観劇☆備忘録

ミュージカル大好き!

『ダンス オブ ヴァンパイア』(ネタバレあり)

2006年07月28日 | ダンス オブ ヴァンパイア
7月18日 マチネ

2回目の観劇です。
初めての時より落ち着いて、楽しめました。
というか、1回目の観劇は「かなり力が入ってたんだなぁ~」とつくづく感じました(笑)


山口クロロック
やっぱり山口さんは人では無い役、それも誘惑する役がよく似合うと思います♪

トートは「死」、クロロックは「欲望」、どちらも本来なら好ましくないものだけど、時として救いとなる・・・。
そんな危うい存在がピッタリです。

前回は歌を堪能したので,今回はオペラグラスでじっくり表情を観察。

これが実にいいです!

サラを誘惑する時はもちろん、教授と対峙する時の不敵な表情が堪らない!!!

本当に、この役は山口さんに合ってます!


市村教授
研究熱心すぎて、どこかずれてるマイペースな教授。
この市村さんもピッタリで、かなり好きです。

早口言葉の時はドキドキしますが、今日もばっちり決めておられました!

今日は後ろの真ん中の席だったので、客席に降りて探す時に端の席の方に「(あいつは)どこに行きましたか?」と尋ねておられたのを見る事が出来ました。

後、ラスト客席退場時に出口の扉で客席向かって手を振るところも♪
こんな事もしてらしたんですね。


泉見アルフレート
髪型も自然(というか地毛?)で、普通に格好良かったです。
あのチラシの雷様ヘアーは、何だったんでしょうか(笑)

サラへの想いを募らせ語り歌うシーンは流石マリウス、はまり役です。

頼りなさが超可愛かった浦井くんと比べると、落ち着いたお兄さんアルフレート。
きちんと仕事(実践は駄目だけど)してくれそうです。

浦井くんは気の弱さ頼りなさを強調していてかなりコメディーチックに見えたけれど、泉見さんはサラ以外眼中に無い感じ。
一途な青年をわりとストレートに演じていた様に思えました。

もちろん、どちらも好きです(^^)

歌は、しっかり低音が響いていて良かったです♪
大阪・名古屋で「レミゼ」を観ていた時より、低音が出るようになって更に聴かせてくれる様になってました。
凄い!


吉野ヘルベルト
さあ、お待ちかねの吉野さんです(笑)

あのシーンの冒頭で「アア~♪」と彼の歌が聴こえてきただけで、客席から笑いが・・・。

で、アルフレートがカーテンを開けると、バスタブの縁に両手をついて顎を乗せたヘルさんが登場!
どこからか「うふ、いらっしゃ~い(ハートマーク)」と幻聴が聴こえてきそうでした(笑)

・・・ところで・・・お尻の見せ方、あんなに大胆でしたっけ?
もう完全に「いきなり尻見せ!」状態(笑)
吉野さんのお尻・・・じゃなかった・・・役者魂、しっかりと眼に焼き付けさせて頂きました!

後、ラストのダンスも素敵ですね♪
思いっきり踊る吉野さんが見たかったので満足です(^^)


舞台が始まる前、吉野さんを初めて観る知人に「吉野さんて、レミゼのCDのアンジョルラスの人でしょう!今回も格好良いの!?」と聴かれて、思いっきり答えに困りましたが(笑)


駒田クコール
駒田さんの目標は「グロ可愛い」だそうですけど、グロじゃなくて本当に可愛い!

蝋燭を買って客席に降りる時にお客さんに「ふぉんにちふぁ」と挨拶されてたのもツボでした。

休憩時間に舞台に出てお掃除をされてるんですね。

カーテンコールで両手を大きく振り上げて飛び跳ねたり、市村教授の滑り込み登場に大ウケしたり、セリフなし歌なしで溜まった分をちょっと発散されてるのかな?と思いました(笑)

Wサラ
剱持さんは、細くて白くてとっても綺麗。
でも、声も少し細いような・・・、上手いんですけど・・・。

大塚さんは健康的で、自由に憧れる田舎娘にピッタリ。
舞踏会での目の据わった色っぽさに成長を感じました。
(モーツァルト以来なので)

疲れたので、続きはまた☆

悲しみのヴァンパイア

2006年07月28日 | ダンス オブ ヴァンパイア
『ダンス オブ ヴァンパイア』6日マチネ。
本当なら、4日の剱持さんと併せて女性陣の感想をまとめてUPする予定でした・・・。

出発直前に、
家族の都合で行けなくなってしまったんです
。・゜・(ノД`)・゜・。


当日朝だったので知人に譲る事も出来ず、泡と消えてしまった私のチケット・・・。

本当に、本当に楽しみにしてたんだよ・・・。

もう
悔しくて・・・
悲しくて・・・



チケットを買い足してしまいました(^^ゞテヘッ

今からじゃもう、壁とか一番後ろの端とか2階席しかなかったんですけど、
このままじゃ腹の虫が治まらなくて凄いストレスになりそうなので・・・。

結局、当初より観劇回数が増えるかも(^_^;)

次は18日、待ちきれないよ~☆

ダンス オブ ヴァンパイア

2006年07月04日 | ダンス オブ ヴァンパイア
7月4日 マチネ 帝国劇場
クロロック伯爵・・・・・・・・山口祐一郎
アプロンシウス教授・・・・・・市村正親
サラ・・・・・・・・・・・・・剱持たまき
助手・アルフレート・・・・・・浦井健治
宿屋の亭主・シャガール・・・・佐藤正宏
シャガールの女房・レベッカ・・阿知波悟美
女中・マグダ・・・・・・・・・宮本裕子
ヘルベルト・・・・・・・・・・吉野圭吾
せむし男・クコール・・・・・・駒田一

賑やかで、楽しいコメディー。
この舞台は「理屈抜きで無邪気に楽しんだモノ勝ち」かな。
ツボにハマった笑いが幾つかあって、私は結構楽しめました。


山口クロロック
歌と存在感で、広い会場を異空間に変えてしまう。
歌い出すと「祐一郎オンステージ」の世界でしたね。
コロ様以上のバズーカ&ロングトーンに圧倒されました。
いつも以上に凄いと感じたのは明日のソワレまで公演がないので、あまりセーブされなかったからでしょうか?

あの登場の仕方も面白いですね。


市村教授
まだ3日目なのに、もう何年前から演じていたかの様な安定感。
早口言葉(歌)と、意外なロングトーンに拍手喝采!


浦井アルフレート
気弱で純朴な青年助手が、とても似合ってました(^-^)
歌も安心して聴いていられるし、とにかく可愛い!
市村教授とのコンビはモチロン、吉野ヘルとも良い感じでした(笑)


吉野ヘルベルト
‥‥‥‥‥
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
いいモノ見せてもらったよ‥(笑)

あの姿だけでも凄いのに、ジャンプまでするのは卑怯です(笑)
とにかく大ウケで退場後の拍手喝采に、セリフをしゃべりかけた市村さんが一旦止まるぐらいでした。

歌も少ないけど、艶があって良かった。
シカネーダが大好きなんですが、ヘルベルトも外せない役になりそうです♪


駒田クコール
セリフすら無い役との事で、どんくさい私は「分からなかったどうしよう」と心配してましたが、客席登場の時から一目で分かりました。
笑いどころの多い役で、一杯楽しませて頂きましたよ♪


パンフレット
「ジキハイ」の時の様に、各役者さんの仲の良い方からのコメントが掲載されています。
市村さんへのコメントは鹿賀さんからで、何だか感動的でした。