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観劇☆備忘録

ミュージカル大好き!

観劇総括 2008

2008年12月28日 | ミュージカル
今年もやって来ました観劇総括

そろそろ財政がヤバくなって来たので、今年は意識的にブレーキをかけました。

その成果は出てるでしょうか?

では行きます!


2006年は、16作品で合計35回→こちら

2007年は、15作品で合計62回→こちら


そして・・・2008年は!?


1月
『ファントム』(梅芸) 1回
『テイクフライト』(梅芸) 1回
『ペテン師と詐欺師』(日生) 4回

2月
『ベガーズ・オペラ』(梅芸) 1回
『タンビエットの唄』(大阪) 1回
『プロデューサーズ』(大阪) 1回
『ペテン師と詐欺師』(名古屋) 2回
『ウェディングシンガー』(日生) 1回
『ルカス&マジャーン・スペシャルライブ』(大阪) 1回

3月
『中川君コンサート』(大阪)1回
『ペテン師と詐欺師』(兵庫)3回

4月
『レベッカ』(クリエ)2回

5月
『レベッカ』(クリエ)1回
『ルドルフ』(帝劇)3回
『SENPO』(神戸)1回
『オペラ座の怪人』(大阪)1回
『ウィーンミュージカルコンサート』(梅芸)2回

6月
『かもめ』(赤坂ACT)1回
『レベッカ』(クリエ)1回
『マヤコンサート』(大阪)1回
『オペラ座の怪人』(大阪)1回
『ドラキュラ伝説』(梅芸)2回
『ウェストサイド物語』(京都)1回

7月
『ミスサイゴン』(帝劇)2回
『かもめ』(大阪BRAVA)3回

8月
『エリザベート』(中日劇場)6回
『かもめ』(名古屋)2回

9月
『ミスサイゴン』(帝劇)3回
『宝塚BOYS』(兵庫)

10月
『石井一孝コンサート』(大阪)
『ミスサイゴン』(帝劇)3回
『キーン』(兵庫)

11月
『オペラ座の怪人』(大阪)
『AKURO』(神戸)

12月
『AKURO』(池袋)
『エリザベート』(帝劇)2回
『ラ・カージュ』(日生)3回


25作品 合計63回


う~ん。
微妙な数字。
「ブレーキかけてコレかいな」と思うか、「頑張って我慢したね」と自分を誉めてあげるべきか?

まあ作品数が増えて、一点集中からいろんな作品を観る様になったのは良い事かな☆


もう少し詳しく見てみましょう。


★★★観劇回数順★★★

『ペテン師と詐欺師』 合計9回
日生劇場4回 中日劇場2回 兵庫県3回

『エリザベート』 8回
中日劇6回 帝劇2回

『ミスサイゴン』(帝劇)7回

『かもめ』6回
赤坂ACT1回 大阪BRAVA3回 名古屋2回

『レベッカ』(クリエ)4回

3回
『ルドルフ』(帝劇)
『オペラ座の怪人』(大阪)
『ラ・カージュ』(日生)

2回
『ドラキュラ伝説』(梅芸)
『ウィーンミュージカルコンサート』(梅芸)
『AKURO』(神戸1回 池袋1回)

1回
『テイクフライト』(梅芸)
『ファントム』(梅芸)
『タンビエットの唄』(梅芸)
『ベガーズ・オペラ』(梅芸) 

『ウェディングシンガー』(日生)
『プロデューサーズ』(大阪) 

『中川君コンサート』(大阪)
『SENPO』(神戸)
『ウェストサイド物語』(京都)

『マヤコンサート』(大阪)
『ルカス&マジャーン・スペシャルライブ』(大阪) 

『キーン』(兵庫)
『宝塚BOYS』(兵庫)
『石井一孝コンサート』(大阪)



鹿賀さんの舞台が3作品で18回

『異常な観劇習慣』というより、『異常な鹿賀さん習慣』ですね

鹿賀さんが絡むと、ブレーキがアクセルになっちゃうみたいです

来年は年明け早々『ラ・カージュ』(大阪)、そして5月には『シラノ』が…。


今から怖い・・・(笑)


『エリザベート』帝国劇場

2008年12月28日 | エリザベート
12/09マチネ↑
12/16ソワレ↓


中日劇場で6回観ましたが・・・

やっぱり山口さんは帝劇が良い!

「根拠を述べよ」と問われたら、上手く答えられないんですけど・・・。

久しぶりに聴いたトート閣下の歌力に涙が出そうになるくらい感動しましたよ
(もちろん、両フランツ陛下も素敵でした
(新太君は歌が安定した。ソウマ君は少し丸くなった?)


中日ではまだ慣れていなくて「エリザベートとしては少し弱いかなぁ」と感じた(すみません)涼風さんも強くて迫力のあるエリザベートになってました。

大阪公演が楽しみです


資金難の為に11月の遠征を諦めた事を心底後悔しました

これからは、お金や時間を大切にしてマメに遠征しようと心に決めた帝劇『エリザベート』でした。


財政は破綻したまま観劇は続く(笑)


『ラ・カージュ・オ・フォール』日生劇場

2008年12月28日 | ラ・カージュ
いよいよ明日、日生劇場の千秋楽ですね。
行きたかったなぁ…☆

ジョルジュ(「ラ・カージュ・オ・フォール」経営者) 鹿賀丈史
ザザことアルバン(ジョルジュの情婦) 市村正親

ジャン・ミッシェル(ジョルジュの息子) 山崎育三郎
アンヌ(ミッシェルの恋人) 島谷ひとみ

ダンドン議員 (アンヌの父) 今井清隆
ダンドン夫人 (アンヌの母) 森公美子

ジャックリーヌ(レストラン経営者) 香寿たつき

シャンタル(カジェル) 新納慎也
ハンナ(カジェル) 真島茂樹

ジャコブ(ザザの侍女) 花井京乃助
ルノー(カフェの主人) 林アキラ
ルノー夫人(カフェの女将さん) 園山晴子
フランシス(舞台監督) 日比野啓一

<観劇日>
12/10マチネ
12/16マチネ
12/17マチネ

一幕 1:30~2:55
休憩 25分
二幕 3:20~4:35


面白くて温かくて、とても幸せな気持ちになれるミュージカル。

ゲイカップルが巻き起こすドタバタコメディー。
芝居の間に入るダンスショーはとても豪華で迫力があり圧倒されます。

お客さんも爆笑&拍手喝采で、ミュージカルというより寄席を観に来ているみたいに思いっきり楽しんでおれらました。


★★★ここからネタバレです★★★


でもこの作品の根底にあるのは深い深い愛情。

曲の歌詞も「♪誰も皆 同じ~」や「♪今この時を しっかり生きて愛して~」など、平凡でも愛情を大切にして生きている人達への賛歌の様。

うっとりと聴き惚れてしまいました。


鹿賀さんがアルバンへの愛を歌う『砂に刻む歌』は甘く渋い声にドキドキ。

息子に親の愛情を諭す様に歌う『見てごらん』にはウルッとさせられ。

市村さんと香寿さんのデュエットの『今この時』には、とっても幸せな気持ちに。


もちろん、コミカルな曲は思いっきり楽しい。

ジョルジュ、ダンドン夫妻、ジャン・ミッシェル、ジャコブ、アンヌによる、迫力の6重唱『お皿の絵』はとっても楽しくて好き。

鹿賀ジョルジュが市村アルバンに男らしさを教える『男のレッスン』は鹿賀節が効いていて、『ペテン師と詐欺師』で言えば「シュッフハウゼンの特別治療」?
これもとっても楽しい。

この歌に入る前に鹿賀ジョルジュと市村アルバンのやりとりがあるんですが、二人とも乗って来たのか
12/16マチネでは鹿賀さんが市村さんの受け答えに素で吹き出したり。
12/17マチネでは、鹿賀ジョルジュが「はい、ダラ~ンとして。ダラ~ン」で拍手を受けたり。
お互い負けてません(笑)


<鹿賀ジョルジュ&市村アルバン>

『ゲイの夫婦』と言われても何だか想像出来なくて…。

でも見てみたら・・・

恐ろしいくらいハマってました(笑)

本当に息ピッタリで、寄り添い支え合う友達夫婦的な感じ。

市村アルバンに振り回されても鹿賀ジョルジュは「君は永遠の驚きだ」とか言って結局のろけちゃう。

もうラブラブ(笑)


<鹿賀ジョルジュ>

今回は市村さんのザザのインパクトが強く、ジョルジュ自体に派手な見せ場はないけれど、ザザへの強い愛情と理解が感じられてウルッと来ます。

何より“ゲイ”なので、いつもとは微妙に雰囲気が違います。

パンフレットによると・・・
「初演の頃(20年前)より今はゲイは認められた存在になっているから、これまで以上にゲイの匂いを出して演じてみよう、その方が作者が書きたかった事に近づくんじゃないかと思いました」との事。

確かにソレっぽかったです(笑)

あの鹿賀さんが足を揃えて、しかも軽く斜めしてしおらしく座ってる。
オネエ言葉までは行かないけれど、何となくそっちの人っぽい話し方。

何だか新しい鹿賀さんを見た様でクセになりそう(笑)


ペテン師と詐欺師同様

「か‥鹿賀さんが‥( ̄□||||!!」なセリフや仕草も多くて楽しい。

(今回はそれ以上に「い・・・今井さんが…( ̄□||||!!」なんですが/笑)

軽いダンスもあって、笑顔で踊る鹿賀さんが可愛くてたまりません。


<市村アルバン=ザザ>

ここのところ『ミス・サイゴン』『キーン』と市村さんの偉大さを思い知らされてましたが、この舞台の市村さんも素晴らしいです。

とても可愛いらしくて魅力的。

93年~99年以来約10年振りのザザだそうですが、外見は年月を重ねても内面的なチャーミングさは寧ろ増しているのでは。

ザザとしてステージに立ち、心地良さそうに拍手喝采を浴びている姿が印象的でした。

何かある度に「助けて~」って感じで鹿賀ジョルジュにしがみつくのが可愛いかったです。


<山崎ジャン・ミッシェル>

「歌も演技も優等生」といった感じで、真っ直ぐで爽やかなジャン・ミッシェルでした。

歌は流石ですね。


<今井ダンドン>

憎まれ役だけど憎めない(笑)

鹿賀ジョルジュ『息子の嫁の父親だから歓迎しなきゃいけないんだけど、店を潰そうとしてるしやっぱり嫌な奴』

今井ダンドン『歓迎されてるはずなのに何だか敵意を感じるぞ!?』

的に密かに火花を散らす二人のやり取りが楽しい。


<森公美子ダンドン夫人>

歌に演技全てが絶品。
特に表情が秀逸。
市村さんとのやり取り「う~奥様ぁ~~」がツボに入りました。


<香寿ジャックリーヌ>

ショートボブに黒と白の華やかなロングドレス、楠田枝里子さんを思い出してしまいました。

とっても綺麗で、お見事な弾けっぷりです。


<新納シャンタル>

声の切り替えだけで、笑いと拍手が取れる冒頭のショーの場面にビックリ
こんなに声が出る方だとは思いませんでした!(すみません)
綺麗で華やかでとっても良かったです。

<真島ハンナ>

ハマり過ぎ!
『美女と野獣』の「さあ子猫ちゃん達、いらっしゃい」がツボに来た自分は何か変な趣味があるのでしょうか(笑)


<花井ジャコブ>

キャラ立ち過ぎ!
最初は少し抵抗を感じましたが、慣れると可愛いです(笑)
2幕の衣装が面白い。


とにかく『ラ・カージュ』は、とっても楽しい舞台です♪
気持ち良くハマれました(^^)
日生千秋楽のチケットが取れなかった分、大阪でも燃えるぞ~!

舞台写真はこちら


『ラ・カージュ・オ・フォール』

2008年12月12日 | ラ・カージュ
12/10マチネ 日生劇場

満員御礼!
手拍子&拍手喝采で大盛り上がり!


楽しかった~♪

始まったばっかりでネタバレも何ですので、まずは劇場情報から。

★上演時間★

一幕 1:30~2:55
休憩 25分
二幕 3:20~4:35

こちらに詳しく載ってます


★チラシ★

チケットを渡すところでビニール袋に入ったチラシセットを受け取ると、市村さんの最新作のチラシが入ってました。


『炎の人』
2009/6/12~28
銀河劇場

市村さんと中嶋しゅうさんと今井朋彦さんが見たいなぁ☆

関西にも来て~!


★パンフレット★



1500円

今回は正方形じゃなくて普通の大きさ♪

お二人の対談が2ページ。
舞台写真なしで、稽古場の写真が8ページ。
鹿賀さんも市村さんも良い顔されてます♪
これだけで買える(笑)

キャストプロフィールには「あなたの意外な一面は?」という質問が。
お二人らしいお答えでした(笑)


★グッズ★
『ラ・カージュ』のオリジナルグッズは無し。

売り場は今井さんのCD&DVDコーナーになってて、その下には『レ・ミゼラブル』などのCDが置いてありました。
(今回は知人と一緒だったので写真取れず(T_T)

置くの売り場には、市村さんのオリジナル扇子やミュージカル雑誌&CDなど。


★最後に★
帝劇にシラノのポスターが貼られてました♪
こちらも楽しみ(^^)




『AKURO』12/9ソワレ・爆笑カーテンコール

2008年12月11日 | ミュージカル
大爆笑でした。

源太役の西村直人さんの見事な司会と企画力に拍手

(いい加減な記憶ですので、事実とかなり違っていると思います
「まあ、こんな雰囲気だったんだなぁ~」という感じで軽く流して下さい


「アンサンブルにも、もっと光を!」と言う事で、11名の中から4人の方が代表でやりたい役と場面に挑戦

選ばれた4名は、佐藤さん 赤川さん 坂元さん 鈴鹿さん。
(名前が違っていたらすみません 自信ないです

自己紹介の後、本番へ。

(プリンシパルの皆さんは、後ろの斜頚の付いた盆の上に座って見学)

4人が希望した役は、アテルイ・オタケ・安倍高麿・オタケ。

西村さんに「オタケ、人気ですね」とか言われて平澤さんが照れてたら、駒田さんが「イサシコをやりたい奴はいないのか!?」と、突っ込んで爆笑でした。


まずは佐藤さんのアテルイ。
高麿とのシーンを希望されて、坂元さんと舞台上で軽く打ち合わせ。
(吉野さんが佐藤さんに青い上着を貸してあげてました)

その間に駒田さんが「よし、私が繋ごう!」と舞台前へ。

「え~、早いもので悪路も残すところ後4回となりました。再演はあるのでしょうか? 再演をご希望の方は是非ロビーのアンケート用紙に・・・」などと始めたものだからまた爆笑。

佐藤さんのアテルイはなかなか良い感じで、客席から「上手い~」とか声が上がってました。

でも相手役の坂元さんは2回公演の疲労でヘロヘロ。
お疲れの坂元高麿とハイテンションの佐藤アテルイの対比に客席はまたまた爆笑でした。

感想を求められた吉野さんも「思いっきりが良い!」と。(会場爆笑)


次は赤川さんのオタケ。

でも結局、平澤さんが美味しいところを持ってっちゃって、「僕、全然目立ってない!」と。(会場爆笑)


そして、坂元宏旬さんの安倍高麿。(同じ坂元でややこしいから坂元君とお呼びしますね)

盆の上に立つ今・田村麻呂。
(下の準備が出来るまで、照れくさそうに待っていたのが可愛いかった/笑)

音楽が入って、芝居スタート

今さん「して、話とは何だ」
坂元君「蝦夷(えみし)達への弾圧をお止め下さい!」
今さん「弾圧!?」

坂元君「・・・・・・・・・」
今さん「・・・・・・・・・?」

坂元君、セリフ入ってない!

慌てて坂元健児さんが飛んで来て坂元君にセリフを耳打ち。

その状態で2~3ヶセリフを喋るも、西村さんが「もう、もういいです!」とストップ。

最後に今さんが「ちゃんと台詞を覚えて参れ」と決めて、またも場内大爆笑。


西村さんの「はい、回して回して」の声で皆で盆を回したり。

ちょっとでも間が空くと、駒田さんが前に出て来て「え~再演をご希望の方は」と始めたり。

抜群のチームワークで、もう笑いっぱなしでした。


そして最後に鈴鹿さん。

西村さん「君はオタケだったね」

鈴鹿さん「・・・っていうか、オタケに殴られたい・・・

西村さん「えっ!?」

軽く引く、会場の皆様(笑)

鈴鹿さん「アケシになってオタケにビンタされる場面をやりたいんです!」

と言う訳でシーン・スタート!

鈴鹿さん「ちょっと待って!」

いきなり服を脱ぎ出すとその下に、いかにもハンドメイドなアケシの衣装が・・・。

自分の衣装と見比べた後、大爆笑する神田さん(笑)

もちろん場内も爆笑。

今度こそ、シーン・スタート!

坂元高麿を責める平澤オタケ。

高麿を庇う鈴鹿アケシ、(女声で)「違う、この人はそんな人じゃないわ!」

平澤オタケのビンタ!

その場で飛び上がって一回転して倒れる鈴鹿さん。

衣装の仕込みも含めて、お見事でした(笑)


「このままでお客様を帰す訳には参りません」と、蝦夷役の方(平野さん?)が安倍高麿で替え歌をやってオチを付けて下さいました。

西村さんの締めの言葉の後、カーテンコールの時の様に「♪生まれ変わり、死に変わり~」で綺麗に終了。

あっ、最後に帝劇の花投げの様に『小さな袋』を客席に向かって投げてくれました。

腕自慢の男性陣の袋投げは、かなり後ろまで飛んでました。
坂元さんが投げた袋が2階席に届きそうになったりで、これも盛り上がりましたよ。

皆さんマチネ・ソワレの2回公演でお疲れのところ、ありがとうございました。
とっても楽しかったです。

12月12日の千秋楽まで頑張って下さい!


東京芸術劇場 中ホールには、お花が一杯で和みました♪
  


『AKURO~悪路~』神戸初日

2008年12月09日 | 坂元健児
時間が無いので、感激ほぼ直後に書いた感想をそのまま載せます。

文章が変なところや誤字脱字など多々あると思いますが、お許し下さいね

一幕 60分
休憩 15分
二幕 100分

パンフは1200円、Tシャツ2000円。

坂元健児:若き軍人・安倍高麿
今拓哉 :征夷大将軍・坂上田村麻呂
吉野圭吾:蝦夷の長・アテルイ
神田沙也加:盲目の女アケシ
西村直人 :小物の源太
駒田一  :イサシコ  
平澤智  :アケシの兄・オタケ
友石竜也 :アケシの許嫁・ヒトカ

川本昭彦、福永吉洋、平野亙、笠原竜司、藤森真貴、高原紳輔、斉藤健二、多根周作、他


何の予備知識もなく、真っ白な状態で迎えた・初『悪路』でしたが・・・

とっても良かった!


『タンビエットの唄』同様、熱い男達の騎士道精神に泣かされました

あの舞台にハマれた方なら観に行って損は無い舞台ですね。


終盤近くの見せ場は映画さながらの迫力でした。

まだ東京もありますし、今回はまだストーリーには触れずにおきますね。

知らない方が楽しめると思いまので、今回は役者さん中心の感想で。。



皆アテガキかと思うくらいそれぞれのキャラクターにあっていて、どの役者さんもノビノビと歌い演じておられたのが心地良かったです。

特に坂元さんの癒し系の素朴なキャラクターが最大限に活かされていたと思います。

本当に笑えて癒されました

出で立ちも浦島太郎 or 一寸法師みたいで可愛かったし(笑)

でも決めるところは凛々しく決めてくれましたよ。

歌い出されると男前度が増すのでドキドキでした

坂元さんを一杯観られて幸せ

(坂元さんと吉野さんは客席降りもあります。)


今さん
良かった。
(どう良かったか書くとネタバレになってしまうので語れなくて残念。)
白い衣装での剣舞、とっても素敵でした。
和モノの衣装や歌がとっても似合ってました。

駒田さん
見た目は怖いけれど、根はピュアでドリーマー。
このギャップがイイ!
良い人だ(笑)

力強い歌声も素敵でした。
一幕ラストの歌が印象に残りました。
(あ~あ ああ~(でしたっけ?)しか覚えてませんが/笑)


吉野さん
麗しく、不思議な役。
歌い上げるシーンの迫力はお見事で、舞台の温度を上げていました。


笠原さん
鍛え抜かれた筋肉、肉体美が素晴らしい。
終盤の戦闘シーンで奪い取った武器を投げ捨てて体術のみで挑んでいく姿が格好良い!
ツボだ!

平澤さん
ニヒルなNo.2。
惚れた(笑)


セット
舞台中央に『ジーザス』みたいに斜傾の付いた大きな台(=大地)が置いてあって、それが回るんですよ。

後ろの方はかなり高くなっているのに、その上に飛び乗ったり、そこから飛び降りたり。

アンサンブルさんは、ただ飛び降りるんじゃなくてバクテン付き

迫力のダンスにアクロバティックな動き。
本当に素晴らしい!

今さんらもヒラリと飛び降りたりしてビックリ。
ダンスというか、剣舞や殺陣もあるし、プリンシパルの方も体張ってます。

それだけにお体が心配。
かなりハードな舞台なので本当に心配・・・。


東京も見に行きます。
(神戸の発表が遅くて先に東京のチケットを買ってしまいました)

舞台はもちろん、客席の反応も楽しみです。
(関西と関東の笑いのツボの差とか☆)

東京は
東京芸術劇場 中ホール 2008年12月5日(金)~12日(金)


~初日・カーテンコール~
スタンディングオベーションで大盛り上がり♪

カーテンコールの最後に
「♪生まれ変わり~ 死に変わり~」と全員で歌い出す場面では客席から手拍子。
歌い終わって幕が下りても拍手鳴り止まずで一回多めに出て来て下さいました。


観劇後、『タン・ビエットの唄』の時は「タ~ンビエ~ット♪」と歌っている男性客がおられましたが、今回も「生まれ~変わり 死に変わり~♪」と口ずさんでいる方がいらして微笑ましかったです(笑)