観劇☆備忘録

ミュージカル大好き!

井上芳雄 LIVE2006

2006年08月13日 | 井上芳雄
8月1日 マチネ 大阪 シアタードラマシティー

ジャズアレンジで、第一部はミュージカルナンバー。
休憩20分を挟んで、第二部はJ-POPや海外の曲を披露。


ジャズ大好きの私には堪りませんでした!
(ピアノの島健さんが、これまた素晴らしかったんですよ♪)

知っている曲もジャズアレンジで結構雰囲気が変わって、面白かったです(^-^)


芳雄パワー、恐るべし!

タップやピアノの弾き語り、ダンスなどいろいろありましたが、どれも華麗に決まってスマートなコンサートでした。

何より井上君の動きが綺麗で、見惚れっぱなし

もちろん歌も♪
「大きな愛」を歌った歌が多く感動的でした。

豊かな声量と綺麗な声に、震えまくりの鳥肌立ちまくり!

始まる前はちと体調不良+寝不足で「寝ちゃたらどうしよう・・・」などと不謹慎な事を思っていたのですが、最初から眠気なんか吹き飛んで終わる頃にはすっかり元気に。

感動した弾みで、休憩時間にCDとDVDまで買いに走ってしまいました(^^ゞ


僕のヒーローは?

トークも自然で、面白かったです♪
一部はもちろん二部の後半はウケまくり。

一番ツボだったのは、第二部の「hero」で井上さんの子供の頃のheroはミュージカルスターで、その中の一人として鈴木綜馬さんのお名前が
ファンレターまで書かれたそうです。
返事は来なかったそうですが・・・。

(エリザベートで初共演の時にその話を聞いてから綜馬さんは「芳雄にその事を言われてから子供から手紙を書くようにしている」とか。
でも肝心の井上君は書いてないらしい☆)

で、その後「Mr. Bojangles」を「これは昔凄いダンサーだったけど酒に落ちぶれて踊れなくなってしまった老ダンサーに、彼に憧れていた少年が『もう一度、昔の様に踊っておくれよ』と言っている歌です」と説明。
続けて「僕の憧れといえば鈴木綜馬さんなんですが・・・いや、綜馬さんは全然元気なんですが」と(笑)

綜馬さんファンには美味しいトークでした。

(その「Mr. Bojangles」では、老ダンサー(Bojangles)の部分はちゃんと声色を老ダンサー風に変えておられて、これもなかなかツボでした。)


大阪のお客さんはやっぱり熱かった!

何かの話で客席の一部からブーイングが出てた時に、井上君は「そういう風に態度に出してた方がいいですよ」みたいな感じで嬉々としてこれを肯定。
でも、それが後に彼の首を絞める事に・・・(笑)

いよいよコンサートも終盤、アンコール曲2曲が終わっても拍手が鳴りやまない。
井上君が出て来てくれて、「僕も歌いたいけど、時間だから・・・」と締め括ろうとしたら、客席からブーイング(笑)

そして拍手も一向に止む気配なし。

井上君すっかり困ってしまって、「ちょっと待ってて」と舞台袖で何度か話し合い。
(すっかり素に戻っておられました/笑)

井上君の頑張りで、何とか最後に特別に1曲歌って貰える事に\(^o^)/

慌てて呼び戻したピアノの島健さんは既にジーパン姿☆

「何を歌おうか?」と二人で相談した結果、大阪では去年歌えなかったからこの機会があって良かったと「私は青空」を歌ってくれました(^-^)

これもとても良い曲♪

歌い終わって「何か最後にしんみりしちゃいましたね」と井上君。

「もう良いかな~」って感じになった時に・・・

お客さんが一斉に立ち上がった。
オールスタンディング攻撃だ!

益々困る井上君(笑)

でもこの後、幕が閉じたらあっさり撤収☆
(切り替え速っ!/笑)

帰りは皆さん「本当に困ってたよね~」と、すっかりご満悦のご様子でした。
大阪、恐るべし(笑)


☆ ☆ ☆ ☆

初めての観る井上君のコンサートという事で、期待と少々の不安がありましたが、想像よりはるかに素晴らしかったです。

昨年10月のモーツァルト以来ですが、更に歌が上手くなっていた様に思います♪

安定したベテランも大好きだけど、どんどん成長して行く伸び盛りの人を見ているのも楽しいですね。

次は「MA」。

大阪は来年の2月になってしまうけど、11月~12月の帝劇公演を経て更に成長した彼に会えるのは本当に楽しみです。

それまで購入したCDとDVDで、成長の足跡をたどってみようと思います(^-^)

ダンス オブ ヴァンパイア

2006年08月09日 | ダンス オブ ヴァンパイア
7月27日 マチネ 3回目の観劇

隣が壁の超上手席だったのですが、今まで見えなかったものが見えて面白かったです。

ダンスも近くで観れたせいか、ダンサーさん達の素晴らしさや個性が今まで以上に感じられて大満足でした♪

サラ役の加賀谷さんが綺麗で優雅で、うっとりしちゃいますね。
もちろん伯爵の化身の新上さんやアルフレートの化身の東山さんも。
新上さんは優雅だけど野性的。
東山さん衣装のせいもあって、かなり王子様チック。

皆さん本当に素敵です!


前の方の壁席感想

★山口伯爵
客席から登場して後ろ向きで歌うシーンの横顔拝見!
目を閉じて、情緒たっぷりに歌われているのですね。
でも「いけない理性が・・・」は、後ろ姿しか見えませんでした(^_^;)

★伯爵専用クレーン
スタッフさん三人で押しているのがハッキリ見えて、何か舞台裏を観たような感じ・・・☆
思わず、クレーンを押しているスタッフの中にクコールさんが居ないか探しちゃいました(危ないって/笑)


★後、観えた(聴こえた)モノ

大塚サラのダンサーさんとの軒下での入れ替わり。

ヴァンパイアさんが客席から退場する時の歌声。

死者の方も結構通られて、「わ~」と脅かして貰えました
分かっててもドッキリしちゃいますね。

カーテンコールでダンサーさんと目が合いそうでドキドキ。


「壁席か・・・」とちょっと気落ちしてましたが、アンサンブルの皆さんのお蔭で「うん、悪くないね」といった感じです♪


吉野ヘルベルト
お楽しみの登場シーンでしたが、向かって右側のカーテンがうまく開かず見れませんでした。
吉野さんが手で開いてくれたけれど、直ぐ元に戻ってた。
残念(>_<)

だけど、今日のヘルさんも素晴らしくて会場は拍手と笑いの渦に

上手だと舞踏会のシーンでサラを噛んだ伯爵に刺激されて、傍のいた女性の腕に噛みくのがよく見えますね♪
その後のダンスシーンで、男性と踊る時は嬉しそうにしているのも(笑)

吉野さん、なりきってってるというより、何かが乗り移っているみたいで凄いです!


駒田クコール
1幕最後の伯爵の城で、伯爵に頭突きをしているのに今日初めて気が付きました。
「クコール」と伯爵が困った様に注意するのがツボに入りました
このシーンのお楽しみが更に増えましたよ。

休憩のお掃除タイムは、団扇で舞台を端から端までお掃除。
途中でお客さんが何かプレゼントされてました。
最後にその方に「ありふぁと」と、言って去って行ったクコさんが可愛い♪


泉見アルフレート
「うん、悪くないね」で笑いが起きてました。
笑いの呼吸を市村さんからしっかり吸収中☆
ヘルベルトに迫られて客席を逃げ回る時も、「も・・・もう沢山だ~!」みたいな事を言っててウケてました♪

「レミゼ」では、ややオーバーアクト気味だった「僕は彼女に夢中」のキラキラ演技が、この役(舞台)ではハマってますよね。

・・・しかしここまで馴染んじゃうと、来年の「レミゼ」の泉見マリウスが凄い事になってそうで観るのがちょっと怖いかも(笑)

歌も好調♪
「この可愛い顔で、よくこんな声が出るな~」と聞き惚れちゃいます。

最後に教授に一礼して去って行くのが、泉見さんらしくて好きです♪


カーテンコール
教授はゆっくり登場して真ん中で後ろのキャストに十字架を見せてました。
前の時は飛び跳ねてた、クコさんは今日は直立不動・・・。
お疲れ?

カーテンコールでは、ほぼ満席の2階席の方もオールスタンディング。
「チラシの通りノリノリ」といった感じで気持ち良かったです

グッズ
リー君携帯クリーナーが新たに登場♪
でも、結構大きい! 1000円だし・・・。
可愛かったけど、今回は諦めました☆

CD
ウィーン版は3000円(21曲・1枚)と6000円(31曲・2枚組み)があって、どちらか迷いましたが、金欠なので3000円。
好きな曲が殆ど入っていたのでこれで満足。

というか、買って良かったです!

ちゃんと、ヘルさんのあのシーンの歌もあって、聴く度に頭の中で吉野さんがTバックで踊ってます(笑)


観る度に面白く、ノリノリになって行くこの舞台。
7月でこれなら、8月はどこまで行くのか・・・。
益々楽しみになって参りました!

次は、4日に観たきりの浦井君なので、彼の変化も堪能してきます(^-^)