『(自分のルーツがわかる!)家紋の歴史 』
日本博識研究所 (著)

宝島社 (発行)
B6判、ソフトカバー、224ページ
2012/02/02発行
ISBN-13 978-4-7966-8886-4
NDC分類: 288.6
定価 :680円(税込み)
内容(「BOOK」データベースより)
家紋のルーツを知っていますか?鎌倉武士、戦国武将たちが使用した家紋には様々な意味が込められていました。本書では戦国武将の家紋150種と、全国の家紋1000種を紹介します。
内容(下記出版社の紹介ページより)
平清盛も用いた「蝶紋」は、羽化する時期で微妙に形が違っている!伊達政宗の「竹に雀」は、よく見ると左右の雀がオスとメス!巻頭には、歴史上の人物をモチーフにした美麗イラスト32ページ掲載。
(イラストで楽しむ家紋の歴史)
蝶紋 p.02
竹笹紋 p.03
竜胆紋 p.04
(中略)
菊紋 p.31
桔梗紋 p.32
はじめに p.33
家紋とは何か?
日本人の心と魂が生み出した美 歴史を映し出す「家」の紋章 p.38
よくみる名字はどの家紋? 家紋ランキング30 p.44
第一章 鎌倉時代 p.45
◆平清盛【蝶紋】 p.46
源氏・平家略系図 p.48
平清盛を支えた女性/建礼門院徳子 p.49
◆源頼朝【竜胆紋】 p.50
◆源義経【竜胆紋】 p.51
(中略)
◆北条義時【鱗紋】 p.57
◆後鳥羽上皇【菊紋】 p.58
第二章 南北朝~室町時代 p.59
◆足利尊氏【引両紋】 p.60
◆楠木正成【菊紋】 p.62
◆高師直【輪違い紋】 p.63
◆名和長年【船紋】 p.64
◆日野富子【鶴紋】 p.65
西洋の紋章 p.66
第三章 戦国時代 p.67
◆武田信玄【菱紋】 p.68
◆上杉謙信【竹笹紋】 p.70
◆伊達政宗【竹笹紋】 p.72
(中略)
◆柴田勝家【雁紋】 p.95
◆石田三成【文字紋】 p.96
家紋のデザイン その壱 様々な変形のパターン p.97
戦国武将・全国家紋地図 p.99
◇南奥州/北奥州 p.100
◇常陸 p.102
◇下野/上野 p.103
(中略)
◇鎮西 p.112
◇薩南 p.113
家紋のデザイン その弐 「美しい擬態紋」 p.114
第四章 江戸時代~明治維新 p.115
◆徳川家康【葵紋】 p.116
徳川家康を支えた女性/督姫 p.118
◆井伊直弼【橘紋】 p.119
◆陸奥宗光【牡丹紋】 p.120
◆小松帯刀【梶紋】 p.121
幕末の志士たち
◆近藤勇【引両紋】 p.123
◆沖田総司【木瓜紋】 p.123
◆土方歳三【巴紋】 p.124
(中略)
◆武市半平太【柿紋】 p.126
◆中岡慎太郎【綿の花紋】 p.126
大義のために戦った諸藩士
◆西郷隆盛【菊紋】 p.127
◆大久保利通【巴紋】 p.128
◆久坂玄瑞【文字紋】 p.128
(中略)
◆後藤象二郎【巴紋】 p.132
◆佐久間象山【引両紋】 p.132
幕末の藩士たち
◆松平春嶽【葵紋】 p.133
◆伊達宗城【竹笹紋】 p.134
◆山内豊信【柏紋】 p.134
(中略)
◆毛利敬親【星紋】 p.136
◆鍋島閑叟【字紋】 p.136
幕臣と幕府首脳
◆阿部正弘【鷹の羽紋】 p.137
◆勝海舟【菱紋】 p.138
◆松平容保【葵紋】 p.139
◆榎本武揚【梅鉢紋】 p.139
維新をもたらした公卿たち
◆三条實美【菱紋】 p.140
◆姉小路公知【連翹紋】 p.141
◆岩倉具視【竜胆紋】 p.141
歌舞伎と家紋 p.142
第五章 家紋一覧 p.143
Ⅰ 植物/花紋 p.134
■朝顔紋 ■梅紋・梅鉢紋 ■杜若紋 ■桔梗紋 ■菊紋 …ほか
Ⅱ 植物/樹葉・果実紋 p.154
■葵紋 ■麻紋 ■葦紋 ■銀杏紋 ■稲紋 …ほか
Ⅲ 動物紋 p.169
■板屋貝紋 ■兎紋 ■海老紋 ■雁金紋 ■雀紋 …ほか
Ⅳ 自然紋 p.176
■稲妻紋 ■雲紋 ■月紋 ■波紋 ■日紋 …ほか
Ⅴ 器物紋 p.181
■糸巻紋 ■団扇紋 ■烏帽子紋 ■扇紋 ■地紙紋 …ほか
Ⅵ 建造物・乗物紋 p.201
■庵紋 ■井桁紋 ■井筒紋 ■石畳紋 ■鳥居紋 …ほか
Ⅶ 文様・文字・図案紋 p.206
■鱗紋 ■角紋 ■唐花紋 ■亀甲紋 ■来留子紋 …ほか
家紋の種類と用途 p.215
家紋 INDEX p.216
参考文献 p.221
掲載絵師一覧 p.222
奥付け p.224
萌え本分類:解説書、図鑑型。
ナビゲーター:なし。
カバー表紙:タイトルは横書き。タイトルの字色は白、金白の縁つき赤、グラデュエーションつきの金。黒無地、家紋(織田木瓜)の図を背景に和装少女のイラスト。
中表紙:主要な家紋の図柄を背景に、タイトルおよび著者名を配する。
折込ポスター:なし。
本文:縦書き、二段組みが基本。目次、コラムは三段組み、図表の解説文、INDEX、絵師一覧のコーナーなどでは横書きの部分も多い。
構成・設定: 巻頭よりp.32までのイラストページはフルカラー。以後はモノクロ印刷。
全体は「巻頭のカラーイラスト集」「鎌倉時代から幕末まで、年代別の主要な人物別の家紋紹介」「戦国時代の地域別武将家紋地図、テーマ別の家紋図鑑」の3部に大別される。
巻頭のカラーページは頁単位(一部見開き)で、家紋を配した時代風衣装をまとった萌えイラスト集。
本文は項目ごとに1/2から2頁をあて、鎌倉時代から幕末までの有名人物(武家、公家等)の人物紹介と一族が使用した家紋を解説する。後半の解説部分は、「戦国武将の家紋地図」、「家紋図鑑」、50音順家紋索引、引用文献集などが含まれる。巻末の絵師一覧は担当イラストの一部を背景に作家のコメントを掲載。リンクは付属しない。
評価:
萌え絵度: イラストレーターの総数は11名。カバーイラスト(冒頭頁のカラーイラスト)は、中野友和さんが担当。前述の通り、家紋をつけた和風萌えイラスト集の体裁を取っているものの、イラストの一部にCGの家紋を重ねただけで本文との内容的な関係は皆無。絵柄の統一感もあまり考慮されていない。
テーマ萌え度: 著者の「日本博識研究所」は、出版各社より様々なジャンルの知識本を多数出版している。特に家紋に造詣深いわけではなさそう。本書の特色は単なる家紋の歴史書ではなく「時代別の主要人物」の解説に家紋の由来を付属させた構成にある。日本史の入門書としては普通の水準だが人物紹介にくらべて家紋の解説部分が少なく、内容がタイトルに負けている。
萌え本的意義: 宝島社発行の萌え本としては、
別冊宝島版として『 まんがで哲学しよう(1743) 』(11/03)、『 -ドラッカー(1710) 』(10/11)から最新刊の『 -統計学(2066) 』(13/09)までの「まんがと図解でわかる- 」シリーズ16冊、
上記の文庫化、宝島SUGOI文庫版として、『(まんがで学ぶ)哲学入門 』(12/12)、『 -ドラッカー 』(12/03)から最新刊の『 -空海と密教 』(13/04)までの「 まんがと図解でわかる- 」シリーズ5冊のほかに、
コミック部分を主体とした『(ぜんぶマンガで簡単にわかる)ドラッカー超入門(別冊宝島1840) 』(11/12)と、
その書籍版『 まんが 元自衛官みのり ドラッカー理論で会社を立て直す 』(11/12)、
SUGOI文庫版『 まんがでわかる! ドラッカー 』(13/01)3冊、
B6判の『(まんがでわかる)7つの習慣 』(13/10)の3系統が存在する。
本書はこれらのいずれにも属さず、B6版・600円台の価格設定などコンビニ本の体裁を取る。家紋を扱った一般書の巻頭にイラスト集が載ってるだけの安易な構造で、他の書籍とは属性・水準ともやや劣る印象がある。家紋図解本は入門書から専門図書に至るまで各社より様々な版形で出版されているが、萌え書籍はおそらく本書が唯一。
総合萌え度 :★☆☆☆☆
紹介ブログ記事:
小林雅成の新説~家紋解読学~ 2012年04月21日づけ記事、
『自分のルーツが分かる!家紋の歴史』
http://plaza.rakuten.co.jp/familycrest/diary/201204210000/
「 見開きに若手イラストレーターの作品が31ページほどカラーで載せてある。
こういう本のつくりもいいかなとおもう。
ゲームから家紋に慣れ親しむ若者世代に受けるのだろう。
イラストの次にくる中身は一般受けする説を従来の本から引用しているようだ。
戦国武将家紋地図の中身が100ページから載せてある。
地図を見て『おお!!どこかで見たことがある!』と思ったら、99ページに家紋WORLDさんの協力となっていた。 」
カバーイラスト担当、中野友和さんのブログ、
Back Yard Built. 2012年01月18日づけ記事、
仕事情報
http://backyardbuilt.blog118.fc2.com/blog-entry-416.html
「 1月19日発売の宝島社の「自分のルーツがわかる! 家紋の歴史」は表紙を描かせてもらいました。
この絵が目印ですよ。着物の柄が大変でした。 」
宝島社 の紹介ページ:
01月19日発売、との記述あり。
詳細目次、著者プロフィールを掲載。
カバーを含めて20頁分の内容見本へのリンクあり。
Amazon.co.jp の紹介頁
honto(旧bk1) の紹介頁
楽天ブックス の紹介頁
セブンネットショッピング の紹介頁
紀伊国屋書店 の紹介頁
付記:
Amazon、公式サイト上の発売日は01月19日、hontoの取り扱い開始日は03月29日。その他の書店サイトでは02月との記載が主。
日本博識研究所 (著)

宝島社 (発行)
B6判、ソフトカバー、224ページ
2012/02/02発行
ISBN-13 978-4-7966-8886-4
NDC分類: 288.6
定価 :680円(税込み)
内容(「BOOK」データベースより)
家紋のルーツを知っていますか?鎌倉武士、戦国武将たちが使用した家紋には様々な意味が込められていました。本書では戦国武将の家紋150種と、全国の家紋1000種を紹介します。
内容(下記出版社の紹介ページより)
平清盛も用いた「蝶紋」は、羽化する時期で微妙に形が違っている!伊達政宗の「竹に雀」は、よく見ると左右の雀がオスとメス!巻頭には、歴史上の人物をモチーフにした美麗イラスト32ページ掲載。
(イラストで楽しむ家紋の歴史)
蝶紋 p.02
竹笹紋 p.03
竜胆紋 p.04
(中略)
菊紋 p.31
桔梗紋 p.32
はじめに p.33
家紋とは何か?
日本人の心と魂が生み出した美 歴史を映し出す「家」の紋章 p.38
よくみる名字はどの家紋? 家紋ランキング30 p.44
第一章 鎌倉時代 p.45
◆平清盛【蝶紋】 p.46
源氏・平家略系図 p.48
平清盛を支えた女性/建礼門院徳子 p.49
◆源頼朝【竜胆紋】 p.50
◆源義経【竜胆紋】 p.51
(中略)
◆北条義時【鱗紋】 p.57
◆後鳥羽上皇【菊紋】 p.58
第二章 南北朝~室町時代 p.59
◆足利尊氏【引両紋】 p.60
◆楠木正成【菊紋】 p.62
◆高師直【輪違い紋】 p.63
◆名和長年【船紋】 p.64
◆日野富子【鶴紋】 p.65
西洋の紋章 p.66
第三章 戦国時代 p.67
◆武田信玄【菱紋】 p.68
◆上杉謙信【竹笹紋】 p.70
◆伊達政宗【竹笹紋】 p.72
(中略)
◆柴田勝家【雁紋】 p.95
◆石田三成【文字紋】 p.96
家紋のデザイン その壱 様々な変形のパターン p.97
戦国武将・全国家紋地図 p.99
◇南奥州/北奥州 p.100
◇常陸 p.102
◇下野/上野 p.103
(中略)
◇鎮西 p.112
◇薩南 p.113
家紋のデザイン その弐 「美しい擬態紋」 p.114
第四章 江戸時代~明治維新 p.115
◆徳川家康【葵紋】 p.116
徳川家康を支えた女性/督姫 p.118
◆井伊直弼【橘紋】 p.119
◆陸奥宗光【牡丹紋】 p.120
◆小松帯刀【梶紋】 p.121
幕末の志士たち
◆近藤勇【引両紋】 p.123
◆沖田総司【木瓜紋】 p.123
◆土方歳三【巴紋】 p.124
(中略)
◆武市半平太【柿紋】 p.126
◆中岡慎太郎【綿の花紋】 p.126
大義のために戦った諸藩士
◆西郷隆盛【菊紋】 p.127
◆大久保利通【巴紋】 p.128
◆久坂玄瑞【文字紋】 p.128
(中略)
◆後藤象二郎【巴紋】 p.132
◆佐久間象山【引両紋】 p.132
幕末の藩士たち
◆松平春嶽【葵紋】 p.133
◆伊達宗城【竹笹紋】 p.134
◆山内豊信【柏紋】 p.134
(中略)
◆毛利敬親【星紋】 p.136
◆鍋島閑叟【字紋】 p.136
幕臣と幕府首脳
◆阿部正弘【鷹の羽紋】 p.137
◆勝海舟【菱紋】 p.138
◆松平容保【葵紋】 p.139
◆榎本武揚【梅鉢紋】 p.139
維新をもたらした公卿たち
◆三条實美【菱紋】 p.140
◆姉小路公知【連翹紋】 p.141
◆岩倉具視【竜胆紋】 p.141
歌舞伎と家紋 p.142
第五章 家紋一覧 p.143
Ⅰ 植物/花紋 p.134
■朝顔紋 ■梅紋・梅鉢紋 ■杜若紋 ■桔梗紋 ■菊紋 …ほか
Ⅱ 植物/樹葉・果実紋 p.154
■葵紋 ■麻紋 ■葦紋 ■銀杏紋 ■稲紋 …ほか
Ⅲ 動物紋 p.169
■板屋貝紋 ■兎紋 ■海老紋 ■雁金紋 ■雀紋 …ほか
Ⅳ 自然紋 p.176
■稲妻紋 ■雲紋 ■月紋 ■波紋 ■日紋 …ほか
Ⅴ 器物紋 p.181
■糸巻紋 ■団扇紋 ■烏帽子紋 ■扇紋 ■地紙紋 …ほか
Ⅵ 建造物・乗物紋 p.201
■庵紋 ■井桁紋 ■井筒紋 ■石畳紋 ■鳥居紋 …ほか
Ⅶ 文様・文字・図案紋 p.206
■鱗紋 ■角紋 ■唐花紋 ■亀甲紋 ■来留子紋 …ほか
家紋の種類と用途 p.215
家紋 INDEX p.216
参考文献 p.221
掲載絵師一覧 p.222
奥付け p.224
萌え本分類:解説書、図鑑型。
ナビゲーター:なし。
カバー表紙:タイトルは横書き。タイトルの字色は白、金白の縁つき赤、グラデュエーションつきの金。黒無地、家紋(織田木瓜)の図を背景に和装少女のイラスト。
中表紙:主要な家紋の図柄を背景に、タイトルおよび著者名を配する。
折込ポスター:なし。
本文:縦書き、二段組みが基本。目次、コラムは三段組み、図表の解説文、INDEX、絵師一覧のコーナーなどでは横書きの部分も多い。
構成・設定: 巻頭よりp.32までのイラストページはフルカラー。以後はモノクロ印刷。
全体は「巻頭のカラーイラスト集」「鎌倉時代から幕末まで、年代別の主要な人物別の家紋紹介」「戦国時代の地域別武将家紋地図、テーマ別の家紋図鑑」の3部に大別される。
巻頭のカラーページは頁単位(一部見開き)で、家紋を配した時代風衣装をまとった萌えイラスト集。
本文は項目ごとに1/2から2頁をあて、鎌倉時代から幕末までの有名人物(武家、公家等)の人物紹介と一族が使用した家紋を解説する。後半の解説部分は、「戦国武将の家紋地図」、「家紋図鑑」、50音順家紋索引、引用文献集などが含まれる。巻末の絵師一覧は担当イラストの一部を背景に作家のコメントを掲載。リンクは付属しない。
評価:
萌え絵度: イラストレーターの総数は11名。カバーイラスト(冒頭頁のカラーイラスト)は、中野友和さんが担当。前述の通り、家紋をつけた和風萌えイラスト集の体裁を取っているものの、イラストの一部にCGの家紋を重ねただけで本文との内容的な関係は皆無。絵柄の統一感もあまり考慮されていない。
テーマ萌え度: 著者の「日本博識研究所」は、出版各社より様々なジャンルの知識本を多数出版している。特に家紋に造詣深いわけではなさそう。本書の特色は単なる家紋の歴史書ではなく「時代別の主要人物」の解説に家紋の由来を付属させた構成にある。日本史の入門書としては普通の水準だが人物紹介にくらべて家紋の解説部分が少なく、内容がタイトルに負けている。
萌え本的意義: 宝島社発行の萌え本としては、
別冊宝島版として『 まんがで哲学しよう(1743) 』(11/03)、『 -ドラッカー(1710) 』(10/11)から最新刊の『 -統計学(2066) 』(13/09)までの「まんがと図解でわかる- 」シリーズ16冊、
上記の文庫化、宝島SUGOI文庫版として、『(まんがで学ぶ)哲学入門 』(12/12)、『 -ドラッカー 』(12/03)から最新刊の『 -空海と密教 』(13/04)までの「 まんがと図解でわかる- 」シリーズ5冊のほかに、
コミック部分を主体とした『(ぜんぶマンガで簡単にわかる)ドラッカー超入門(別冊宝島1840) 』(11/12)と、
その書籍版『 まんが 元自衛官みのり ドラッカー理論で会社を立て直す 』(11/12)、
SUGOI文庫版『 まんがでわかる! ドラッカー 』(13/01)3冊、
B6判の『(まんがでわかる)7つの習慣 』(13/10)の3系統が存在する。
本書はこれらのいずれにも属さず、B6版・600円台の価格設定などコンビニ本の体裁を取る。家紋を扱った一般書の巻頭にイラスト集が載ってるだけの安易な構造で、他の書籍とは属性・水準ともやや劣る印象がある。家紋図解本は入門書から専門図書に至るまで各社より様々な版形で出版されているが、萌え書籍はおそらく本書が唯一。
総合萌え度 :★☆☆☆☆
紹介ブログ記事:
小林雅成の新説~家紋解読学~ 2012年04月21日づけ記事、
『自分のルーツが分かる!家紋の歴史』
http://plaza.rakuten.co.jp/familycrest/diary/201204210000/
「 見開きに若手イラストレーターの作品が31ページほどカラーで載せてある。
こういう本のつくりもいいかなとおもう。
ゲームから家紋に慣れ親しむ若者世代に受けるのだろう。
イラストの次にくる中身は一般受けする説を従来の本から引用しているようだ。
戦国武将家紋地図の中身が100ページから載せてある。
地図を見て『おお!!どこかで見たことがある!』と思ったら、99ページに家紋WORLDさんの協力となっていた。 」
カバーイラスト担当、中野友和さんのブログ、
Back Yard Built. 2012年01月18日づけ記事、
仕事情報
http://backyardbuilt.blog118.fc2.com/blog-entry-416.html
「 1月19日発売の宝島社の「自分のルーツがわかる! 家紋の歴史」は表紙を描かせてもらいました。
この絵が目印ですよ。着物の柄が大変でした。 」
宝島社 の紹介ページ:
01月19日発売、との記述あり。
詳細目次、著者プロフィールを掲載。
カバーを含めて20頁分の内容見本へのリンクあり。
Amazon.co.jp の紹介頁
honto(旧bk1) の紹介頁
楽天ブックス の紹介頁
セブンネットショッピング の紹介頁
紀伊国屋書店 の紹介頁
付記:
Amazon、公式サイト上の発売日は01月19日、hontoの取り扱い開始日は03月29日。その他の書店サイトでは02月との記載が主。
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