決してケチを付けている訳ではありません!
愛ある突っ込みです!
ファンの方は怒らないで軽く流して下さいね
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思いっきりネタバレしていますので未見の方は注意ください
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雑誌などでシリアスな表情の内野さんを見て、「今度は『ゴンゾウ』とは真逆の
無口で真面目な役なんだわ」と勝手に想像していました。
実際に見たら
しゃべる! しゃべる!
野菜にまで話かけてる☆
(趣味は家庭菜園?)
その後、
事件現場に
朝採りの
生野菜をかじりながら登場!
ん~
遥か昔に、こんな番組を見たような・・・(笑)
監督さん!
今度こんな場面があるなら、BGMは『バックドラフト』でお願いします!
で、この倉石検視官(内野聖陽さん)。
捜査にズケズケ口を出す為か、刑事さん達に嫌われてるっぽい。
特に捜査一課の立原管理官(高嶋政伸さん)の態度は露骨。
事件現場でガン飛ばしまくり。
倉石検視官も「受けて立つぜ(ニヤリ)」って感じ。
怒鳴り合ったり、思いっきり顔を近づけて睨み合ったり…
まるで高校生の様に熱いオジサマ達だ(笑)
でも私の心を捉えたのはそんな警察側のドラマではなく
倉石さんらにお見立てされる人達の短絡的思考。
「気に入らないから閉じ込めちゃえ!」って・・・
小学生のイジメですか?
しかも閉じ込められた方も
寒い
胸が苦しい(←心臓病持ち)
↓
死のう
↓
閉じ込めた奴に殺された様に見せかけてやれ!
って・・・
もう一つの事件も
眠っている不倫相手
灰皿に口紅のついたタバコが…
↓
新しい女が出来たのね!!
↓
↓
死ね!!!
って…怖いよ(笑)
みんな、落ち着いて話し合おうよ!
でもその短絡思考の割りには、えらく凝ったダイニングメッセージ残す心臓病持ちの先生。
時来たり 須藤の山芋 うらめしや
(ジキタリス 不治の病も うらめしや)
先生、凝り過ぎです
違う人が犯人にされちゃってますよ☆
でも、最初の事件の謎を残し、次の事件を解決して、その後エンディングテーマと共に最初の事件の謎が明かされる構成は面白いと思いました。
一時間のドラマにコレだけの設定と事件を詰め込み、尚且つ分かり易くインパクトを与えようとするなら、犯人側が短絡的になったり、警察側の人達がみんな喧嘩ごしになったりするのも仕方ないかな
(原作を読めば、それぞれの人達にもちゃんとしたドラマがあるのでしょうし。)
後、良かったなぁと思ったのが、検視補助官の留美(松下由紀さん)。
ある事件で知り合った倉石検視官のみごとな見立てと死者を自分の身内のように悼むその仕事ぶりに惹かれ、交通課の白バイ隊員から検視補助官に志願した彼女。
今回の事件でも、体を張って倉石の見立てを証明。
「被害者と同じ事をしたら、同じ火傷の跡が残りました」と、いきなりガバッと胸を開けるシーンはインパクトがありましたね。
流石の倉石・立原、両名もタジタジ。
恋する乙女は強いのだ
でも倉石検視官はそんな乙女心には気付いていない・・・。
この辺りは、今後も楽しみかな
『臨場』公式サイト