンコールは、何故か子供ルドルフ(田川颯眞君)を真ん中に三人で。
(田口颯眞君が最後の公演なのかな? それとも、お誕生日?)

山口さんは終始、満面の笑みを浮かべておられました


『エリザベート』 8/16 マチネ

2008年08月20日 | エリザベート
8月4日・6日以来、三度目の『エリザベート』。

下手の壁席で音響が微妙だった為、全体的に大人しくなった様に感じてしまいました。
(実際は違うと思います。)

あの高島ルキーニですら控え目に感じられる壁席恐るべし!

(でも高島さんは最初の頃より良い感じで抑え気味だったかも☆)


少し残念に思いましたが、前方ならではの見所を探して楽しみました。

山口さんの色っぽい表情にドキドキしたり・・・
いろんな方の細かい動きや表情をチェックしたり・・・
『ミルク』で浦井君も踊っている事に気付いてみたり・・・
側近の皆さんや、革命家チームにトキメいてみたり(笑)


<革命家チーム>

私は勝手に服の色で

エルマー(中山さん) →レッド
ジュラ(篠原さん?) →グリーン
シュテファン(谷口さん?) → ブルー

と呼んでいます。
(記憶やパンフを頼りに当てはめてみたけれど、エルマー以外の名前が間違えているかも・・・。ちょっと自信ないです。違っていたらすみません。)

個人的には、端整なお顔立ちのグリーンの方が好みかなぁと(笑)

中山エルマーは、情熱的で品があって良い感じです。
『独立戦争』のプチソロも太く力強い声で、本当に熱くてドキドキしてしまいます。

上條ツェップスも眼鏡や衣装が良く似合っていて凛々しいです。


<側近の皆さん>

治田グリュンネ伯爵・・・何か可愛い
阿部シュヴァルツェンベルク侯爵・・・貫禄あり
砂川ヒューブナー男爵
松澤ラウシャー大司教・・・怪しげ(笑)
森田ケンペン男爵

皆さん良い感じです。

阿部さんなんて、登場して歌い出す前から額に汗・・・。
暑いんだろうなぁ。

『いつになったら~年月は過ぎる』の振り付けとコーラスが好きですね。

『レベッカ』での執事さんのダンスが好きだったので、『悪夢』ではつい松澤大司教のダンスに目が行ってしまいます。


<涼風エリザベート>
8月4日より良い意味で肩の力が抜けてノビノビと歌っておられた様に思います。

というか、目が据わっているというか、もう完全にエリザベートとして舞台で生きているといった感じ。

歌にも演技にも迷いは感じられません。
流石ですね。

山口トートや綜馬フランツとのデュエットも綺麗で安心して聴き惚れてます。


<浦井ルドルフ>
山口トートとの『闇が広がる』は、いつも拍手喝采!

『独立戦争』での躍動感のあるダイナミックなダンスが好きです。
「ママも僕を見捨てるんだね・・・」の時の悲しい笑顔が切ない・・・。


<カーテンコール>

さすが土曜日、一階はほぼ満席だったのでは?
もちろんオールスタンディングで、いつもは「全員揃ったところで幕、再び幕が上がり全員で礼。その後に幕が上がるとエリザベートとトート閣下がお二人で立っていて、前に出て来てお手振り挨拶で幕」なのですが、今回は二回も二人だけでのカーテンコールあり。

前に出た後、手を繋いだまま後ろに下がる二人。

ドレスなのでおっかなびっくり下がる涼風さん。
それを真似てぎこちなく下がる山口さんが微笑ましくて、客席から良い感じの笑いが(^-^)

今日は、それを二回も堪能できて幸せでした♪

後ろに下がる時に、山口さんが笑いたいのを我慢している様な悪戯っ子っぽい表情をなさるのがまた良いんですよね。

最後はお二人とも飛びっきりの笑顔で大きく手を降って下さいました。

山口さんは御機嫌で全員で礼の時から高速で小さく手を振っておられて、その度に客席から笑いが起こって楽しいカーテンコールでした♪


『エリザベート』名古屋

2008年08月08日 | エリザベート

8/4マチネ


8/6 マチネ

第一幕 12:00~13:20
  休憩30分
第二幕 13:50~15:10



初々しく新鮮な新キャスト、より完成された続投キャスト、どちらも大熱演。

新キャストからは緊張感、続投キャストからはその新キャストを支え引っ張って良い舞台にしようという気迫が伝わって来る熱くて素晴らしい舞台でした。


まず、メイン・キャストの感想から


<山口トート>
色っぽいお姿、お声、流し目、そして時折垣間見える新キャストへの気遣いにドキドキ。

最高です!

CD(山口トート版)より囁く様に歌う箇所が増え、トーンもやや高くなっていたかな?

でも『最後のダンス』などに大ナンバーは、脳天に響く様な迫力でバッチリ決めて下さいました!

歌がバッチリ決まった後、パーズを止めてカッと目を見開く姿は正に「よっ大将!」

やっぱり山口さん! 凄い凄い!



前回より動き…いやダンスが増えているかも?

『独立戦争』でルドルフが踊っている時に下手端で上半身を連獅子の様にグルグル回したり。

その後、中央に歩み出て、コートの裾をマントの様に振り回しながらルドルフに絡んだり。

ルドルフの手を取って二人で横移動するダンスも健在。


『マイヤーリンク』では、上半身裸のトートダンサーズにルドルフが上着を脱がされてシャツ一枚になった所で、奥の扉から登場して両手を斜め下に広げてダダダと走って来てルドルフに死のキス

(こんな風に書くと何だか危ない舞台みたいですね。すみません

ラストは、両手を広げて首を少し傾けて笑顔でエリザベートをお迎え
(私の席からは横顔しか見えなかったのですが、満面の微笑みを想像しながら見てました。)

歌に動きにドキドキしっぱなしの濃厚な観劇空間でした。


山口さん、キャストはもちろん、オケの方にも気配りされてるんですね。
想像して和んでしまいました。
『Kao文字倶楽部』様


<涼風エリザベート>
エリザベートとしては、やや優し過ぎる感じ。
少々線が細くて、周りの濃いキャラに埋もれてしまったような・・・。

でも歌は流石でした。
柔らかく、温かく、気品と透明感のある声、エリザベートとして期待大です!

山口トートや綜馬フランツとのデュエットも流石。

(でもまだ、極わずかですが曲の途中で声のトーンが変わったり模索中なところも☆)

若い時の声は可愛いし、結婚後は高音の伸びが綺麗。

後半、ルドルフが逝ってしまってからの絶望感が漂う演技が印象的でした。

メイクが少し微妙なのが惜しかったです。

1幕ラストの階段下りは、まだ少しぎこちない?


<朝海エリザベート>
歌が時々「?」なところが・・・。

でも凛としたキャラクターが合っていて、立っているだけでも存在感のあるエリザベート。

山口さんや綜馬さんとのデュエットはどうなるのだろうとドキドキしていたら、トートを睨み付ける様な気丈なキャラと演技がハマって、面白く見応えがありました。

特に『私が踊る時』は、『エーヤン』の後に馬車の上で「どうだ?」と顔を覗き込むトート閣下をしっかり睨み返し、パチパチ(まだバチバチとまではいかない)と火花を散らし合いながら歌っているのが格好良かったです。

エリザベートが年齢を重ねて低い声が出せる様になる後半が良いかな。

(でも『精◯病院』で「なかなか良い感じだなぁ」と安心して聴いていたら「あなたの方が自由~♪」の最後の「ゆ」の音が外れて、そまま伸ばさざるを得なくなったり、まだまだ油断できないところも…)

メイクやドレスの着こなしは全編通して良かったと思います。


『パパみたいに』のバク転は両シシィとも合格。
涼風さんの方がやや豪快?
どちらも、おてんばさんで良い感じ。

<綜馬フランツ>

素晴らしかった
大満足

ノーブルなお声と目を大きく見開いて訴える様に歌う姿に釘付け
ウィーン版のファーストとセカンドのフランツも拝見したけれど綜馬さんが一番好き。


<高嶋ルキーニ>
ただでさえ濃いキャラに続投キャストとしての意気込みが加わり、益々濃い存在に(笑)

ソロの場面なんて、後方席から観ていても舞台から飛び出して来そうな迫力。

『キッチュ』でしっかり手拍子、歌い終わった後に三本締めあり。

唯一のご当地ネタ(二幕の歌い出しの前に「名古屋の皆さんボンジュール」)あり。

鳩をクルクル飛ばすところや、絵葉書をあげるふりをするところとか、お客さんにウケてました。

お客さんの協力的&新鮮な反応が良い感じ。


<村井マックス>
父親としての優しさ貫禄は充分。
歌も上手くなっておられました。


<初風ゾフィー>
素晴らしい文句なし!


<浦井ルドルフ>
ピッタリなルックス、繊細な演技、伸びる声、響く低音、美しい山口トートとの並びとデュエット。

全て完璧!

『ミス・サイゴン』の泉見トゥイ並みの完成度と安心感です。

山口さんとの『闇が広がる』も最高で、ゾクゾクしながら聴き惚れました。


<伊礼ルドルフ>
気弱な皇太子として結構ハマってました。

まだ二回目の公演で、この出来なら文句なし。

何より、真摯に取り組んでおられるのが伝わって来てかなりの好感触。

歌は「まだまだこれから」感はあるけれど、悲劇の皇太子としては有望な声質。

綜馬フランツとの芝居や声の相性も良い感じ。

自決の時のタメと表情に工夫がみられて印象的でした。
(渡されたピストルを見て恐れ戦き、構えてから決意を固める様に鼻で大きく一~二回呼吸をして、目を大きく見開いて引き金を引く・・・みたいな感じ)


『エリザベート』パンフレット

2008年08月05日 | エリザベート
1500円也
結構ぶ厚い。
ビニールの袋はくれないので、気になる方は御用意を☆



前回はキャストのコメントが入っていたけれど、今回は無し。

舞台写真は2000年~2006年までのが見開きで2ページずつ。

2008年の稽古場写真が10ページと稽古場日記が4ページ。

二人の新王妃のインタービューが2ページずつ。




最後の方に中日『レ・ミゼラブル』(3/3~3/29)と『ミー&マイガール』7月中日劇場公演決定の広告が

『ミー&マイガール』、観たかったけれど東京に遠征してまでは・・・と思っていただけに、
7月の中日劇場公演はとっても嬉しいです♪



『エリザベート』4月4日ソワレ

2007年04月06日 | エリザベート
フランツのインゴルフ・ウンターライナーさんと、子役ルドルフのダニエル・エクホフ君以外は初日と同じメンバーでした。

ダニエル君がとても小さくて可愛いの(^-^)

初日の2幕目冒頭のキッチュの大きな手拍子に驚いていた(ように見えた)ブルーノ・ルキーニ、すっかり慣れておられました(笑)

「貴族の殿方お好みは 清く正しく美しく」(でしたっけ?)日本語も流暢です♪


今回は1階の超後方席。

肉眼では表情が殆ど見えないのでオペラグラスが欠かせないんですが、そうすると字幕が見えない。

日本語版のCDを聴き込んで歌詞は頭に入っているのですが、微妙に訳が違ったり日本版にない曲があったりで字幕を見ないわけにはいかないし‥。

まあ、某カードの半額チケットなので仕方ないのですが(^-^ゞ

メロディーに乗せる必要のない字幕は解りやすく哲学的で、新たな発見があったりします。

前回は耳から入ってくる外国語と、目から来る日本語字幕と、頭の中に浮かんで来る日本版の歌とビジュアル(しかも山口トート閣下は、髭を生やしてフードを被った姿になっちゃってるし/笑)が脳内で咲き乱れ、非常に忙しかったのですが、今回は目の前の舞台に集中できました。

前回見逃していた、細かい演技や演出に気付いたりも。
不慣れな海外公演、やっぱり場数を踏まないといけませんね。

でもチケット代が‥(((^_^;)

次で最後になるので、オペラグラスで役者さんの表情を楽しむ事に専念したいですね。
せめてパンフレットに載っている歌詞だけでも覚えておかなくては☆

前回は金欠で見送ったですが、パンフレットはもっと早目に買うべきでした。
いろいろ分かって面白かったです。

舞台に出てくる、滑り台みたいな橋。
エリザベート殺害の凶器であるヤスリをモチーフにしたものなんですね。

他にも興味深い話が一杯あったので、時間があればパンフレットについてもゆっくり触れたいです。

『エリザベート』初日 座席・舞台装置編

2007年03月31日 | エリザベート
2階の最後列の席でした。

梅芸は後列でも2階でも良く見えますよね。

他の劇場であまり後ろだと取り残された感じがして舞台にのめり込めない時があるのですが、この劇場、特にこの『エリザベート』に関してはそんな事は全くなし。

舞台の迫力に圧倒されて、劇場が狭く感じたくらいです。
字幕も良く見えるし、後ろが壁だと後ろの方に気遣う事なくリラックスできます。


DVDを観た時は日本版との違いに違和感を感じて、あまりのめり込め無かったのですが・・・。

やはり生は違います!

素晴らしい!

キャストの熱演、歌の迫力はもちろん、舞台装置の大掛かりな事。
「これでもか!」というくらい、回る回る!光る光る!
ゴンドラやメリーゴーランド、ゴーカートやチェス台などがあり。
まるで遊園地です。

戴冠式に演奏者(トランペット)が舞台に上ったり、ミルク風呂の時の舞台袖の牛さんの尻尾が可愛いかったり。
「おおっ!」と驚いたり、「クスッ」と笑ったり、感心しっぱなしでした。

一場面一場面、工夫を凝らして大切に演出されているのが伝わって来ますね。


大きな橋の上をトートが走り回ったり、サイドのロープにまるでプロレスラーの様に絡んだり弾みを付けたりする姿がとても格好いい!

次に『エリザベート』を観る時はあれが無いと物足りなくなっちゃいそうです(笑)

『エリザベート』初日 一発ネタ編

2007年03月29日 | エリザベート
待ちに待っていた『エリザベート』初日。

期待に胸を弾ませて劇場の扉をくぐり、階段を上るといきなり・・・


ウィーン
あなたを誘う 魅惑の町




・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

どこの温泉街に迷い込んだのかと思いましたよ!


やっぱり、大阪はこうでないとね(笑)


休憩時間にこの場所に来てみると、リピーターチケットと東京版(新宿コマ劇場)の『エリザベート』のチケットを販売していました。

前回の来日コンサートでは何も売ってなくて寂しかったのですが、今回は所狭しとグッズが。

いつものお餅(ここのお焼きが好きで毎回食べてます)や手作りポーチのお店は一切なく、全てグッズです。

見ているだけでも楽しいのですが、初日の為かとにかく人が多い!

テレビカメラらしきものにインタビュー(?)を受けている方もいらして、ロビーは大混雑。

外人さんやスーツ姿の団体さんなど、いつもとは違ったお客さんもよく見られました。
気のせいか、いつもよりドレスアップした方が多かったかも。

他の方のブログで知ったのですが、客席にクンツェさんがいらしてて、休憩中にサイン待ちの行列が出来ていたんですね。

自分は2階だったので気が付かなかった・・・。
残念


公演時間は以下の通り
エリザベート