観劇☆備忘録

ミュージカル大好き!

ミュージカル『タイタニック』

2007年01月23日 | ミュージカル
国際フォーラム 1月23日(火)ソワレ&24日(水)マチネ

約1500人の命が奪われた史上最大の海難事故を描いた、豪華客船「タイタニック」が主役の群集劇。

物凄い悲劇なんですが、根底に人間賛歌があるので観終わった後に温かい感動が残ります。

曲もとても綺麗で感動的!
殆どの方が歌えるので、コーラスは壮大で聴き応えあり。
オープニングで出発前の希望として歌われたメインテーマのコーラス『Godspeed Titanic』が、フィナーレで沈没で亡くなった人たちへの鎮魂の歌へと変化しているのが泣かせてくれます


<印象に残った人々>プリンシパル編その壱

フレデリック・バレット(ボイラー係)… 岡幸二郎
めちゃくちゃ美味しい役ですね
ぶっきらぼうだけど優しさが全身から伝わってくる自然体の演技がいいです。
ワイルドな岡さんに惚れ直しました
脱出の時の浦井君とのやりとりも泣かせどころですが、ネタバレになるので詳しく書けないのが残念☆


ハロルド・ブライト役(無線室の二等通信士)… 鈴木綜馬
いつも堂々と王族系を演じている綜馬さんが、危ない目つきのオタクさんに・・・。

しかも、これがハマってる!(笑)

挙動不審な演技と、相棒の通信器とのタッグで笑いもしっかり取っておられました。(カタカタ カタカタ・・・

通信室で他の三人が言い争いを始めた時に、泣きそうな顔で通信機にしがみつくんですけど、あの表情が頭に焼き付いて困ってます(笑)
実年齢より下の人物(ですよね)を演じる綜馬さんはとても可愛かったです。

最後まであの目つきでしたので、カーテンコールでのお辞儀の後やっといつもの笑顔に戻った綜馬さん見て一安心でした(笑)


岡さんと綜馬さん
ワイルドな岡さんにオタクな綜馬さん、こんな組み合わせ滅多に見れません!

・・・じゃなくて、この二人のデュエット『Proposal/Night Was Alive』は本当に素晴しかったですね。

おどおどしている自分をからかう事もなく、自然体で優しく接してくれるバレットに心を開くブライト。
歌だけでなく、この辺の心の交流にも癒されました

最後の「通信が届いたよ」が何気に好きだったりします(笑)

脱出の時に岡さんが熱く歌ったフレーズを、船が沈んだ後に今度は綜馬さんが静かに歌うのも感動的でした。(ちょっと自信ないんですが、そうでしたよね?)


ジム・ファレル(アイルランド移民)… 浦井健治
出航の時の希望に満ちた顔、夢を語るみんなを見守る優しい顔、脱出の時の必死な顔。
殆ど表情の演技のみの見せ場が少ない役だけれど、落ち着いて丁寧に演じておられたのでジムの骨太な優しさと懐の深さがしっかりと伝わって来ました。

・・・って、浦井君ばっかり観ていたのがバレバレですね(笑)

ソロの曲がなかった事だけは本当に残念でしたが、その分「マイ・フェア・レディ」を楽しみにしてます。


ウィリアム・マードック役(一等航海士)… 岡田浩暉
見ていて気の毒になるほど誠実で真面目な役が、本当に絵になる方ですよね。(誉めてます)
史実に反して生き残ったりしたら、「カフェソング」を毎日歌っていそうな(笑)

今まで耐えていたものを一気に船長に吐き出す見せ場のシーンはウルウルきちゃいました。
あの「期待に応えられなかったんです!」の精神状態のまま亡くなったとしたら、ある意味一番救いのなかった切ない役では・・・。


ヘンリー・エッチズ役(一等船客の客室係)… 藤木孝
相手の機嫌を損ねず要望を通す術に長けた、機転の利くベテラン・スチュワードが見事にハマってました。
立ち振る舞いが非常に綺麗でサマになってるんですよね。
どこを切ってもジェントルマンって感じ

でも二等の客には冷たい面もあって、目の前でタバコをプカプカふかしたり、「今も私の妻ですが・・・(ニヤッ)」とからかったり。(このシーン、笑いも起こっていて結構好きです/笑)
階級制度が今も根強いイギリスならではの演出なんでしょうね。

藤木さんはストレートプレイ「デモクラシー」以来だったのですが、ミュージカルも見事にこなされる姿を見て益々ファンになってしまいました
「M!」のアルコ伯爵も見たいかも。(もちろん花王さんも好きですよ


まだまだ続きます(多分)

WE WILL ROCK YOU

2007年01月17日 | ミュージカル
1月17日ソワレ 大阪梅田芸術劇場

客層もノリもいつもと違って、新鮮な体験でした

ロックの知識がまるで無く「WE WILL ROCK YOU」と最後の曲しか分からなかったのですが、それでも十分楽しめましたし

自然に体が動く発散系のミュージカルも良いものですね。

終了後、「あつ~、あつ~、汗だくやわ~」と言っておられたお兄さんには敵いませんが(笑)

観劇後に本日のチケットを受付に持って行くと2000円安くなるリピータ割引をやっていたけど、来週は「タイタニック」観劇予定なので・・・残念☆

2006年に観た映画

2007年01月10日 | 映画
2006年を振り返るの続き。
今回は「2006年に観た映画」(★は行った回数)です。


『THE 有頂天ホテル』★★
『燃ゆるとき THE EXCELLENT COMPANY』★★★★★
『県庁の星』★★
『ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女』★
『ダ・ヴィンチ・コード』★
『プロデューサーズ』★
『DEATH NOTE デスノート 前編』★★★★
『ブレイブ・ストーリー』★
『パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト』★
『ゲド戦記』★
『UDON』★
『デスノート the Last name』★★★

嗚呼・・・映画も偏ってる~!!

10月からは「ペテン師と詐欺師」に夢中になってしまったので、『デスノート』だけで精一杯でした。


ちなみに、見ようと思って結局見れなかった映画はこちら

『LIMIT OF LOVE 海猿』
『不撓不屈』
『サイレント・ヒル』
『スーパーマン・リターンズ』
『X-MEN:ファイナルディシジョン』
『かもめ食堂』
『間宮兄弟』
『明日の記憶』

映画を見逃してしまうと、家の小さいTVでは見る気になれなくてレンタルもせず結局そのまま・・・。

やっぱり映画は映画館で見ないといけませんね


そして、年明けは『デスノート the Last name』の4回目

「まだ行くんかい!」と言われそうですが、やっぱり新年は鹿賀さんから始めたい

後、『マリーアントワネット』も観る予定。

観劇との掛け持ちは大変だけど、映画館にも時々行きたいですね

2006年に観た舞台

2007年01月09日 | ミュージカル
2006年に観た舞台(★は行った回数です)

****1月****
『レ・ミゼラブル』★
『12人の優しい日本人』★

****2月****
『贋作・罪と罰』★
『屋根の上のヴァイオリン弾き』★

****3~4月****
『アンナ・カレーニナ』★
『レ・ミゼラブル』★★★

****5月****
『エリザベート』★★
『ライフ・イン・ザ・シアター』★★

****7月****
『OUR HOUSE』 ★★
『ダンス・オブ・ヴァンパイア』★★★

****8月****
『ダンス・オブ・ヴァンパイア』★★★
井上芳雄 LIVE2006 ★
『12夜』★

****9月****
『スウィート・チャリティ』★★

****10~11月****
『ペテン師と詐欺師』★★★★★★★
東京★★★
大阪★★
名古屋★★

****12月****
「CRAZY FOR YOU 」★
中川晃教「BLUE DREAM」★
「エリザベート」来日記念コンサート(大阪公演)★★


合計16作品 計35回

明らかに偏ってます・・・
何回、同じモノ観てるんだよ(^_^;)


個人的に、一番良かったのは
『ペテン師と詐欺師』
鹿賀さんの歌とお茶目な演技を堪能させて頂きました
12日のカーテンコールで、鹿賀さんのお誕生日を市村さんやファンの方と一緒にお祝い出来たのも忘れられない思い出になりそうです

後は・・・

『ダンス・オブ・ヴァンパイア』
芸達者な皆様のお陰で、非常に濃い夏になりました(笑)

『エリザベート』
去年チケットが取れなかったので、やっと観る事ができ大感激でした。
皆さん素晴らしかったですが、特に鈴木綜馬さんに惚れ直しました。


それから・・・

『12夜』
綜馬さんも今拓哉さんも素敵でした

『OUR HOUSE』
中川君がこんなに可愛いなんて

『スウィート・チャリティ』
ミュージカル初挑戦の18歳、玉置成実ちゃん大健闘!
若いって素晴らしい(笑)

『屋根の上のヴァイオリン弾き』
市村さんの集中力に圧倒されちゃいました。
好青年だった駒田モーテル&吉野パーチックが、この半年後に帝劇で大変態・・・いや大変身なさるとは☆
役者さんって凄い!